説明

システム エンジ サービス株式会社により出願された特許

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【課題】水溶性VOCを含む排ガスや液相の水溶性有機化合物含有流体の脱水用吸着剤及びこの吸着剤を用いた水溶性有機化合物含有流体の脱水処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明の水溶性有機化合物含有流体の脱水用吸着剤は、有効細孔径3Å以下の合成ゼオライトを含むハニカム状吸着剤からなることを特徴とする。このハニカム状吸着剤を使用すると、20℃〜60℃の空気又は窒素ガスで吸着された水分を脱着させることができ、水分脱着のために必要なエネルギーを従来例のものよりも大幅に減少させることができるようになる。また、本発明は、水溶性VOCを含む排ガスや液相の水溶性有機化合物含有流体の脱水に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】大気中に放散される極く希薄な揮発性炭化水素VOCを含む大量の排ガス中のVOCを燃焼させずにそのまま回収する方法を提供すること。
【解決手段】吸着剤としてプレコートしたメソポア活性炭充填した層からなり、吸着と脱着を交互に行う吸着装置を用い、一方の吸着装置にVOCを含む排ガスを通過せしめ、該吸着装置内の吸着剤層にVOCを吸着させ、VOCを含まない排ガスを吸着装置の出口から放出し、その間に、他方の吸着装置を脱着に切り替え、先に吸着されたVOCを系外に取り出して冷却し、液体として回収することからなる、希薄なVOCを含む大量の排ガス浄化方法において、前記吸着装置として、上部にメソポア活性炭からなるハニカム状の吸着剤層を、下部には粒状のメソポア活性炭を充填した上下連通した吸着装置を用い、かつ、原料排ガスの供給位置が、前記吸着装置の上部と下部の中間に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】希薄な揮発性炭化水素濃度を含む大量の排ガスを浄化する方法であって、炭酸ガスを放出しない、かつ、含まれている揮発性炭化水素を液体として極めて容易に回収し得る上記浄化方法を提供すること。加えて、揮発性炭化水素に関しゼロエミッションを達成するための上記浄化方法を提供すること。
【解決手段】吸着と脱着を交互に切り換えて運転することから成るプレコートしたメソポアー活性炭及び/又は疎水性シリカゲルを充填した吸着剤層から成る吸着装置(吸着塔)を用いた希薄な揮発性炭化水素濃度を含む大量の排ガスの浄化方法において、該吸着装置で処理する前に、予め排ガス中に含まれる希薄な揮発性炭化水素を共液洗浄ないし過飽和の水分により濃縮した後、爆発限界値を避けて加圧した後に吸脱着操作を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 希薄な揮発性炭化水素濃度を含む大量の排ガスを浄化する方法であって、炭酸ガスを放出しない、かつ、含まれている揮発性炭化水素を液体として極めて容易に回収し得る上記浄化方法を提供すること。加えて、揮発性炭化水素に関し「ゼロエミツション」を達成するための上記浄化方法を提供すること。
【解決手段】 吸着と脱着を交互に切り換えて運転することから成る「プレコートしたメソポアー活性炭を充填した吸着剤層から成る吸着装置(吸着塔7a,7b)」を用いた上記排ガスの浄化方法において、該吸着装置で処理する前に、予め排ガス中に含まれる希薄な揮発性炭化水素を濃縮するための「プレコートしたメソポアー活性炭を充填した吸着剤層から成る前処理装置(ハニカム式ローター11または定置型のハニカム)」を使用して濃度を高めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 多量の水分と希薄な揮発性炭化水素が共存する大量の排ガスを処理する方法であって、燃焼法のように“炭酸ガスの放出”を伴わないのみならず、含まれている揮発性炭化水素を液体として回収してゼロエミッションを達成させる処理方法を提供すること。
【解決手段】 相対湿度で60%以上の多量の水分と5000PPM以下の希薄な揮発性炭化水素が共存する1000m以上の大量の排ガスを、予め揮発性炭化水素でプレコートしたメソポアー活性炭(吸着孔径が10〜100Åの活性炭)が充填されている吸着塔7a,7bに供給し、破過する前に吸着から脱着に切り替え、脱着時に、真空ポンプ4とパージガス(空気)を用い、得られたパージ排ガスを気液分離器5に導入し、揮発性炭化水素を液体として回収する。 (もっと読む)


【課題】 高密度低圧損失の充填層型熱交換型吸着装置を用いて所定吸着質濃度のガスを得るようにすること。
【解決手段】 薄層状の吸着剤層21を内蔵した吸着と脱着を交互に行う吸着器11と、
前記吸着器11の出口及び入口の間に接続された熱交換器13と、
を備え、
前記吸着器11の入口から導入される被処理ガス中の吸着質を前記吸着剤層21により吸着させ、前記吸着器11の出口より得られたガスを前記熱交換13を通して冷却し、前記熱交換器13より得られたガスの一部を前記吸着器11の入口へ循環させると共に残部を所定吸着質濃度のガスとして得る。 (もっと読む)


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