説明

総研電気株式会社により出願された特許

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【課題】 絶縁性材料の特性について漏れ電流の影響を除いて評価しうる誘電正接測定装置を提供する。
【解決手段】 誘電正接測定装置1には、交流電源2aと直流電源2bとが直列に接続されてなる試験電源2が設けられており、交流試験電圧eと直流試験電圧Eとが重畳された試験電圧を絶縁性材料からなる被測定対象物10に印加する構成をなしている。さらに、被測定対象物10に流れる電流ixと、試験電圧とは逆相の逆相電流I1とを入力電流として、これらを加算する電流加算器16が設けられ、この出力電流の直流成分が零になるように電流加算器16の入力電流を調整可能な可変抵抗器14が備えられている。そして、可変抵抗器14によって出力電流のうちの直流成分が零になるようにされたときの電流加算器16の出力電流と、試験電源2による試験電圧とに基づき、CPU25により漏れ電流成分I2の影響を除いた誘電正接tanδ’が算出される。 (もっと読む)


【課題】
直流電源3が接続された試料リアクトルLxにインダクタンス計1から正確な測定電流Isを流し、その時の試料両端の電圧exとIsから試料のインダクタンスを求める測定器において、直流電源に分流する分流電流Igによる誤差を実質的に零にできるインダクタンス測定器を提供する。
【手段】
試料リアクトルと直流重畳用定電流源3が接続された分流回路2に相互誘導器Mと直流電流によって磁気飽和しない注入トランスTを直列に接続すると共に注入トランスTの1次巻線に相互誘導器Mによる変換電圧を増幅器Aによって増幅して負帰還させることによって分流電流を消除する。 (もっと読む)


【課題】モータ巻き線の層間またはターン間に発生する部分放電パルスを測定するのに好適な部分放電測定システムを提供する。
【解決手段】部分放電測定システム10は、バースト波形発生器12、電力増幅器14、昇圧トランス16およびモータ巻き線Wに直列に接続される共振用コンデンサ18を含む回路とで構成される電圧印加部と、モータ巻き線Wからの電流を側路する結合用コンデンサ20、高周波変流器22およびハイパスフィルタ24で構成される検出回路と、部分放電測定器26で構成される。モータ巻き線Wと共振用コンデンサ18で共振する周波数を持つ間歇的なバースト波形の電圧信号は昇圧されて共振用コンデンサ18と低圧モータ巻き線Wを直列共振させ、高電圧が低圧モータ巻き線Wに印加され、部分放電パルスを発生させる。 (もっと読む)


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