説明

食肉生産技術研究組合により出願された特許

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【課題】食肉処理施設における屠畜解体及び内臓処理等の食肉処理過程において、必要となる冷熱及び給湯負荷に対応して、エネルギー負荷の平準化を達成する省エネルギーシステムを提供する。
【解決手段】食肉処理施設10に水熱源式CO給湯機12と、氷蓄熱槽14と、貯湯槽16とを備え、食肉処理が行われていない夜間にCO給湯機12を運転させ、氷蓄熱槽14に蓄氷を、貯湯槽16に貯湯を行って1日のエネルギー負荷を平準化する。食肉処理が行われる昼間に、貯湯槽14から屠畜解体室110に給湯を行うとともに、氷蓄熱槽14の氷水で冷却した冷ブラインで、屠畜解体室110及び懸肉室130の空調と、内臓処理室120の冷却を行うようにして、省エネを可能とする。 (もっと読む)


【課題】
豚頭骨の解体処理作業において、熟練した技術を有さない者でも容易に顎外し作業を行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができ、異物混入の可能性が低い豚頭骨の顎外し装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係る豚頭骨の顎外し装置は、切断された豚頭部を載せる載置台と、豚頭部の下顎骨を固定する下顎骨固定部と、豚頭部の顎関節を支点として上顎骨を旋回させる上顎骨旋回部と、少なくとも上顎骨旋回部を旋回運動せしめる駆動部とを備えたことを特徴とする。また、下顎骨固定部は、下顎骨の前歯下内側面と接する内側固定部と、下顎骨の後頭部側を支持する支持部とを備えている。また、上顎骨旋回部は、上顎骨及び下顎骨間に轡状に噛ませる棒部材を備え、棒部材の旋回軸が、豚頭部の一対の顎関節を結ぶ線と一致又は平行に位置する。 (もっと読む)


【課題】亜臨界水処理方法において、反応器で処理液中の有機物が分解された低分子化された物質と処理液が降温することにより、配管内で凝集、沈殿して生じる配管の閉塞リスクを低下させる。
【解決手段】処理すべき原料を、水が亜臨界状態となっている反応器4内に入れて、前記原料内に含まれている有機物を低分子の物質に分解し、水と亜臨界水処理により分解された物質を含む処理液を、前記反応器4から水が亜臨界水となっている状態で、直接、背圧弁5を介して常温常圧のフラッシュタンク6内に送って急激に減圧することにより、前記処理液中の水分を蒸発させて、処理液中の水分に対する低分子物質の濃度を増加させるとともに、前記分解された物質をほぐす。 (もっと読む)


【課題】 豚にかかるストレスを可及的に減少させ、肉質の向上と作業の効率化を高めることのできる豚の追込み搬送方法とその装置を提供する。
【解決】 上り方向に傾斜させて配置される誘導コンベア装置2と、誘導コンベア装置2の搬送方向上に、所要間隔と所要高さの段差を介して上り方向に傾斜させて配置され、豚を腹這い状態で搬送する腹乗せコンベアを主体とする腹乗せコンベア装置3と、誘導コンベア装置2と腹乗せコンベア装置3間の側面部に跨って配置される左右一対のコンベアからなる乗移りコンベア装置4とで搬送装置1を構成し、誘導コンベア装置2上の豚の背後を遮断しながら腹乗せコンベア装置3に搬送し、乗移りコンベア装置4に豚の脚部を移行させたのち、腹乗せコンベア装置3の始端側で乗移りコンベア装置4の進行方向を下降方向に変え、腹乗せコンベア装置3上に豚を腹這い状態で載せ電撃作業場に搬送する。 (もっと読む)


【課題】 簡単な操作で誰でも食用動物のバラ肉から、一括して肋骨を剥離できる食用動物の肋骨剥離装置を得ること。
【解決手段】 枠状本体3に、掛輪5…5を肋骨の先端に引っ掛けて掛輪5…5を引っ張ることによりバラ肉から肋骨を剥離する主シリンダ7と、補助シリンダ8により揺動されて掛輪5…5が肋骨に沿って動くよう誘導するガイドレバー10と、ガイドレバー10と主シリンダ7との間に取り付けられ掛輪5…5の中間部を案内するガイドローラ11と、ガイドローラ11下方に設けられバラ肉の背骨椎孔に入り込んでバラ肉を固定する椎孔押え12と、肋骨先端部を押えて肋骨剥離時にバラ肉の浮き上がりを防ぐバネ付きの肋骨先端押え14とを設けた。 (もっと読む)


【課題】 動物大腸処理工程における作業者の労力の負担を軽減し、生産性の高い動物大腸処理装置を得ること。
【解決手段】 動物大腸処理装置が斜め上方向又は水平方向に伸び、かつ腸管断面を縦長状に矯正する案内体11と案内体11の先端部に設けられる給水ノズル12とからなる案内具1と、案内体11の先端部を囲むように配置され、腸管と脂とを分離する左右一対の回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22とからなる粗脂除去機構2と、腸管を挾みながら案内体11の前部側から後部側に強制搬送する腸管搬送機構3と、腸管搬送機構3で搬送される腸管の切開を行う腸管切開機構4とを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】食肉用家畜屠体の骨付き肉の除骨装置において、筋入れ工程を自動化して作業能率を向上させ、かつミートセパレータによる肉引き剥し工程を簡素化し短縮する。
【解決手段】骨付き肉の露出した首部を把持懸架する懸架装置と、該懸架装置の下方に位置し、骨付き肉を挟持する孔をもつミートセパレータとを有し、該懸架装置に懸架された骨付き肉の肉部位を該ミートセパレータで引き剥がす脱骨装置において、懸架装置1の骨付き肉wの懸架位置とミートセパレータ31の間に配設されたカッタ33と、懸架装置1の引き上げ手段30と、懸架装置1とミートセパレータ31を同期回転させる回転手段303,313とを備え、骨付き肉wを把持懸架した懸架装置1を、引き上げ手段30で引き上げながら、該回転手段でミートセパレータ31と同期して回転させることで、骨付き肉wの腱をカッタ33でらせん状にカットした後、ミートセパレータ31で剥ぎ取る。 (もっと読む)


【課題】食肉用家畜屠体のうで部位又はもも部位等骨付き肉の除骨処理において、従来人手で行なっていた筋入れ工程を自動化して自動化率を上げ、肉の歩留まりを向上させる。
【解決手段】骨付き肉を懸架して第1の骨を脱骨する懸架吊部1〜3STと、該懸架吊部の下流に設けられ骨付き肉を載置して第2の骨を脱骨するコンベア部4〜6STから成り、該懸架吊部では、骨付き肉の露出した首部dを把持して懸架した状態で、第1の骨z、jの長手方向に沿って筋入れ加工を行った後に(1〜2ST)、該第1の骨の周囲の肉を引き剥がすことで該第1の骨を脱骨し(3ST)、該コンベア部では、骨付き肉を、第2の骨kが近傍に存在する側の薄肉部m1を上側にして載置した状態で、該第2の骨の上側表面を露出させた後に(4ST)、該第2の骨側面に沿って筋入れ加工を行い(5ST)、該第2の骨を引き剥がすことで(6ST)、該第2の骨を脱骨する。 (もっと読む)


【課題】食用に供される牛の第2胃(ハチノスと呼称)は、洗浄性の良くない縦型バスケット型洗浄機か、水槽内で手洗浄するか、高圧水でひだ内部を洗浄する事が普通であったが、人手によるひだ内部の腹糞除去の必要ないハチノス洗浄と、更にハチノス白ボイル迄を可能とするハチノス洗浄機を提供すること。
【解決手段】ハチノスのひだ内部の腹糞汚物を自動的に洗浄する為、円筒型水槽1の内部に、4枚の回転羽根3を持つ低い円錐型回転円板2を回転させ、円筒型水槽1側面に連続した等辺三角山形の側板4を配置した構造により、側板4にて発生する強力な旋回水流でひだ内部洗浄を可能とし、更に温湯使用にてハチノス表面の薄皮分離が出来て、白ボイル製品迄出来るハチノス洗浄機を実現させる。 (もっと読む)


【課題】 豚、牛、羊等家畜類の棘突起とそれに付着する肉との分離処理を行うに際し、大掛かりな装置構成を要することなく、頭なし枝肉の固定と芯出しとを容易にすることにより、従来困難であった枝肉の棘突起とそれに付着した肉との分離を自動化した装置を実現し、これによって手作業を排し、作業能率を大幅に向上させる。
【解決手段】 背割り半截された左右一対の前記枝肉を同時に吊り下げ搬送する手段Tと、搬送手段Tの搬送路に設置され、吊り下げ状態の一対の枝肉MR、MLの棘突起34の切断位置を検知する検知ステーションSと、検知ステーションSの前記搬送路後流側に配置され、検知ステーションSで検知された棘突起34の切断位置に基づいて枝肉MR、MLを吊り下げ状態で棘突起と該棘突起に付着した肉部とを切断する切断ステーションCとからなる。 (もっと読む)


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