説明

精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】溶解にかかるプロセス時間と設備運転費用を削減して製造コストを安価に抑えるとともに、TiAl合金中に混入される酸素の量を軽減させることにより健全な大型のTiAl合金インゴットの製造が可能なTiAl合金インゴットの製造方法を提供する。
【解決手段】 イットリアを材料として用いたセラミックルツボ1内において、溶解原料であるTi及びAlを高周波誘導溶解によって溶解させて得た溶湯を鋳型に鋳湯することにより、直径200mm以上のTiAl合金インゴットを製造する。 (もっと読む)


【課題】酸化による損耗を招くことなく、酸化層や母材変質層の除去並びに軟化熱処理を必要とせず、ニアネット成型が可能なTiAl合金の成型方法を提供する。
【解決手段】TiAl金属間化合物基合金の成型方法であって、Mn(マンガン)又はV(バナジウム)を含有する板状のTiAl金属間化合物基合金を真空又は不活性雰囲気下にて1150℃以上1250℃以下に所定の時間保持した状態でホットプレス装置により型材を用いてホットプレスして凹状に成型することを特徴とするTiAl金属間化合物基合金の成型方法。 (もっと読む)


【課題】高さ約400mm以上のTiAl基合金インゴットを、熱間加工工程で割れを発生させることなく所定の凹状成形体を形成する。
【解決手段】TiAl基合金インゴットを、Ti又はTi合金からなるシースでその全体を被覆し、該インゴットにHIP処理を施して、インゴットとシースとを密着させると共にインゴット内部の鋳造欠陥を消滅させ、シースで被覆されたインゴットに熱間鍛造を施して、インゴットの高さ減少率70〜95%に相当する厚さを有する板状の予備成形体を形成し、該予備成形体を焼鈍して合金組織を均質化し、予備成形体を被覆しているシースを除去し、シースが除去された板状の予備成形体を、真空又は不活性雰囲気下にてTiAl基合金の超塑性温度域に保持した状態で凹状に成形加工する。 (もっと読む)


【課題】TiAl系合金からなるタービンホイールと、構造用鋼からなるロータシャフトとの間に、ニッケルろうからなるろう材を配置し、ろう材を液相線以上の温度に加熱することにより、タービンホイールとロータシャフトとを接合する工程において、ロータシャフトの軟化を低減し、ろう付け後にロータシャフトの硬度回復のための熱処理を必要としないろう付け方法を提供する。
【解決手段】タービンホイールに赤外線を照射し、タービンホイールをろう材の液相線以上の温度に赤外線加熱することにより、タービンホイールからの熱伝導によって、接合部に配置したろう材を溶融させて、タービンホイールとロータシャフトを接合することで、シャフト温度の上昇を抑制する。 (もっと読む)


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