説明

セラモプテック インダストリーズ,インコーポレイテッドにより出願された特許

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本発明は、血液、血清およびその他の体液のような複合環境中の病原微生物および悪化したまたは悪性の細胞のような望ましくない体液種(body fluid species)を除去する、減少させる、破壊するおよび/または阻害するための増強された方法および改良された装置を提供する。好適な実施形態では、本発明は、複合的な体液中のグラム(−)およびグラム(+)細菌の両方を効果的に不活性化する、減少させるおよび/または破壊する抗菌PDT治療および装置を提供する。好適な装置の実施形態は、別々にまたは順番に並べられた誘導流路と少なくとも1つの電磁放射線源とを含む。好ましくは、レーザ装置またはLEDパネルを用いて電磁放射線を照射して、光増感剤を活性化する。電磁放射線を治療パラメータに基づくパルス幅で、断続的に照射することが好ましい。サフラニンOに基づく好適な光増感剤組成物とともに使用する場合、好適なレーザ照射波長は500〜580nmの範囲にある。さらに本発明は、有害な宿主炎症性応答の原因となる病原微生物断片の生物学的活性を中和すること、ならびにそのような病原微生物断片を減少させるおよび/または除去することにより、有害な宿主の炎症性応答を低減する。 (もっと読む)


安全で有効な医療的応用のために改良した方法および装置が提供される。好ましい実施形態では、(信頼できる小型の固体状態の装置から発生する有効な電力などの)レーザダイオード固有の利益の使用に基づいて、プラズマおよび高エネルギーの蒸気は、医療的応用のために電力レベルおよび電力密度を十分に備えて生成されて、医学的適応に対処し、広域にわたる損傷の生成を回避する。様々な構造の送達手段を使用して、プラズマおよび高エネルギー蒸気を先端で引き起こすことができる、高電力密度を達成する。火花の少ないプラズマおよび高エネルギーの蒸気泡が形成されると、初めの波長に加えて他の波長も吸収されることがしばしば見受けられる。結果として、ダイオードまたはダイオード励起レーザによって発生されたより有効な他の波長は、治療効果を向上させるためにビームに追加され得る。たとえば、1470nmの波長を使用して、火花のないプラズマ泡を生成することができ、併せて980nmの波長を使用して、組織を気化し卓越した止血効果を引き起こすことができる。プラズマまたは高エネルギー蒸気が定位置に置かれると、この域からの放射線は組織効果を決定する。別の実施形態では、高尖頭出力のパルス放射線が使用される。1470nm、1940nm、または1550nmの波長が好ましい。さらに、高尖頭出力のパルス放射線は、水中で980nmなどの媒体吸収を備える別の波長との組合せに適用できる。別の実施形態では、同心二重コアファイバを使用して、点火放射線はほぼ単一モード、すなわち内核に誘導され、パルスを維持し高めるために使用される放射線は周囲の第2の外核に誘導される。 (もっと読む)


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