説明

株式会社フジコーにより出願された特許

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【課題】レーザ光を照射して溶射皮膜を溶融するときの溶射皮膜を形成した素材の耐熱・耐食・耐摩耗性や硬度の一層の向上を図ることができる溶射皮膜の改質方法を提供する。
【解決手段】溶射皮膜を形成した素材の該溶射皮膜にレーザ光を照射して該溶射皮膜を溶融する溶射皮膜を形成した素材の改質方法において、800〜500℃の降温範囲における冷却速度を40℃/s以上とする。また、700〜1000℃の昇温範囲における加熱速度を20℃/s以上とする。溶射皮膜の材料として、Ni基自溶合金、Co基自溶合金、Fe基自溶合金またはWC自溶合金を用いる。 (もっと読む)


【課題】 ロール本体と溶射被膜との密着性を従来よりも向上させ、溶射法により製造したロールの使用範囲を広げることが可能なロールの製造方法及びこれを用いて製造したロールを提供する。
【解決手段】 ロール本体10の表層部11を硬化させ、その表面に結合材を含む硬質セラミックスを、溶射速度800m/秒を超え1200m/秒以下で高速溶射し、気孔率が1.5体積%以下の溶射被膜12を形成する。また、ロール本体10の表層部11は、硬化肉盛層の形成又は焼入れにより硬化させる。 (もっと読む)


【課題】 芯材を予熱して芯材全体を略均一な温度に加熱しておくことで、従来よりも優れた品質のロールを製造でき、しかもロールの製造時間を従来よりも短縮させることが可能なロールの製造方法を提供する。
【解決手段】 電磁誘導加熱コイル25を備えた耐火性加熱型18の下部に冷却型19が配置された組み合わせモールド10の内部に、芯材11を同心垂直に挿入し、加熱コイル26で芯材11の周囲を固相線温度Ts近傍まで加熱しながら、芯材11の周囲の環状空隙部22に溶湯12を注入して芯材11を降下させ、その外周に溶湯12を溶着させながら鋳掛け肉盛層13を形成するロールの製造方法において、芯材11を加熱コイル26で加熱する前に、芯材11の中心部と表層部の温度差が100℃以内で、しかも芯材11の表層部の温度が300℃以上かつ固相線温度Ts以下となるように芯材11を予熱する。 (もっと読む)


【課題】 芯材の外周の酸化を抑制し、芯材と溶湯との密着性を良好にして、安定した品質のロールを製造することが可能なロールの製造方法を提供する。
【解決手段】 電磁誘導加熱コイル10を備えた耐火性加熱型19の下部に冷却型20が一体的に配置された組み合わせモールド11の内部に、芯材12を同心垂直に挿入し、芯材12の周囲の環状空隙部23に溶湯13を注入して芯材12を降下させ、芯材12の外周に、溶湯13を溶着させながら凝固させて鋳掛け肉盛層14を形成するロールの製造方法において、芯材12の外周に、融点が予熱された芯材12の表面温度より高く、しかも溶湯13にする金属の液相線温度より低い酸化防止コーティング材15を予め被覆する。 (もっと読む)


【課題】 大気中かつ常温で簡単に施工でき、大面積で複雑形状の基材表面にも耐久性のある皮膜を形成可能で、しかも光触媒機能を十分に発揮可能な光触媒機能皮膜及びその形成方法を提供する。
【解決手段】 光触媒機能皮膜10は、原料粉であるアナターゼ型の二酸化チタンの粒子11がルチル型に変態するのを制御しながら、低温度の溶射フレーム29を用いて、基材12上に二酸化チタンの粒子11の高速溶射を行い、前記二酸化チタンの粒子のアナターゼ型を維持しながら積層する。また、溶射フレーム29の温度は、700℃以上2000℃以下である。 (もっと読む)


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