説明

東洋ピアノ製造株式会社により出願された特許

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【課題】アップライトピアノにソステヌート装置を備えさせようとする試みは従来からなされているが、いずれも、演奏中の手に違和感が生じてしまう。
【解決手段】ダンパーレバー7に取付けられ、その下端より下方に突出する剛性のブラケット25と、その下端より下方に突出するバネ性のフィン49と、ソステヌートペダルの踏込み操作により回動するソステヌートロッド63と、その外周面から外方に突出し、ソステヌートロッド63の回動によりフィン49の移動経路に出入りする係止突起65とを備えるソステヌート装置。軽量化と剛性アップの要求に答えており、しかも、作動中に、別の鍵に対応するダンパーレバー7の回動動作を妨げず、演奏中の手に違和感は生じない。 (もっと読む)


【課題】スライド木枠の高さ位置の調整が容易で長期間に亘ってスライド木枠の高さ位置を安定して保持でき、打鍵時に衝撃音が生じないようにする。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明のピアノ鍵盤のシフト装置1は棚板7と、前筬17、中筬19、後筬21及び筬妻23を備えるスライド木枠9と、スライド木枠9をスライドさせるシフト手段11と、スライド木枠9の棚板7に対する高さ位置を調整する高さ位置調整手段13とを具備し、高さ位置調整手段13をポイントベースピン31と、シフトガイドスクリュー35と、ベーススクリュー41とを備える構成にしてスライド木枠9を棚板7に対して非接触状態でスライドできるようにしている。 (もっと読む)


【課題】修理時等のため親板や棚板を外しても、ダンパー装置と弦との位置関係が狂うことがなく、経時的な取付け位置のずれが生じにくいアップライトピアノを提供する。
【解決手段】ダンパー装置49を支持する支持レール59をフレーム39に対してのみ支持したので、修理等のため親板9や棚板19を外しても、ダンパー装置49と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。またフレームは金属製であり経時的な変形が生じにくいからこれに伴う経時的に、ダンパー装置49と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。 (もっと読む)


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