説明

株式会社ジーテックにより出願された特許

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【課題】濃縮器の伝熱効率を高めることにより、医薬品(酵素、抗生物質、蛋白質液等)や食物色素等の液体を濃縮する場合でも、熱変性させることなく濃縮することを可能とする。
【解決手段】内部に液体を貯留する濃縮缶10と、濃縮缶10の内部に設けられ、外壁筒31a及び内壁筒31bからなる筒状の二重壁(側部31)を有する加熱体30と、二重壁の間に形成され、熱媒体を流通させる熱媒体通路(蒸気通路33b)と、加熱体30を液体に対して相対的に回転させ、遠心力を発生させる回転手段(駆動モータ40)とを備える。 (もっと読む)


【課題】黒液中の薬品(苛性ソーダ)の回収効率の向上を図る
【解決手段】濃縮前の黒液(希黒液)にボイラで集塵した回収灰(芒硝)を混合した後に、加熱・濃縮することとした。このように比較的粘性の低い希黒液に回収灰を混合することで、回収灰を黒液中に万遍なく行き渡らせることができる。これにより、黒液中で芒硝が結合して岩塩状となることを防止することができるため、芒硝の燃焼効率が高められる。また、ボイラの黒液噴霧ノズルの詰まりが回避され、黒液をボイラ内に均一に噴霧することができ、黒液の燃焼効率が向上し、黒液中の薬品の回収効率が向上する。 (もっと読む)


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