説明

株式会社東陽テクニカにより出願された特許

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【課題】圧電薄膜における横方向圧電定数d31の正確な値を容易に測定することができる圧電薄膜における物性測定方法及び圧電薄膜における物性測定装置を提供すること。
【解決手段】基板上に、下部電極と、厚さtの圧電体である圧電薄膜と、をこの順に積層し、且つ圧電薄膜上に、長さtの互いに対向する少なくとも一組の辺を有する長方形状又は正方形状の上部電極を形成して試料を作成する。この試料を、上部電極の長さtの辺が第1の方向に一致するように試料台上に設置し、第1の方向における最端部にプローブを位置させ、上部電極と下部電極との間に所定の電圧Vを印加して圧電薄膜を変位させる。この変位に起因するプローブと上部電極との位置関係の変化を打ち消すように、試料台をプローブの変位に追従させて第1の方向に駆動し、この駆動量に基づいて圧電薄膜の第1の方向における変位量ΔSを算出して圧電薄膜の横方向圧電定数d31を算出する。 (もっと読む)


【課題】 正及び負の誘電率異方性を持つネマティック液晶材料の物理特性を決定することができるネマティック液晶材料の決定装置を提供すること。
【解決手段】 垂直配向を施した基板で負の誘電率異方性を持つネマティック液晶材料を狭持する液晶テストセル14に一つあるいはそれ以上の単発パルス電圧を印加する電圧印加手段11と、液晶テストセルに一つあるいはそれ以上の単発パルス電圧を印加し、前記液晶テストセルに流れる過渡電流波形を測定する測定手段16〜18と、前記液晶テストセルに一つあるいはそれ以上の単発パルス電圧を印加したときに流れる過渡電流波形を理論的に計算する計算手段20と、両過渡電流波形が整合したときの物理特性を前記液晶テストセルの液晶材料の物理特性と決定する決定手段20と、を具備したことを特徴とする。 (もっと読む)


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