説明

株式会社高脇基礎工事により出願された特許

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【課題】 スプライン構造により、拡大翼を徐々に拡径する形式の掘削機について、掘削性に優れ、根固め拡大球根部の品質を確保でき、引き上げ時における排土量を抑えることができる基礎杭施工用掘削機の掘削ヘッドを提供する。
【解決手段】 掘削ヘッド1は、中空の駆動軸2と、その内側に軸方向に相対移動可能に収容される掘削軸3とを有し、これら相対移動を利用して、駆動軸2側にピン接合された拡大翼4を、掘削軸3側の拡径板5を介して拡縮する。駆動軸2の内面側のコ字状のキー溝6と掘削軸3の外面側のキー7によりスプラインを形成する。キー溝6は、縦方向のガイド部6aと、拡大翼4の縮径状態で駆動軸2を正転させるときにキー7が周方向に係合される第1の係止ロック部6bと、拡大翼4の拡径状態で駆動軸2を正転させるときにキー7が周方向に係合される第2の係止ロック部6cとからコ字状に形成されている。
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【課題】 杭体から根固め部、さらに支持地盤への効果的な荷重伝達を確保して大きな支持力を発揮でき、安価で施工性に優れた基礎杭の支持構造および鋼管杭を提供する。
【解決手段】 先端部外周に環状またはらせん状突起2を設けた鋼管杭1と、地盤中の支持層あるいは支持層を含む領域に形成される根固め部11からなり、以下の条件を満たす。「p/h=8〜15」、「H≧S1+S2」、「Dp×2≧Dg≧Dp+2×h」。ここで、pは突起2のピッチ、hは突起2の高さ、Hは根固め部11の全高さ、Dpは鋼管杭1の外径、Dgは根固め部11の外径を表わす。S1は外周突起の定着長さ、S2は鋼管杭先端から根固め部底面までの距離を表し、以下の条件を満たす。「1.75・Dg−2.45・Dp ≦S1≦1.75・Dg−1.75・Dp」、「Dp×2≧S2≧(Dg−Dp)/(2・tanβ)」。
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