説明

大阪鋼灰株式会社により出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】金属カルシウムを用いる脱硫剤で、水素爆発の原因となる空気中の水分との反応を防止でき、取扱いを容易とし、さらに簡単に製造でき、しかも低い温度で容易に且つ効率よく脱硫できる鉄系金属の脱硫剤を提供する。
【解決手段】金属カルシウムの表面に、有機物及び/又は無機物の皮膜又は層を表面に形成した脱硫剤として用いる。金属カルシウムの粒径0.5〜30ミリメートルの粒子であり、有機物が熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂であり、前無機物が金属、珪酸ソーダ、又は公知の脱硫剤である。有機物又は無機物は、これを溶液又は溶融した状態とし、この中に金属カルシウムを浸漬することにより、表面に有機物又は無機物の皮膜又は層を形成する。 (もっと読む)


【課題】脱硫・脱燐に寄与するNa2 Oを積極的多量に生石灰に混成させたかたちの精錬剤とすること、Na2 Oが溶湯投入直後に消失することなくCaOとともに溶鉄内での反応を可能にしておくこと、Na2 Oの原料となるNa2 CO3 の精錬剤への転化率を高めて未消費損失を可及的に抑制できるようにすること。
【解決手段】カルシウム・アルミネート・ソーダの混成固形物CaO・Al23 ・Na2 Oを30ミリメートル以下に粉砕した石灰系フラックスであり、これにはCaO100重量部に対してAl23 は80ないし120重量部、Na2 Oは24ないし76重量部含ませる。また、カルシウム・フェライト・ソーダの混成固形物を粉砕した石灰系フラックスとする場合、CaO100重量部に対してFe23 は90ないし130重量部、Na2 Oは25ないし80重量部含ませる。 (もっと読む)


【課題】溶銑、溶鋼等の溶融金属の脱硫を実施するに際し、生石灰系物質自体の脱硫効率の向上を図る溶融金属の脱硫剤を提供する。
【解決手段】CaOを含有する平均粒径200μm以下の粉体で、その粉体表面の平均細孔径が5μm以上40μm以下の脱硫剤において、粉体の補正密度ρを3500〜4500(kg/m)とするものである。更に、好ましくは、前記粉体に金属Mgを3〜30質量%又はCaCを3〜50質量%、CaFを3〜40質量%配合する溶融金属の脱硫剤である。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できることを実現した石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】石灰石を粉砕し、これを造粒し、NaClを接触させて焼成した後、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕された塩焼き生石灰とする。または、石灰石を粉砕し、これを塩水で練って造粒し、造粒物を焼成した後、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕された塩焼き生石灰とする。これらは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応して、スラグの生成を促進する石灰系フラックスとなる。なお、造粒するときAl2 3 やCやマグネシアを混ぜておいてもよい。生石灰を破砕または粉砕した後に、カルシウム・フェライトをブレンドすることもできる。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成して得た生石灰を使用しつつも、ポーラス化をさらに高めて反応性を飛躍的に上げること、それによって蛍石の使用を排除できるようにした石灰系精錬用フラックスを提供する。
【解決手段】破砕された石灰石に工業塩を接触させて塩焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕して塩焼き生石灰フラックスとする。これは、金属精錬炉内の溶湯に含まれる硫黄分もしくは燐酸分等と反応してスラグの生成を促進する。なお、破砕された石灰石を素焼きし、造滓作用可能サイズに破砕または粉砕した素焼き生石灰を混合しても、粉砕された石灰石を造粒して素焼きした素焼き生石灰を混合しても、さらには、カルシウム・フェライトを混合するようにしてもよい。 (もっと読む)


1 - 5 / 5