説明

財団法人淡海環境保全財団により出願された特許

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【課題】路面排水のファーストフラッシュなどの浄化を、自然の植生を活用して有効に、しかも、浄化能力を簡易に維持できる浄化ユニット及び水質浄化施設、並びにそれを用いた水質浄化方法を提供すること。
【解決手段】水質浄化施設において着脱自在に設置可能な浄化ユニットであって、上部が開口した略四角筒状の金網籠を形成する壁部と、その壁部の内面のうち少なくとも底部に配設され水は通すが土砂は通さない膜体とを備え、土砂が充填されると共に植物が植設され、浄化の対象となる水を通して、植物を介して水質浄化する。浄化ユニットを複数設置し、その外壁内へ水を流入可能にする流入口と、その流入口に対向する側壁に設けられ外壁外へ水を流出可能にする流出口とを備えると共に、流入口近傍の外壁内部に、流入水を分散させる樋を外壁に沿って付設して、水質浄化施設としてもよい。また、樋の上端部から流出口へ向かって棒状体が設置してもよい。 (もっと読む)


【課題】 軽く安価な材料を利用し、運搬や施工を手作業で容易に行え、土留や流砂抑制の杭に使用できる竹杭組みとそれを用いた護岸構造及びその形成方法を提供すること。
【解決手段】 3本の竹を組み合わせて構成した竹杭組みであって、節抜きにより筒内に通気性を具備した略筒状の竹杭を、略同一の長さで3本束ねて、略三角棒状に一体化させたことを特徴とする。竹杭組みの下端を、略三角錐状に切断加工して杭打ちを行いやすくし、竹杭組みの複数箇所で縄により縛って一体化して強度向上させてもよい。竹杭組みを土留用の杭に用いてもよいし、竹杭組みを多数用い、その互いに隣接する竹杭組みの略三角形の辺同士が対向する配置で、岸に対して略垂直な方向に略直線状に配列して植設して護岸構造を形成してもよい。 (もっと読む)


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