説明

株式会社シビルにより出願された特許

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【課題】斜面に点在する複数の岩塊の挙動をまとめて抑制できる落石防止技術を提供する。
【解決手段】斜面に被覆するとともに、複数の岩塊に固定して静的荷重を吊り支持する吊り網体10と、前記吊り網体を吊り支持し、荷重分散作用を有する吊りロープユニット20と、前記吊りロープユニットの周囲の斜面に設置し、連結滑車30を介して前記吊りロープユニットを斜面に固定する上位のアンカーおよび下位のアンカーを含む複数のアンカー40とを使用し、斜面に点在する複数の岩塊を吊り網で被覆しつつ、前記吊りロープユニットを経由して吊り網体10に作用する前記静的荷重を周囲のアンカー40に分散して支持させる。 (もっと読む)


【課題】簡易な方法でありながら確実に所望のアンカー耐力を確保することが可能な定着アンカーの構築方法等を提供すること。
【解決手段】先端近傍に開口部を有する自穿孔式の中空ロッドにより地盤を削孔してアンカー孔を形成し、前記中空ロッドをアンカー孔内に埋設したまま、前記中空ロッドの内部及び外部へと固結材を注入し、前記中空ロッドの内部からシール材を挿入し、前記シール材でもって前記中空ロッド内部の固結材を前記開口部を経由させて前記中空ロッドの外部へと押し出しつつ、前記開孔部を閉塞し、前記中空ロッドの内部に前記ロープ材を配置して固結材を注入して定着アンカーを構築する。 (もっと読む)


【課題】打設するアンカーを耐力の大きなものへと交換することなく、且つ岩塊に打設するアンカー本数を極力抑えながら、高重量の岩塊の崩落又は滑動を防止することが可能な、落石抑制構造を提供すること。
【解決手段】地盤と岩塊に打設したアンカー間に荷重分散ユニットを張設することにより、岩塊の挙動を抑制する、落石抑制構造であって、前記荷重分散ユニットは、プーリーと、前記プーリーに係留する分散ロープと、を少なくとも有し、前記プーリーを、岩塊に打設したアンカーに連結し、前記分散ロープの各端部を、地盤側に複数打設した各アンカーに連結したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の固定化を促進しつつ、高いエネルギー吸収性能を発揮できる衝撃吸収柵を提供すること。
【解決手段】防護ネットを具備した防護柵本体と、防護ネットの受撃面に付設した複数のエネルギー吸収体とにより構成する衝撃吸収柵であって、前記エネルギー吸収体は木質系の廃棄物を熱処理して炭素を固定化した複数の炭化物と、前記木質系の廃棄物の炭化物を被覆する被覆材とを具備する。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の固定化を促進しつつ、高いエネルギー吸収性能を発揮できるエネルギー吸収体の製法とエネルギー吸収体を提供すること。
【解決手段】木質系の廃棄物を熱処理して炭素を固定化した複数の炭化物10と、複数の炭化物10に自己接着性を付与する接着剤とを具備し、複数の炭化物相互間に空隙23を形成して固着して所定の形状に成形する。 (もっと読む)


【課題】荷重の分散伝播性能に優れた誘導防護構造体の防護ネットを提供すること。
【解決手段】ロープを編み込んで形成した複数の菱形ロープネットと、ロープを編み込んで形成した複数の三角ロープネットとにより防護ネットを構成し、防護ネットの周囲に衝撃荷重を伝達可能な主ロープを設け、主ロープの複数箇所を斜面に定着したアンカーに支持させる。 (もっと読む)


【課題】安価で扱い易く、衝撃エネルギーの大きさに応じて、エネルギー吸収性能が変化可能とする。
【解決手段】端末緩衝具Aは、一方側の開口9の径よりも、内部へ行くに従って徐々に径が小さくなるテーパ状となった挿通孔8を有する複数個のガイド体5と、前記開口9側に位置し、前記挿通孔8に進入可能である、二枚の挟持片からなる挟持具10・10と、前記二枚の挟持片を一体に固定する固定手段16・17とから成っている。衝撃吸収ロープ2の最先端側に位置する挟持具10の先端部を、ガイド体5の挿通孔8内に押し入れる。より大きなエネルギーが作用したとき、ガイド体5が次の挟持具10を挿通孔8内に押入れて、エネルギーを減衰するより大きな摩擦力が生じる。 (もっと読む)


【課題】安価な部材で、衝撃吸収効果を安定的に得ることができるようにする。
【解決手段】押圧板1はバネ鋼板製であって、衝撃吸収ロープ2を嵌合可能な溝3を有するとともに、当該溝3と交差する方向であって、溝3の窪みとは反対側に突出する凸部4が、溝3の左右に形成されている。この押圧板1・1二枚を、一方の押圧板1の溝3に、他方の押圧板1の凸部4を合わせて、互いに嵌め合わせ、ボルト6・ナット7によって一体に固定して把持具Aとする。溝3に嵌め込んだロープ2は、バネ力によって掴み、摩擦力を生じさせ、落石などの衝撃エネルギーを吸収し、減衰する。 (もっと読む)


【課題】簡易な手法で以って岩塊の回転落下と滑落を確実に防止できる、落石防止技術を提供すること。
【解決手段】岩塊20と、該岩塊20の上方斜面との間を吊りロープ30で連結し、前記吊りロープ30の上端を定着アンカー40で斜面に固定し、岩塊20の周囲に這わせた吊りロープ30の下端を岩塊20の下半部の一部に固定した。 (もっと読む)


【課題】地盤条件に左右されずに、ロープアンカーの耐力を向上できる、簡易なアンカー構造体を提供する。
【解決手段】土砂や砂からなる地表面を有する斜面に沿って張設するロープ材の一端を固定するアンカー構造体であって、地中に定着するロープアンカーと、断面が円弧状のロープ案内面と、断面が直線状の定着面とを有する枕体と、前記枕体の定着面よりも面積の大きな有孔板と、からなり、前記ロープアンカーの地表に露出する部分と、前記枕体のロープ案内面とが接するように、前記枕体を配置し、前記枕体の定着面と、地表面との間に前記有孔板を配置し、地表に出た前記ロープアンカーを、前記枕体のロープ案内面に沿って張設し、前記ロープアンカーを、連結具を介して、前記ロープ材と連結したことを特徴とする、アンカー構造体。 (もっと読む)


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