説明

フジノン佐野株式会社により出願された特許

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【課題】紫外線照射ランプを基板に近接した位置から照射でき、基板を効率的に、しかもむらなく洗浄することができるようになし、また紫外線照射ランプが蒸着源から基板までの経路と干渉しないようにする。
【解決手段】真空蒸着装置を構成するチャンバ1の内部に成膜される基板10が所定数装架されたドーム4が設けられ、このドーム4の下方位置に蒸着源ユニット5が設置されている。紫外線照射ランプ20とランプハウス21とからなるランプユニット22はドーム4に近接した紫外線照射位置と、ドーム4から離間した退避位置との間に往復変位可能になっており、紫外線照射ランプ20はライン状のものであり、その長さ寸法は、ドーム4において、各基板10が装架される基板装着孔7の配列幅寸法より長く、紫外線照射位置では、各基板10に対して僅かな隙間を介して対面する。 (もっと読む)


【課題】接続パイプをケーシング本体の段差付き透孔に、格別の加工を施すことなく容易に接続でき、しかもこの接続パイプを強固に固定できるようにする。
【解決手段】バルブケーシング10に設けた段差付き透孔13a〜13dに接続パイプ11a〜11dを装着するために、作業台23にバルブケーシング10を保持させて、アーム25,26に設けた挿通孔27a〜27dに挿通させたセンタリング用ロッド28a〜28dにろう材17を装着した接続パイプ11a〜11dを係合させて、透孔13に対してセンタリングした状態で段差面16に当接させ、この接続パイプ11の外周面と大径部14の内周面との間には、円環状の隙間Gを形成させ、高周波誘導加熱装置40によりろう材17を加熱溶融させて、この隙間Gにろうを浸透させる。 (もっと読む)


【課題】照明装置を見る場所によって照明光の色が変化する照明装置を提供する。
【解決手段】光を透過させる透明基板であるガラス管11の表面に、入射光の角度に応じて透過光の色を変化させる誘電体多層膜2を成膜する。誘電多層膜2は、可視光の中の一部の光を透過させる高屈折率膜と低屈折率膜とを1層又は複数層交互に積層した誘電体多層膜であって、入射光の角度によって透過波長域をシフトさせる。誘電体多層膜2に積極的に角度依存性を持たせることで、透過光の色が入射角によって様々に変化するため、見る場所によって照明光の色が変化する。また、角度依存性を持たせるために、低屈折率膜の光学膜厚は高屈折率膜の光学膜厚よりも厚くしている。 (もっと読む)


【課題】薄型の基板に光学膜が形成されたときに、特別な修正用の薄膜を形成することなく、光学膜による膜応力を緩和して、光学膜の平面化を図ることを目的とする。
【解決手段】反射多層膜12の応力を緩和するために、透明基板10の被成膜面10Sと被摺面10Rとで面の粗さに差を持たせて、被成膜面10Sには反射多層膜12を形成し、被摺面10Rを摺面化して摺面13を形成する。反射多層膜12は膜応力を有しているため、被成膜面10の方向に凸の歪みを生じさせ、また摺面13が形成されることにより、トワイマン効果による応力が作用し、摺面13の方向に凸の歪みを生じさせる。膜応力と摺面形成による応力とは、相互に逆の方向に湾曲させるため、相互に応力をキャンセルし合い、反射多層膜12を平面化させる。 (もっと読む)


【課題】光学素子が固定基台に固定された光学素子の固定機構であって、強力な接着強度を確保しつつ、位置決め機能の損失や接着剤の剥離を回避することを目的とする。
【解決手段】光学素子1の固定基台60に対する固定面10Fは、固定基台60と当接して位置決めを行うための1又は複数の素子基準領域73と、固定面10Fに露出している接合部位80と、固定基台60に接合して固定する固定用接着領域71とを有し、固定基台60は、素子基準領域73と当接する固定基準面63を有し、固定用接着領域71は、素子基準領域73及び固定面10Fに露出している接合用接着剤G1の部位を除いた一部又は全部の領域となし、固定用接着領域71を粗面化した状態で、光学素子1と固定基台60との間を固定用接着剤G3で固定している。 (もっと読む)


【課題】光学フィルムを用いることなく、膜の剥離や膜割れ等の問題を回避しつつ、所定の光学的機能を満たすような光学素子を得ることを目的とする。
【解決手段】透明基板11上に光学的機能を発揮する基本光学膜BCが形成された基本光学部材12に、基本光学膜BCの不足分の光学的機能を補完するための補完光学膜SCが透明基板11上に形成された補完光学部材13が貼り合わせられて積層されている。微小量の補完を行う補完光学膜SCは、透明基板11に形成されているため、基本光学膜BCの不足分は、補完光学膜SCを直接基本光学膜BCに形成するのではなく、補完光学部材13を基本光学部材12に光学接着剤等により積層させている。これにより、膜の剥離や割れ等の問題を招来することなく、所定の光学的機能を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】被研削面に対する刃部の接触面積の変化や、刃部の欠損が生じ難い研削用砥石車および研削方法を得る。
【解決手段】研削用砥石車10は、砥石軸線Aに対して所定の開き角度αをなすように形成された円筒状の刃部12の内外両側面12a,12bが互いに平行に、かつ該刃部12の先端面12cがこれら内外両側面12a,12bに対し垂直となるように形成されており、主軸回りに回転する被研削面に対し、刃部12を垂直に当接させながら研削が行われように構成されている。 (もっと読む)


【課題】接着剤が形成されない領域に接着剤が食み出すことを防止する。
【解決手段】基板2の表面の複数箇所に、位相差板10を接着するための接着領域1Aと位相差板10が接着されない基板露出領域1Bとが形成され、接着領域1Bに位相差板10が接着された偏光変換素子1を製造するときに、基板露出領域1Bへの接着剤91の食み出しを防止するために、粘着剤92が1面に形成された保護フィルムDFを、粘着面から基板2の表面の基板露出領域1Bに貼付する保護フィルム貼付ステップと、基板2の表面の少なくとも接着領域1Bの全面に接着剤91を塗布する接着剤塗布ステップと、保護フィルムDFをガイドとして、位相差板10に押圧力を作用させることにより、位相差板10を接着領域1Bに接着させる光学部材接着ステップと、保護フィルムDFを剥離する保護フィルム剥離ステップと、を有している。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化の要請を満たしつつ、高いフィルタリング機能を果たして高画質の画像を得ることを目的とする。
【解決手段】入射光のうちP偏光光又はS偏光光のうち何れか一方のみを透過させる平板状の偏光フィルタ50には、P偏光光又はS偏光光のうち何れか一方を信号光として透過し、他方を不要光として反射させて、入射光を必要光と不要光とに分解する機能を有する偏光フィルタ機能膜51が、入射光の進行方向に対して傾斜した方向に複数並列して形成され、偏光フィルタ機能膜51で反射した不要光を吸収する機能を有する吸収膜52が、偏光フィルタ機能膜51に対応して、入射光と平行な方向に複数並列して形成されている。 (もっと読む)


【課題】ミラーカバーや反射膜等を用いることなく光を反射させる。
【解決手段】本発明の投射型表示装置は、光源10と、光源10から射出した光を結像させるための結像光学系70と、光源10から射出した光を折り曲げて結像光学系70に導くための透明部材からなるプリズム40とを有している。結像光学系70に入射する光のうち、結像光学系への最大有効入射角以下の光を全反射させる屈折率ntをプリズム40に持たせる。これにより、反射膜等を必要とすることなく光を全反射させることができる。屈折率ntの範囲としては、「1.59597≦nt」が好ましい。 (もっと読む)


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