説明

シーダム株式会社により出願された特許

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【課題】耐摩耗性が高く、外観にも優れる帯電防止性シートを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A1)、ポリエチレン系樹脂(A2)及び充填剤(A3)で構成された基材層(A)の少なくとも一方の面に、ポリエチレン系樹脂(B1)、ポリプロピレン系樹脂(B2)及び高分子型帯電防止剤(B3)で構成された帯電防止層(B)を積層して、帯電防止性シートを得る。前記帯電防止層(B)において、ポリエチレン系樹脂(B1)とポリプロピレン系樹脂(B2)との割合(重量比)は、ポリエチレン系樹脂(B1)/ポリプロピレン系樹脂(B2)=55/45〜70/30程度である。この帯電防止性シートは、電子部品などの包装用成形品として適している。 (もっと読む)


【課題】透明性に優れた熱可塑性樹脂製シートおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】Tダイ1から下方へ押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シート状物Sの両面に、隣接して並列した複数本のパイプ12の開口端12aからの冷却水Wを吹き付けて前記シート状物Sを冷却することを特徴とする熱可塑性樹脂製シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】透明性に優れた熱可塑性樹脂製シートおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】Tダイ1から下方へ押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シート状物Sを、Tダイ1の下方に配置された上部水槽2のスリット2aに冷却水Wと共に通過させて冷却し、上部水槽2の下方に配置された一対の挟圧ロール3、4の間に通過させ、一対の挟圧ロール3、4の下方に配置された下部水槽5内の冷却水W中に通すことにより、固化させる工程を備え、上部水槽2のスリット2aは、上部水槽2の底壁から下方へ相互に接近する方向に対称的に傾斜する一対のスリット壁2b、2bを有してなり、底壁2cと各スリット壁2b、2bとの間のコーナー部が丸みを有し、スリット2aを通過する冷却水Wは、上部水槽2の底面から垂直方向に22〜65mm落下した冷却水吹き付け位置で樹脂シート状物Sに接触することを特徴とする熱可塑性樹脂製シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】フラット性さらには透明性に優れた熱可塑性樹脂製シートおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】Tダイ1から下方へ押し出された溶融状態の熱可塑性樹脂シート状物Rを、Tダイ1の下方の上部水槽2の底壁に形成されたスリット2aに冷却水Wと共に通過させ、上部水槽2の下方の同一直径の一対の挟圧ロール3、4の間に通過させ、一対の挟圧ロール3、4の下方の下部水槽5内の冷却水W中に通すことにより、固化させる工程を備え、一対の挟圧ロール3、4は、その下部が下部水槽5内の冷却水Wに水没して配置され、挟圧ロール3、4の直径および水没深さは、固化した長さ1000mmおよび幅800mmの大きさの熱可塑性樹脂製シートを平面に載置したときにシートと平面との間に形成される最大間隙である反り値が1mm以下となるように設定されることを特徴とする熱可塑性樹脂製シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】成形品において、金型非接触面や高い絞り比を有する深絞り部でも、金型接触面と同様に優れた帯電防止性を有するポリオレフィン系樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(A)と、低密度ポリエチレン及び直鎖状低密度ポリエチレンから選択された少なくとも一種のポリエチレン系樹脂(B)と、帯電防止剤(C)とを含む帯電防止性樹脂組成物を調製する。ポリエチレン系樹脂(B)は、エチレンと直鎖状α−C5-8オレフィンとの割合(モル比)が、前者/後者=80/20〜99.9/0.1程度の共重合体であり、かつ密度が0.9〜0.95g/cm3程度の直鎖状低密度ポリエチレンであってもよい。前記樹脂組成物で形成されたシートを熱成形することにより、表裏面双方での帯電防止性に優れた成形品が得られる。 (もっと読む)


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