説明

社団法人電線総合技術センターにより出願された特許

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【課題】組成の異なる樹脂片などの樹脂粒子に関して、これらを組成別に高精度に分別することができる樹脂粒子の分別方法及びそれを行うための分別装置を提供する。
【解決手段】第1の組成の第1樹脂粒子13aと、第1の組成と異なる第2の組成の第2樹脂粒子13bの混合物を組成ごとに分別する方法であり、界面活性剤を含む分別液11が収容された分別槽10に、第1樹脂粒子13aと第2樹脂粒子13bの混合物を投入し、分別槽10の底部近傍から分別液11中に気泡14を送り込むことにより分別液11の液面上に気泡が集まってなる泡部15を生成し、分別液11と泡部15の界面近傍及び/または分別液11中に残される樹脂粒子(第2樹脂粒子13b)と、界面近傍を除く泡部15内に取り込まれる樹脂粒子(第1樹脂粒子13a)に分別する。 (もっと読む)


【課題】組成の異なる樹脂片などの樹脂粒子に関して、これらを連続的に組成別に分別することができる樹脂粒子の分別装置を提供する。
【解決手段】第1樹脂粒子と第2樹脂粒子を含む樹脂粒子の混合物を組成ごとに分別する装置であり、分別液11が収容された分別槽10、分別槽に配管を介して接続され、一側面から他側面へと分別液の流れを発生させるように分別液を循環させるポンプ12、分別液の流れが通過する分別領域において分別槽の底部に配設された気泡供給部13、分別領域よりも上流部において樹脂粒子の混合物を分別液中に投入する樹脂粒子供給部20とを有し、樹脂粒子の混合物が投入されたときに、気泡供給部から気泡を送り込み、樹脂粒子を流れの方向DRに移動させ、気泡による泡部14に取り込まれる樹脂粒子、分別液の液面近傍を浮遊する樹脂粒子、及び/または分別槽の底部に沈降する樹脂粒子に分別する。 (もっと読む)


【課題】組成の異なる樹脂片などの樹脂粒子に関して、これらを安定的に組成別に分別することができる樹脂粒子の分別方法及びそれを行うための分別装置を提供する。
【解決手段】第1の組成の第1樹脂粒子と、第1の組成と異なる第2の組成の第2樹脂粒子の混合物を組成ごとに分別する方法であり、まず、第1樹脂粒子と第2樹脂粒子の混合物の含水量を制御し(ST1)、次に、分別液が収容された分別槽に、第1樹脂粒子と第2樹脂粒子の混合物を投入し、分別槽の底部近傍から分別液中に気泡を送り込むことにより、分別液の液面近傍に浮遊する樹脂粒子と分別槽の底部に沈降する樹脂粒子に分別する(ST2)。 (もっと読む)


【課題】
従来の樹脂系改質剤製造装置は、燃焼筒2の断面形状が円形であり、燃焼筒の外周部と中心部とでは、燃焼筒の外周部では酸素が適度に取り込まれて燃焼が良好であるが、燃焼筒の大きさが大型になるに従い、中心部では酸素が到達し難く燃焼が困難になる課題があった。
【解決手段】
筐体の内部に燃焼炉が配置され、この燃焼炉内に配置された合成樹脂廃材の一部を燃焼させ、他の合成樹脂廃材を溶融・熱分解させてワックス状物質を製造する樹脂系改質剤の製造装置において、燃焼炉は断面形状が短辺と長辺との形状を成し、短辺が10〜40cmであることを特徴とする。これにより、燃焼炉の中心部は長辺側からの距離が短くなり、燃焼炉の中心部の燃焼を良好に行わせることができる。 (もっと読む)


【課題】
従来の樹脂系改質剤製造装置は、イ.投入した廃材の全体が一度に燃焼するので燃焼のコントロールが困難、ロ.燃焼用バスケット2の側壁に形成された多数の空気導入孔2bから空気を導入するので、燃焼のコントロールが困難などの課題があった。
【解決手段】
筐体の内部に燃焼炉が配置され、この燃焼炉内に配置された合成樹脂廃材の一部を燃焼させ、他の合成樹脂廃材を溶融・熱分解させてワックス状物質を製造する樹脂系改質剤の製造装置において、燃焼炉は上部及び側面上部が封鎖され、下方及び側面下方が燃焼炉内に配置された合成樹脂廃材を自然落下しない程度に開放され、前記開放された側面及び下方にて合成樹脂廃材の一部を燃焼させることを特徴とする。これにより、合成樹脂廃材を下端から徐々に燃焼させることにより、上記課題を解決することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂系改質剤製造装置に樹脂系原料を搬送する樹脂系改質剤原料搬送システムを提供する。
【解決手段】軌道20に沿って配置された樹脂系改質剤製造装置30と、前記軌道に沿って配置され合成樹脂廃材の原料を配置する原料配置部40と、前記軌道に沿って走行する原料搬送ロボット50とからなり、原料搬送ロボットは、操作アーム54によって前記原料配置部に配置された原料を把持して、原料の供給を必要とする前記樹脂系改質剤製造装置に移動して、樹脂系改質剤製造装置に原料を供給するものである。これにより、一台の原料搬送ロボットによって多数の樹脂系改質剤製造装置の原料供給を行うため、それぞれの樹脂系改質剤製造装置に原料搬送装置を取り付けることがなく、全体のシステムを安価に構成することができる。 (もっと読む)


【課題】
従来の樹脂系改質剤の製造装置は、燃焼炉の下方から溶融化したワックス状溶融物を落下させて、その下方に配置された受溜用タンク内に蓄えるというものであった。このため、受溜用タンク内に蓄えられた樹脂系改質剤は、燃焼用バスケット内で生成された煤や、合成樹脂廃材中に含まれるカーボンブラックなどの不純物が内部に取り込まれた状態となり、生成された改質剤の品質が低下する課題があった。
【解決手段】
燃焼炉から落下する溶融化したワックス状溶融物を一旦水で受け、その水から樹脂系改質剤を回収することを特徴とする。これにより、燃焼により発生する煤やカーボンブラックなどの不純物を改質剤中に取りこむことがなく、改質剤と不純物は別々の個体として存在するため、容易に分離することができる。この結果、得られた樹脂系改質剤は純度の高いものになる。 (もっと読む)


【課題】
樹脂系改質剤の製造に用いられる原料Aに半導電層が存在していると、加熱炉内で燃焼・熱分解させたときに、前記半導電層が残渣として生成され、この残渣が生成された樹脂系改質剤に混入して製造された樹脂系改質剤の純度を落とす課題があった。
【解決手段】
合成樹脂層の片面に半導電層が形成された合成樹脂廃材を、前記合成樹脂層が軟化する温度に加熱し、前記半導電層と合成樹脂層とを機械的に分離し、半導電層を除去することを特徴とする。半導電層を予め除去された原料を用いることにより、回収の効率、生産速度の向上、高品質化なものを製造することができ、コスト低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼部と補足部との間が離れて配置され、燃焼部と補足部との間に空気が存在する場合は、燃焼部で溶融・熱分解して生成され樹脂系改質剤が燃焼部20から燃焼を継続しながら落下し、樹脂系改質剤の一部が燃焼して消失してしまい、補足部30で補足される樹脂系改質剤の歩留まりが悪化する課題があった。
【解決手段】前記燃焼部と前記補足部との間に不活性ガスを供給して燃焼部から燃焼しつつ落下する溶融物を消火させる。これにより、燃焼部から燃焼しつつ落下する樹脂系改質剤を燃焼部の直下で直ぐに消火させるので、樹脂系改質剤を余分に消失させることが少なく、樹脂系改質剤の生成歩留まりを高めることができる。
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【課題】廃電線を廃棄するのではなく、破砕し、アスファルト等のような多量に使用するもので、塗布や成型した後硬化する物質に添加して使用するが、単に混合するだけでは、破砕物とアスファルト等の接着が悪く、わずかしか混合できないだけでなく、破砕物が離脱、飛散することが多い。更に、このような弾性を有するものをアスファルト等に添加すると転圧や閉め固めがほとんどできない。そこで、アスファルト等の硬化性材に添加したときに離脱や飛散が少なく、かつ転圧や閉め固めも可能な硬化性材の添加粒体を提供する。
【解決手段】架橋ポリエチレンを破砕したものを心材とし、樹脂による接着又は心材軟化による融着により、周囲に粉体が固着されているもの。 (もっと読む)


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