説明

株式会社アイバックにより出願された特許

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【課題】医療機関で発生する医療廃棄物は、取扱の安全性からポリペールなどのプラスチックス容器が主流となってきたが、該プラスチックス容器はたて・よこ・高さの寸法がほとんど等しく、従って医療廃棄物処理装置に投入する際に該プラスチックス容器が転倒してしまい、該容器から医療廃棄物がこぼれてしまう危険性があるので、医療廃棄物処理装置にプラスチックス容器を投入する際の姿勢制御が必要である。
【解決手段】プッシャー機構(2)でバケットコンベア(1)から廃棄物を処理機構(3)の処理シリンダー(18)まで移動するとき、予め前記姿勢制御機構(4)のラック付フォーク(31)を前記処理シリンダー(18)内部に突き出しておいて前記廃棄物を前記ラック付フォーク(31)に載せ、前記処理シリンダー(18)のハッチ(27)が閉じてから前記ラック付フォーク(31)を引き戻して前記廃棄物を移動時の姿勢のまま処理シリンダー(18)に投入する廃棄物の投入姿勢制御機構である。 (もっと読む)


【課題】医療機関から発生する医療廃棄物を、医療廃棄物処理装置の予備加熱工程で熱風吹き込みにより予備加熱しようとすると、医療廃棄物中に混入した脱酸素剤等の原因によって該医療廃棄物が異常過熱し、最悪の場合には発火して火災になるおそれがあるので異常過熱を検知し火災を未然に防止することが課題である。
【解決手段】脱酸素剤が混入した医療廃棄物(M)を加熱すると、異常な温度上昇を惹起し発煙又は発火することがある。そこで熱風吹き込み管で吹き込んだ熱風を熱風排気管(19)で系外に排出するとき、熱風の温度を温度計(27)でつねに測定監視し、熱風吹き込み温度よりも排気温度が高い場合には廃棄物の異常過熱と見なし、熱風吹き込み配管(24)上の自動弁(25)を緊急遮断し、直ちに消火配管(30)上の自動消火弁(31)を開き不活性ガスボンベ(29)から不活性ガスを吹き込み酸欠状態として発煙・発火現象を消火するようにした。 (もっと読む)


【課題】医療廃棄物にはかなりの水分が含有しており、加熱・圧縮して滅菌・減容化するとき温度と圧力によって水分が噴出するので、電熱ヒーターの防水性が問題となっている。本発明では、電熱ヒーターの防水性を向上させ且つ当該電熱ヒーターのメンテナンス性も向上させようとするものである。
【解決手段】ピストン(15)下端面に電熱ヒーター(16)を緊結してカートリッジ化し、且つ、前記ピストン(15)を貫通して上方に立ち上がる前記電熱ヒーター(16)の非発熱体端子部(17)を延長して防水性を向上させ、且つ、処理シリンダー(4)の体壁の一部にメンテナンスハッチ(7)を設けてカートリッジ化した前記ピストン(15)と前記電熱ヒーター(16)を丸ごと交換できるようメンテナンス性も向上させた。 (もっと読む)


【課題】医療機関から発生する医療廃棄物を、加熱・圧縮手段により滅菌・減容化しようとすると、圧力によって加熱手段である発熱体に該廃棄物が付着してしまい、排出困難となることしばしばなので解決手段を講じなければならない。
【解決手段】処理シリンダー(4)と、前記処理シリンダー(4)内部を上下動する手段を備えた電熱ヒーター(14)付ピストン(13)と、前記処理シリンダー(4)下端開口部を開閉する手段を備えた電熱ヒーター(17)付ゲート(16)で構成する医療廃棄物処理装置において、医療廃棄物を加熱・圧縮により滅菌・減容化した後、前記ゲート(16)を全開して前記ピストン(13)の前記電熱ヒーター(14)下端面を前記ゲート(16)の前記電熱ヒーター(17)上端面まで下降させて前記ゲート(16)を全閉し、前記ピストン(13)の前記電熱ヒーター(14)に付着している処理物を機械的に掻き落とすことによって解決した。 (もっと読む)


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