説明

株式会社フジコーにより出願された特許

11 - 20 / 25


【課題】所望形状の摩擦肉盛層を金属管の表面に安定かつ容易に形成できる金属管の摩擦肉盛装置及びその摩擦肉盛方法並びに複合金属管を提供する。
【解決手段】金属管11の内側に内面治具12を当接させて内側から支持すると共に、高速回転させた肉盛材13を金属管11の外面上の接合部へ押し付け、金属管11をその長さ方向へ移動させながら外面を摩擦肉盛した後、金属管11を回動又は移動させその外面を順次摩擦肉盛して、摩擦肉盛層を形成する金属管の摩擦肉盛装置10であって、内面治具12は、金属管11の内面に当接し内側から支持する裏当て金具22と、これを金属管11の内面に当接及び離脱させる操作手段29、30と、金属管11の周方向に回転し操作手段29、30の裏当て金具22への押圧力を調整する回転軸部33とを有し、裏当て金具22で支持された金属管11の外面に摩擦肉盛層を形成し、複合金属管を製造する。 (もっと読む)


【課題】苛酷な高温環境下で用いられる複雑構造の水冷構造物表面の硬質保護皮膜を完全に剥離除去することができる皮膜除去方法を提案することにある。
【解決手段】高温の排ガスやダストが発生する雰囲気中において用いられる水冷式メンブレン構造物のその表面に被覆されている硬質皮膜の除去に当たり、この水冷式メンブレン構造物に対し、まず、スチールグリットにてブラスト処理し、次いで、非ブラスト個所をグラインダー掛け処理し、その後ふたたび仕上げのグリットブラスト処理を行う硬質皮膜除去方法。 (もっと読む)


【課題】熱間粗圧延、特に熱疲労き裂に対し損傷が小さくかつこの種のロールが有する耐摩耗性を適度に有して消耗が少ない熱間圧延用複合ロール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】組合せモールド12内に芯材13を挿入しその外周の環状空隙部に溶湯14を注入して芯材13を連続的に降下させ、肉盛層15を形成した後、熱処理と機械加工を行って製造される熱間圧延用複合ロールであり、溶湯14は、C:1.0〜2.0質量%、Si:0.2〜2.0質量%、Mn:0.2〜2.0質量%、V:4.0〜8.0質量%、Cr:2.0〜5.0質量%、Mo及び/又はW:2.0〜8.0質量%、及びTi:0.05〜0.30質量%を含有し残部がFeで、肉盛層15に晶出したMC、MC及びMの1種又は2種以上の金属炭化物の占有率を3.0面積%以下、及び金属炭化物のサイズと二次デンドライト組織の結晶粒サイズを50μm以下に微細化した。 (もっと読む)


【課題】大気中かつ常温で簡単に施工でき、大面積で複雑形状の基材表面にも耐久性のある皮膜を形成可能で、しかも光触媒機能を十分に発揮可能な光触媒機能皮膜の形成方法を提供する。
【解決手段】原料粉であるアナターゼ型の二酸化チタンの粒子11がルチル型に変態するのを制御しながら、低温度の溶射フレーム29を用いて、基材12上に二酸化チタンの粒子11の高速溶射を行い、前記二酸化チタンの粒子のアナターゼ型を維持しながら積層する光触媒機能皮膜の形成方法において、原料粉であるアナターゼ型の二酸化チタンの粒子を、水及び有機系溶液のいずれか一方又は双方中に混入し、この混合液を溶射フレーム29の投入前に霧化して、この霧状粒子を溶射する。 (もっと読む)


【課題】触媒活性を低下させることなく製膜を行うことが可能で、可視光の照射下で高い抗菌活性を有する可視光応答型光触媒皮膜及びその製造方法、並びに可視光応答型光触媒皮膜を用いた殺菌方法及び殺菌装置を提供する。
【解決手段】可視光応答型光触媒皮膜10は、窒素、炭素、及び硫黄原子のいずれか1又は複数を結晶格子中にドープした二酸化チタンを含む可視光応答型光触媒の微粒子と、抗菌性を有する金属の微粒子とを含む混合物を、溶射法又はコールドスプレー法を用いて基材12の表面に成膜することにより形成され、衛生部材の抗菌性皮膜、又は種子等の殺菌方法に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 鋼板の熱間連続圧延において、圧延鋼板との間で高い摩擦を有し摩耗が少なく、かつ偏平や降伏損傷せず圧延鋼板との間にスリップ現象を生じない圧延用ロール及びその製造方法等を提供する。
【解決手段】 帯鋼または鋼板を熱間圧延する連続熱間圧延機群の後方3基の圧延機に組み込まれる熱間圧延用複合ロールである。ロールの直径を250〜620mmとし、縦弾性係数を200GPa以上とするとともに、外層の化学成分が質量比で、C:1.0%〜3.0%、Si:0.2〜2.0%、Mn:0.2〜2.0%、V:3.0〜10.0%、Cr:3.0〜10.0%、Mo、Wの1種または2種を2.0〜10.0%およびTiを0.2%以下含有し残部Feおよび不可避的不純物からなる外層材を形成し、連続鋳掛け法を用いて複合ロールとしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い反応効率を有するとともに耐久性に優れた光触媒機能皮膜およびそれを用いた水処理方法を提供する。
【解決手段】光触媒機能被膜は、二酸化チタンを含む微粒子、好ましくは、アパタイト、ゼオライトおよび活性炭からなる群より選択される1または2以上の吸着剤と、二酸化チタンとを、1:99〜7:93の質量比で含有する混合物を原料粉として、フレーム温度700〜2000℃の高速フレーム溶射により形成される。この光触媒機能被膜を有する光触媒反応器10と貯蔵容器31との間で被処理水を循環させながら、または、第1の貯蔵容器41から光触媒反応器10へ処理前の被処理水を供給し、光触媒反応器10から第2の貯蔵容器42へ処理後の被処理水を流出させながら、処理後の被処理水の一部を循環させて、光触媒反応による水処理を行う。 (もっと読む)


【課題】基材の表面に耐摩耗性、耐腐食性、及び耐熱衝撃性に優れた肉盛溶接部を形成する肉盛溶接方法及び該方法によって形成した肉盛溶接部を提供する。
【解決手段】厚さ1.5mm以上の基材11表面に、ニッケル基合金はステンレス合金を肉盛溶接して、耐摩耗性、耐腐食性、及び耐熱衝撃性に優れた肉盛溶接部を形成する肉盛溶接方法において、MIG溶接又はMAG溶接を行う溶接機27を使用し、ウィービングの振幅を7mm以上で20mm以下、ウィービングの振動数を7回/秒以下、溶接速度を2mm/秒以上で17mm/秒以下にして、肉盛溶接部の基材11からの希釈率を10質量%以下にする。ここで、溶接機による溶接の入熱量は400Joule/mm以上で1100Joule/mm以下にするのがよい。 (もっと読む)


【課題】垂直又は斜めに設けられた大型構造物の内面に短時間でしかも均質な肉盛溶接層を形成できる構造物の肉盛溶接装置及びそれを用いた肉盛溶接方法を提供する。
【解決手段】中空長尺で大型の構造物の内面11に支持金具12を介して周方向に取付けられた枠状の第1、第2のレール13、14と、第1、第2のレール13、14に沿って移動する対となる走行台車15、16に連結された縦ガイド部材17と、縦ガイド部材17に沿って上下動する昇降台車18と、昇降台車18に取付けられ水平方向に進退する水平ロッド部材19と、水平ロッド部材19の一端部の取付け金具20に構造物の内面11の溶接部方向に対して進退機構21及び傾動機構22を介して進退及び傾動可能に設けられた溶接トーチ24と、これらの制御装置25及び溶接トーチ24に溶接ワイヤ26及び電力を供給する溶接機27とを有する。 (もっと読む)


【課題】大気中かつ常温で簡単に施工でき、大面積で複雑形状の基材表面にも耐久性のある皮膜を形成可能で、しかも光触媒機能を十分に発揮可能な超親水性の光触媒機能皮膜及びその形成方法を提供する。
【解決手段】溶射材料に含まれるアナターゼ型二酸化チタン粒子11がルチル型に変態するのを制御しながら、熱膨張性を有する基材13上に700℃以上2000℃以下の温度の溶射フレームを用いて溶射材料の高速溶射を行なって、圧縮の残留応力が発生している溶射層14を形成する。 (もっと読む)


11 - 20 / 25