説明

有限会社チリウヒーターにより出願された特許

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【課題】太陽熱を利用して温めた湯を複数の給湯対象に設定温度で正確に分配する。
【解決手段】集熱装置10によって温められた湯を、加熱装置60と水混合装置62とを含む調温装置12を経て設定温度に調節し、通路100を経て複数の給湯対象に供給する。また、複数の検量装置16が、複数の給湯対象に供給する湯量をそれぞれ検出する。加熱装置60は水混合装置62の上流側に設ける。貯湯タンク30内の湯温から設定温度を引いた温度差が第一設定温度差より小さい場合、加熱装置60のみ作動する。第一設定温度差より大きい第二設定温度差以上であれば、水混合装置62のみ作動する。第一設定温度差以上で第二設定温度差より小さい場合、加熱装置60と水混合装置62とが共に作動する。設定温度より高い第二の設定温度となるように加熱装置60を制御し、水混合装置62の制御により第二の設定温度まで温められた湯が水と混合して設定温度まで下がる。 (もっと読む)


【課題】外壁利用暖房装置を簡便かつ安価に構成する。
【解決手段】外壁利用暖房装置を、外壁10を構成するコンクリート壁12の一部により形成される蓄熱体20と、コンクリート壁12の外側において蓄熱体20の周囲を囲む枠体22と、枠体22と共同して蓄熱体20との間に閉鎖空間を形成するガラス板24とを備えたものとする。ガラス板24と蓄熱体20との間に、ガラス板24を通して蓄熱体20に太陽光線が入射することを許容する透光状態と阻止する遮光状態とを取り得るロールブラインド26を設ける。コンクリート壁12の表面には、太陽光線を吸収し易くするために黒色塗膜60を塗る。さらに、ガラス板24とコンクリート壁12との間に透光性断熱層64を設け、太陽光線の入射を許容しつつ蓄熱体20から外部への放熱を抑制する。建物の外壁10の一部を蓄熱体として利用するため、装置コストを低減させ得る。 (もっと読む)


【課題】開放式の循環路を備えた太陽熱利用システムにおける集熱器循環ポンプ停止時における熱媒液抜きを簡単な装置で可能にする。
【解決手段】循環路90の復路部100に、復路部100の内部と大気とを連通させる連通孔110を設ける。集熱器循環ポンプの停止後、連通孔110から復路部100への空気が流入し、少なくとも集熱器内の熱媒液のすべてが熱媒液タンク20に戻され、集熱器内は空気で満たされる。集熱器循環ポンプの運転中に連通孔から熱媒液が外部へ漏れないようにすることができ、仮に漏れてもその熱媒液は案内部122によりパイプ114の外面に沿って流れ、熱媒液タンク20に受けられる。集熱器循環ポンプ運転中における熱媒液タンク20内への空気の侵入を防止するために、熱媒液の流れに抵抗を付与する抵抗付与装置130を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】床暖房装置において、望ましい太さの可撓管を望ましいピッチで敷設可能とする。
【解決手段】床暖房装置の暖房床を構成する給熱管42を2重の渦巻き状に配設する。給熱管42の一部を規定部材110に巻き掛けてワイヤ162により固定することによってU字状の湾曲部を形成する。さらに、給熱管42をワイヤ130によって格子状部材112に固定し、コンクリート層内に埋設する。規定部材110の有効直径は、格子状部材112の格子間隔以上となるようにし、規定部材110を格子状部材112の格子の1間に対応付けて固定する。給熱管42の規定部材110から互いに平行に延びる2つの平行部170を、第一線材120あるいは第二線材122により構成される線状部126の互いに平行で互いに隣接する2本に固定する。 (もっと読む)


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