説明

株式会社岡田組により出願された特許

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【課題】 耐久性に優れているとともに、既設杭の撤去時に既設杭撤去用重機に連結されるケーシングの長さ制限を解消することで、既設杭の撤去作業性を向上させることができる既設杭の撤去装置を提供する。
【解決手段】 既設杭撤去用ケーシング3にチャック爪5を回動自在に取付るとともに、チャック爪5が出入りする透孔10を設け、チャック爪駆動装置によりチャック爪5を駆動して既設杭25の端部をチャッキングし、この状態で既設杭撤去用重機のトップシーブ装置でチャック爪駆動装置およびケーシング3を引上げる際に、チャック爪5で持ち上げられる既設杭25の荷重によって、チャック爪5の上下の2つの位置P1,P2が透孔10の上下2つの内面P3.P4に当接するように構成する。また、前記トップシーブ装置には、ケーシング3の貫通を許容する上下方向の貫通部を形成する。 (もっと読む)


【課題】 手作業による油圧ホースの接続・分離作業の省力化を図れる既設杭の引抜き装置を提供する。
【解決手段】 既設杭引抜き用のケーシング5の外面上部側に油圧シリンダ17を、外面下部に油圧シリンダ17の伸縮作動によりケーシング5に突入・退出する既設杭チャック爪18をそれぞれ取付けている。駆動装置3側に油圧スイベル30が設置され、この油圧スイベル30は非回転のハウジング内に駆動シャフト9に連結されたスピンドルを回転可能に嵌挿するとともに、油圧源からの作動油が前記ハウジングから前記スピンドルへ流れるように油路を形成しており、前記スピンドルから送られる作動油によって油圧シリンダ17が伸長作動して既設杭チャック爪18を突入させる。 (もっと読む)


【課題】 既設杭を小さい引抜操作力で容易に引抜くことのできる既設杭の引抜工法を提供する。
【解決手段】 既設杭6の最大外径より大きい円筒状のケーシング3を、このケーシング3下端の内外周辺の土砂を泥濘化剤で泥濘化しながら、既設杭6を囲繞するよう少なくとも該既設杭6の深度まで打ち込み、次いで、既設杭6をつかんでケーシング3と共に引抜く時に該既設杭6の下端と地中との間に生じる負圧空間Sに空気を送り込みながら既設杭6を引抜く。 (もっと読む)


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