説明

大同エコメット株式会社により出願された特許

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【課題】高価な多孔質アルミナを用いずにタール非含有ガスを生成することができ、しかも製鋼用の造滓材及び加炭材として利用可能な脱硫触媒を併産することができるガス化方法を提供する。
【解決手段】有機物を加熱することにより、該有機物をタール含有ガス及び炭状固体に熱分解するガス化方法において、熱分解によって生成した炭状固体を回収する炭状固体回収工程と、熱分解によって発生したタール含有ガスを脱硫触媒に接触させることによって、該タール含有ガスに含まれるタールを除去したタール非含有ガスを生成するタール除去工程と、生成されたタール非含有ガス、及びタール含有ガスに接触した後の前記脱硫触媒を回収する回収工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】白金属元素含有物から白金属元素を効率的且つ経済的に回収する装置を提供する。
【解決手段】炉体11と、酸素バーナ21、金属銅供給口31、排気口41、溶融物排出口51、羽口61及び傾動機構71とを備え、該酸素バーナは該炉体の天井壁に下向きで取付けられており、白金属元素含有物と融点調整用フラックスとの粉体状混合物が気体搬送により供給され、該酸素バーナを燃焼させると共に該粉体状混合物をその火炎中に供給して溶融し、該粉体状混合物中の白金属元素と該金属銅供給口から供給した金属銅とを接触させて該白金属元素を該金属銅に吸収させる第一操作の後、上層に形成される溶融スラグを排出する第二操作と、再び該酸素バーナを燃焼させると共に該粉体状混合物をその火炎中に供給して溶融し、該白金属元素を該金属銅に吸収させる第三操作とを複数回行なうことにより、白金属元素を金属銅に順次濃縮しつつ吸収させて回収する。 (もっと読む)


【課題】粉体状の原料をカーボンで還元することで、カーボン含有率が極めて低い鋼を直接製造する。
【解決手段】鉄酸化物を含有したダスト12を粉体状にして還元炉32へ供給し、該還元炉32に垂直に挿入したバーナー14からの高温火炎によってダスト12を溶融させる。また、還元剤としてのコークス(カーボン)22を粉体状にし、噴射ノズル26から炉内の中心部へ向けて噴射供給する。ダスト12およびコークス22の供給割合は、炉内の溶融スラグ52中に占める鉄酸化物の最終濃度が5wt%以上になるよう制御部20により制御されつつ鉄酸化物の還元を行なう。 (もっと読む)


【課題】粉体溶融バーナーの火炎中に供給された粉体の一部が火炎の外へ逃げ出し、未溶融のまま排ガスに混在して炉外へ排出されるキャリーオーバー現象を回避することを解決課題とする。
【解決手段】バーナーヘッド30から粉体と燃料と酸素とを炉中へ個別に噴射し、前記燃料を酸素支援下に燃焼させた火炎中で前記粉体の溶融を行なう粉体溶融バーナー10において、バーナーヘッド30の中心に設けた単一の粉体噴射孔12と、前記粉体噴射孔12を中心として半径方向に所要の中心角で配設した複数の燃料噴射孔14と、前記燃料噴射孔14の夫々に同心的に設けた単一の1次酸素噴射孔16と、前記粉体噴射孔12および燃料噴射孔14の夫々を囲むよう所要間隔で多数配置され、全体として環状をなす複数の2次酸素噴射孔18とから構成した。 (もっと読む)


【課題】溶融した粉体状金属酸化物にカーボンを接触させて還元金属を回収するに際し、副次的に発生する高温のCOガスで含水金属酸化物を乾燥させる。
【解決手段】バーナー12から粉体状の金属酸化物と燃料と酸素とを炉中に供給し、酸素支援下に燃焼させた高温の火炎中で金属酸化物を溶融させ、この溶融した金属酸化物をカーボンと反応させて還元金属を回収する金属還元炉10において、金属酸化物とカーボンとの還元反応により生じたCOガスの供給を還元炉から受け、酸素存在下に燃焼させてCOガスをCO2ガスに転換させる燃焼装置28と、燃焼装置からの高温のCO2ガスおよび金属還元炉へ供給する前の粉体状金属酸化物の供給を受け、内部で両者を接触攪拌させて金属酸化物を乾燥させる乾燥装置34と、乾燥装置からの金属酸化物と廃ガスとを分離させ、分離後の乾燥状態にある粉体状金属酸化物を所要の貯留部32へ供給する分離装置50とから構成した。 (もっと読む)


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