説明

株式会社ニチリョーにより出願された特許

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【課題】押しボタンを押し下げたときに液体を吸引し得るピペットを提供する。
【解決手段】ピペットは、下端にチップ6を着脱自在に取付けられるノズル部5を下方に一体的に有する筒形ボデー2と、該ボデーに対して上下動自在に配された押ボタン11と、該ボデーの内部で該ボデーに対して固着されたプランジャ7と、上部の第1筒形部13a及び下部の第2筒形部13bを有し、該押ボタンと一体的に上下動可能に配された筒形部材13であって、該第1筒形部が該プランジャ外周にシール的に且つ軸方向可動に嵌合され且つ該第2筒形部が前記ノズル部内周にシール的に且つ軸方向可動に嵌合され、これにより該筒形部材の内部に第1の室41を画定し、且つ該ノズル部の内部に第2の室42を画定する前記筒形部材と、押ボタン及び前記筒形部材を上方へ付勢する弾性手段9、14とを具備する。 (もっと読む)


【課題】容器の内面に付着した残留物を分析対象の液で共洗いした後に当該液を廃棄し、新たな分析対象の液を分注する液分注装置等を提供する。
【解決手段】分注装置1は、キャップ11付きのボトル10を搭載し、回転可能なターンテーブル12と、ターンテーブル12を回転させるテーブル回転ユニット13と、ターンテーブル12に搭載されたボトル10のキャップ11を開閉するキャップ開閉ユニット20と、キャップ開閉ユニット20により開栓されたボトル10に対するサンプル液の吸引または分注を行う液吸引分注ユニット30とを有する。ターンテーブル12に搭載されたボトル10及びボトル10内のサンプル液を揺り動かしてボトル10の内面をサンプル液で洗浄した後にサンプル液を排出し、廃棄したサンプル液と同一の新たなサンプル液を共洗いしたボトル10に分注する。 (もっと読む)


【課題】繰り返し使用により摺動部に摩耗が発生した場合、吸入、排出容量を可変設定しうるピペット及びプランジャのプランジャシール機構を提供する。
【解決手段】プランジャシール機構は、プランジャ29に嵌合されたOリング保持リング101と、前記プランジャ29に嵌合されたシールリング102と、前記Oリング保持リング101及び前記シールリング102間に介装されたOリング103と、前記Oリング保持リング101を軸方向へ所定の力で押圧して前記Oリング103を前記筒形シリンダ部材121の傾斜内面121aに対して押圧し、前記所定の力の軸直交方向分力により前記シールリング102をプランジャ29外周面に対して半径方向内方へ押圧させるOリング押圧ばね104とを具備し、前記傾斜内面121aの傾斜角度αはピペットの軸直交方向に対して40°〜65°であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粉体分注装置において、分注装置は同軸形状のシリンダ及びプランジャから全体が略ノズル形状ゆえ、ロボットの取付軸に容易に取付け可能であり、その動作の自動化が可能であり、作業効率を大幅に向上し得る。
【解決手段】装置本体に設けられたシリンダと、フィルタ体を固着され且つ該シリンダに対して同軸的に相対スライド自在に配されたプランジャであって、所定スライド限界位置において該シリンダ先端内部で且つ該フィルタ体の外方に所定容積の粉体収納空間を画成する前記プランジャと、該シリンダに連通して配された吸引・吐出手段であって、前記フィルタ体を介した吸引作動時に該シリンダ先端から空気と共に粉体を吸入し前記粉体収納空間内に粉体を吸入させ、前記フィルタ体を介した空気の吐出作動時に前記粉体収納空間から粉体を排出させる前記吸入・吐出手段と、を具備することを特徴とする粉体分注装置。 (もっと読む)


【課題】 各種分注用装置に用いられる分注用ノズルにおいて、ノズルの構成成分の分注対象溶液への溶出や、ノズルの腐食及び膨潤を低減でき、分注用装置の分注精度及びノズルの耐久性を高め得る分注用ノズルを提供する。
【解決手段】 ノズル1の内周及び外周表面の全域にわたって、ポリシラザンによるガラスコーティングを、0.02μm〜10μmの膜厚で施す。ノズル1は、例えば、ピペット装置10のノズル装着部13に装着されるノズルとして、又は分注用ロボット装置20のノズル装着部26に装着されるノズルとして用いられる。 (もっと読む)


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