説明

イケヤ工業株式会社により出願された特許

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【課題】複数回の揺れを受けても粘弾性体シートが剥離し難く、安定的に十分な制震効果を発揮することができる制震金具を提供する。
【解決手段】柱や梁に、連結片17を重ねてボルトナット連結により取り付ける。この金具では、粘弾性体シート39、41が、第1取付板3と第2取付板19との間と、第2取付板19と補強板31との間にそれぞれ溶着した状態で挟まれている。従って、溶着しなかった場合に比べて、せん断方向に大きな力が掛かっても剥離し難く、長期間にわたって安定的に制震効果を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】高い耐震効果、制震効果の両方を発揮することができる耐震・制震装置、当該建築物の耐震・制震装置を備えた建築物を提供する。
【解決手段】耐震・制震装置1は土台87、一対の柱89及び梁91に囲まれた空間に備えられているので、耐力壁として機能し、建築物に高い耐震性を付与する。また、一定以上の大きさの地震の際には、耐力面材5、6が摺動して、制震作用を発揮することになる。すなわち、耐力面材5は垂直部81にのみ固定され、耐力面材6は垂直部82にのみ固定されており、しかも耐力面材5、6は互いに圧接し、更に構成体7と構成体9を連結するボルト75は水平部83の長手方向へ長く延びる長穴51に挿通されているので、構成体7と構成体9は独立してある程度動作することができる。従って、圧接面が摺動して振動を減衰させて、高いに制震作用を発揮することになる。 (もっと読む)


【課題】建物の制震金具は一対の取付板は板状のバネを介して連結され、また、一対の取付板の間には粘弾性体シートが挟み込まれている。この粘弾性体シートが大きなせん断力を受けると取付板から剥離してしまい、問題になっている。
【解決手段】粘弾性体シート39に対向する取付板3、19の板面には周囲から突出した凸状突起群15、25が形成されており、粘弾性体シート39は各凸状突起13の形状に追従して変形されて各取付板に対して三次元接合している。好ましくは、対向する夫々の板面に形成された凸状突起13は互い違いになっており対向していない。 (もっと読む)


【課題】既存の補強金具と組み合わせて使用することによって構造躯体の耐震性を大幅に向上させ、離間した位置にある建築用構造材間の連結にも使用できる構造が簡単で安価な補強金具用連結装置を提供する。
【解決手段】補強金具用連結装置1は一端に補強金具3と連結するための取付穴57を有し、他端に連結方向に延びる長穴65が形成された2枚の連結板53、55と、2枚の連結板53、55の間に介在され、中心に長穴69が形成された中間板59と、連結板53、55と中間板59との間に設けられる粘弾性体27と、2枚の連結板53、55の長穴65と中間板59の長穴69に対して挿嵌され、2枚の連結板53、55を連結方向に相対移動可能な状態で連結する連結軸体としてのボルト61とナット63とを備えている。 (もっと読む)


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