説明

日本エゼクターエンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】構造が簡単で保守性に優れた真空脱ガス炉用排ガス処理装置を提供する。
【手段】排ガス処理装置は、第1〜第3の前段側エゼクター3,4,5、第1コンデンサ6、後段側エゼクター7,8及び第2コンデンサ9を有している。第3前段側エゼクター5にはノズル17,18から霧化水を噴出できる。前段側エゼクター3,4,5がブースターとして機能している脱ガス工程ではノズル17,18は停止しており、ブースターとして機能していない脱炭工程ではノズル17,18で第3前段側エゼクター5に霧化水を噴出する。脱炭工程で第3前段側エゼクター5と第1コンデンサ6とをベンチュリスクラバーとして機能させることにより、粉塵を効率よく除去できる。その結果、エゼクター7,8や第2コンデンサ9の内面に粉塵が付着堆積することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス設備の真空槽の真空度を、簡単な構成により、ある一定の真空度に保つことができるようにすること。
【解決手段】真空脱ガス設備の真空槽2の真空排気を行うための真空排気ラインLに複数の真空排気装置4〜9を備え、予め定めた真空度範囲毎に、使用する真空排気装置の組み合わせを設定して真空槽2の真空排気を行う真空排気システムにおいて、真空排気ラインに圧力調節弁13を設けた。圧力調節弁13の開度を調節することにより、使用している真空排気装置を間欠運転させることなく、真空槽2の真空度を制御し、真空槽2の真空度を予め定めた真空度設定値に保つことができる。 (もっと読む)


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