説明

大阪染工株式会社により出願された特許

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【課題】 布帛表面に撥水層を設け、汗滲み防止効果に優れた布帛を合理的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 まず、布帛表面に撥水剤エマルジョンを塗布する。この際、撥水剤エマルジョンが布帛裏面に滲み出さないようにする。撥水剤エマルジョンは、(a)フッ素系撥水化合物、(b)前記フッ素系撥水化合物を架橋させるための架橋剤、(c)ミネラルターペン、(d)非イオン性界面活性剤、(e)水を含有する。撥水剤エマルジョンの粘度は、5000〜12000cps程度に調整される。塗布後、乾燥工程に導入し、フッ素系撥水化合物を架橋硬化させると共に、ミネラルターペン及び水を除去する。撥水剤エマルジョンを塗布する前に、布帛表面に浸透助剤を塗布しておき、撥水剤エマルジョンを塗布しやすくしたり、布帛裏面に滲み出さないようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸繊維とセルロース系繊維とが交編または交織、もしくは混紡された編織物の染色加工において、ポリ乳酸繊維の脆化抑制により、風合いが優れ、着用中に発生するモモケやピリングが少ないポリ乳酸繊維構造物を提供すること。
【解決手段】ポリ乳酸繊維とセルロース系繊維とが交編または交織、もしくは混紡された編織物であって、該編織物からのポリ乳酸繊維の分解糸強度が0.8〜2.0cN/dtex、伸度10〜40%であるポリ乳酸繊維編織物、また、該ポリ乳酸繊維編織物の晒し加工において、漂白剤とともに保護剤として非イオン系またはアニオン系化合物を併用することを特徴とするポリ乳酸繊維編織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】難燃性および風合い、快適性に優れた布帛とその製造方法を提供すること。
【解決手段】布帛物の実質的に全体に難燃剤が付与されているとともに、かつ、片側の面にはさらにドット状に難燃剤が付与されていて、該布帛物の限界酸素指数が少なくとも26.0以上である難燃性に優れた布帛物であり、また、難燃剤を布帛全体に付与した後、その布帛の片側の面に難燃剤をドット状に付与する難燃性に優れた布帛物の製造方法。 (もっと読む)


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