説明

愛知皮革工業株式会社により出願された特許

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【課題】裂傷を生じさせることなく皮革に貫通孔を開ける。
【解決手段】穴開け棒10は、平面状の先端面11と、先端面11の縁部を取り囲む外側面12とを備える。先端面11は、穴開け棒10の皮革Lへの押し当て方向P1に対して垂直に設定される。外側面12は、先端面11に対する角度が垂直または垂直よりも鋭角に設定される。穴開け棒10により皮革Lに貫通孔を開ける方法は、皮革Lを表面L1側が露見するように平面状に広げる第1の手順と、穴開け棒10の先端面11を皮革Lの表面L1に対して平行にした状態で穴開け棒10を皮革Lの表面L1に対して垂直に押し込み、皮革Lの表面L1側に陥没穴L3を形成する第2の手順と、皮革Lの裏面L2を除去して陥没穴L3を貫通孔に加工する第3の手順とを備える。 (もっと読む)


【課題】裂傷を生じさせることなく皮革から貫通孔が開いた皮革製品を製造する。
【解決手段】皮革製品の製造装置は穴開け棒10と平板B(台座)とを備える。穴開け棒10は先端面11が皮革Lへの押し当て方向P1に対して垂直に設定され、外側面12の先端面11に対する角度が垂直または垂直よりも鋭角に設定される。平板Bは皮革Lとの当接箇所で対向する先端面11との間に皮革Lを挟み込んで穴開け棒10に皮革Lを挿通させることなく押し潰させる。皮革Lから貫通孔が開いた皮革製品を製造する皮革製品の製造方法は、皮革Lを表面L1側が露見するように平面状に広げる第1の手順と、穴開け棒10の先端面11を皮革Lの表面L1に対して平行にした状態で穴開け棒10を皮革Lの表面L1に対して垂直に押し込み、皮革Lの表面L1側に陥没穴L3を形成する第2の手順と、皮革Lの裏面L2を除去して陥没穴L3を貫通孔に加工する第3の手順とを備える。 (もっと読む)


【課題】車両用ハンドルに円環状皮革を被覆する際、作業者の負担を軽くするとともに、円環状皮革をハンドルのホイール部に均一に被覆させることで革巻車両用ハンドルの品質を向上させる。
【解決手段】革巻車両用ハンドル皮革周着装置10において、テーブル103上に固定されたハンドルホイール部14の一部を円環状皮革12の一部と共に吸着固定装置40に固定して位置決めを行った状態で、円環状皮革12の固定されていない部位を拡張移動冶具50に掛着させて、ハンドルホイール部14の外周部分まで移動させ、円環状皮革12を均一に拡張させる。そして皮革ガイド冶具60によって、円環状皮革12をホイール部14の外周部分に沿って移動させた後、拡張移動冶具50を上方に引き上げて、円環状皮革12をハンドルホイール部14の外周部分に周着させる。 (もっと読む)


【課題】車両用ハンドルを皮革で被覆した際に生じる皺を熱風により均一に作業効率よく取除く。
【解決手段】操作輪12と位置検出回転体12iをハンドル装着移動装置40に固定した後ハンドルボックス装置30方向に移動させ、ハンドルボックス装置30に操作輪12の一部が到達すると、操作輪12は回転しながらダクト28から送られてくる熱風が供給されて、操作輪12の皮革14に生じた皺が取り除かれる。ハンドルボックス装置30内での操作輪12の回転速度は、操作輪12のスポーク基端部17が吹出口34に到達したときには操作輪12の回転速度が遅くなり、スポーク基端部17が吹出口34から離れると操作輪12の回転速度はスポーク基端部17が吹出口34にあった時よりも速くなるように調節される。 (もっと読む)


【課題】皮革製部品の製造に要する費用と時間を低減させた皮革製部品の製造方法を提供する。そして、その製造方法に用いられる皮革の表面処理装置を提供する。
【解決手段】皮革製部品の製造方法は、なめされて半製品状態とされた原皮革を検査する検皮工程と、原皮革について補修の限度外のキズを含まない部位から皮革製部品よりわずかに大きな所定の大きさの裁断部品を裁断する仮裁断工程と、裁断部品にスタッコ処理を施して表面の凹部を補修する表面補修工程と、裁断部品に塗装等の所定の表面処理を施す表面処理工程と、裁断部品の外周を裁断して皮革製部品とする本裁断工程とからなる。そして、表面処理工程には、表面処理手段と搬送手段が自動化された表面処理装置を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】手縫いにより被覆シートの縫製部位に通された糸を効率よく糸締めすることができる縫製治具、それを用いた縫製方法、及びそれを用いた縫製方法により縫製した被覆シートを提供する。
【解決手段】縫製治具10は、円柱状の把持部12と、把持部12の一側の端面から軸方向に延設された円柱状の心棒20と、心棒20の側面から軸方向に直交する方向に突き出した鉤状の糸掛部22とを備えている。糸掛部22と心棒20はアルミ製であって、糸掛部22の付け根が心棒20の先端寄りの位置で心棒20に埋め込まれ溶着されており、糸掛部22は軸方向に直交する平面内で略くの字状に曲げられている。そして、心棒20には糸掛部22が形成されている軸方向位置に凹部24が形成されており、糸掛部22が形成された側とは軸を挟んだ反対側から凹部24を通して糸掛部22の先端を見通すことができる構成とされている。 (もっと読む)


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