説明

プランゼー・ソシエタス・ヨーロピアにより出願された特許

1 - 1 / 1


本発明による、高温燃料電池のための基板支持されたアノードは、金属基板上に少なくとも3層のアノード層複合体(A1、A2、A3)を有する。アノード層複合体の個々の層は、それぞれ酸化イットリウム安定化二酸化ジルコニウム(YSZ)およびニッケルを含んでおり、その際、ニッケルの平均粒径は、基板からの間隔が増すにつれて層ごとに小さくなる。アノード層複合体の最後の、電解質との接触のために設けられた層は、4μm未満の、本発明の枠内では平均表面粗さとも言う二乗平均平方根粗さRを示す。この層の全体の平均孔径は、一貫して0.3〜1.5μmの間である。高温燃料電池のためのこのような基板支持されたアノードの製造方法においては、アノード層複合体の少なくとも第1および第2の層には、酸化イットリウム安定化二酸化ジルコニウム(YSZ)およびニッケル含有粉末の二峰性の粒径分布を有する原料粉末が使用される。使用されるニッケル含有粉末の平均粒径は層ごとに小さくなり、これによりアノード層複合体の最後の層での粒径は、有利には最大0.5μmである。
(もっと読む)


1 - 1 / 1