説明

株式会社市川精機により出願された特許

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【課題】 マスキング部材とワークの接触を防止して、生産性を向上させることができるマスキング部材、レーザ溶接方法および電気化学素子の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 ワークの非溶接部を被覆するレーザ溶接用のマスキング部材7であって、その先端部7aにおけるワーク対向面が、前記ワークから離間した形状に形成した。なお、この先端部7aにおけるワーク対向面は、前記ワークから離れるように傾斜して形成されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 入熱量の大きいレーザ溶接が小型の溶接設備にて可能で、高出力かつ安定した性能を有する電気化学素子を製造することができるレーザ溶接方法を提供する。
【解決手段】集電箔2a上に電極層2bを設けた複数枚の電極シート2とセパレータ5とを交互に積層させてなる積層体LAを、2つのL形リードプレート3を用いて定形保持せしめた後に、電極シート2のリード部2cをL形リードプレート3に溶接によって電気的に接合導通させることによって形成される電気シート組立体ELのL形リードプレート3の集電壁31の幅方向両辺端部と集電箔2aのリード部2cとの溶接領域Lをレーザ照射により隅肉M溶接する際に、集電箔2aのリード部2cと集電壁31との溶けた溶融液が、該リード部2cと集電壁31との間に重力で流れ込むように、その重力方向に電極シート組立体ELを適宜傾斜させ、かつ、レーザの送り速度を徐変制御しながらレーザ溶接を行う。 (もっと読む)


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