説明

新第一塩ビ株式会社により出願された特許

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【課題】重合缶内のスケールの発生を回避乃至抑制する。
【解決手段】導入ノズル108は、内側端から重合缶壁104を貫通して重合缶外へ延出し且つ外側端には外側端面壁114が付設されている第一の導入管110と、第一の導入管内に位置する内側端から第一の導入管に付設された外側端面壁を貫通して第一の導入管外へ延出し、内側端には内側端面壁126が付設され外側端には外側端面壁136が付設されている第二の導入管120と、第一の導入管の外側において第二の導入管壁の内側端から第二の導入管壁を貫通して第二の導入管外へ延出する第三の導入管142と、第一の導入管内に位置する内側端から第二の導入管に付設された内側端面壁を貫通して第二の導入管内を延在し、更に第二の導入管に付設された外側端面壁を貫通して第二の導入管外へ延出する第四の導入管146とを具備する。第二の導入管壁の及び第四の導入管の管壁には孔が形成されている。 (もっと読む)


【課題】還流凝縮器を付設した重合反応装置を用いた塩化ビニル系重合体の製造方法において、発泡を防止して、フィッシュアイ等が少ない高品質の塩化ビニル系重合体を製造する方法を提供する。
【解決手段】還流凝縮器を付設した重合器を用い、塩化ビニル系単量体を懸濁重合するに際し、発泡防止を施すに当たり、発泡防止成分として、ケン化度70〜90モル%の部分ケン化ポリ酢酸ビニル及び1重量%水溶液の25℃における粘度が10〜5000Pa・sである、水溶性セルロースエーテル、ポリエチレンオキサイド、又はエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド共重合体からなるエーテルを、特定の添加条件でそれぞれ添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】強度(耐久性、反り防止、寸法安定性等)が求められるタイルカーペット等の製造において、加熱処理温度を低くすることができるペースト用塩化ビニル系樹脂を提供すること。
【解決手段】
【請求項1】
以下の要件1を満たす塩化ビニル系重合体Aと要件2を満たす塩化ビニル系重合体Bからなるものであって、しかも該重合体Aと重合体Bの関係が、以下の要件3を満たすことを特徴とするペースト用塩化ビニル系樹脂。
要件1:塩化ビニル系重合体A
粒度分布曲線の最大値0.1〜0.25μm、
平均重合度1000〜1400
要件2:塩化ビニル系重合体B
粒度分布曲線の最大値1.0〜2.5μm、
平均重合度600〜900
要件3:塩化ビニル系重合体Aと塩化ビニル系重合体Bの割合
塩化ビニル系重合体A15〜40重量%、
塩化ビニル系重合体B60〜85重量% (もっと読む)


【課題】還流凝縮器を付設した重合反応装置を用いた塩化ビニル系重合体の製造方法において、発泡を防止して、フィッシュアイ等が少ない高品質の塩化ビニル系重合体を製造する方法を提供する。
【解決手段】還流凝縮器を付設した重合器を用い、塩化ビニル系単量体を懸濁重合するに際し、発泡防止剤として、ケン化度70〜90モル%の部分ケン化ポリ酢酸ビニルと消泡剤を併用し、該部分ケン化ポリ酢酸ビニルは、添加条件1(添加開始は、重合転化率が5%となる時点以降、添加量は、塩化ビニル系単量体100重量部に対して、0.02〜0.5重量部、添加割合は、添加量の60〜100重量%は、重合転化率が5%から30%未満の間に添加する)、該消泡剤は、添加条件2(添加開始は、重合転化率が30%未満、添加量は、塩化ビニル系単量体100重量部に対して、0.0001〜0.05重量部)で、添加することを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ペースト加工に供される、粉体付着性が小さく、粉体流動性に優れ、かつ、プラスチゾル調製に際して可塑剤への分散性の良い塩化ビニル樹脂顆粒を提供すること。
【解決手段】 ペースト加工用塩化ビニル樹脂粒子の集合体である樹脂顆粒であって、JIS149μm標準篩での分級の篩上成分が0.1重量%未満で、直径10μm以下の成分が10重量%以下であり、嵩密度(ゆるめ)が0.45〜0.58g/ccであるものであるペースト加工用塩化ビニル樹脂顆粒。 (もっと読む)


【課題】重合缶内に重合開始剤及び水を導入するための導入ノズル構造を改良して、スケールの発生を充分に回避乃至抑制する。
【解決手段】導入ノズル構造は、重合缶壁の内側端から重合缶外に延出する第一の導入管10と、第一の導入管内に第二の導入管24、第三の導入管30とを具備する。第二の導入管壁の第一の導入管内に位置する部分には周方向に間隔をおいて複数個の孔が形成され、第二の導入管に付設された内側端面壁にも周方向に間隔をおいて複数個の孔が形成されており、第四の導入管の第三の導入管の内側端よりも内側で且つ第二の導入管内に位置する部分にも孔が形成されている。 (もっと読む)


【課題】塩化ビニル系重合体を製造する方法において、微粒子が少なくて、嵩比重が高く、フィッシュアイの発生が少ない高品質の塩化ビニル系重合体を簡便に効率良く提供すること。
【解決手段】塩化ビニル系単量体を、水性媒体中で懸濁重合して、塩化ビニル系重合体を製造するに際し、(1)重合反応器の正味撹拌動力Pvは、重合開始から転化率が少なくとも30%に達するまでの期間は、反応液1m当たり1.0〜3.0kW/mに制御する、(2)塩化ビニル系単量体100重量部当たりの懸濁剤の合計量T(重量部)が、式(T<0.024+0.015×Pv)を満足する、(3)重合開始時の懸濁剤及び懸濁助剤を含んだ水性媒体の25℃における表面張力は、45dyne/cm以下とする、という3要件を同時に満足させて重合を行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塩化ビニル系単量体を水性媒体中で懸濁重合させて塩化ビニル系重合体を製造する方法において、還流凝縮器による除熱方式を用いた場合にも、生産性や嵩比重の高さを維持しながら、発泡を防止して、フィッシュアイが発生しない高品質の塩化ビニル系重合体を簡単に製造する方法を提供すること。
【解決手段】(1)塩化ビニル系単量体を水性媒体中で懸濁重合させて塩化ビニル系重合体を製造するに際し、反応開始後に、水を添加して反応中の反応液の体積変動を防止するとともに、塩化ビニル系単量体の追加添加を重合転化率が15〜35%に達した時点で行うことを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法、(2)反応液の体積の維持が、0.9〜1.1V(反応開始時の反応液の体積V)の範囲内で行われるものである(1)記載の塩化ビニル系重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】オレフィン系単量体、特に、塩化ビニルの重合において、長期間の連続運転を可能にする、重合反応器内部表面のスケール付着防止方法を提供すること。
【解決手段】(1)重合反応器内にスケール付着防止剤を攪拌下に噴霧し、該重合反応器内壁に沿って上昇流を、また重合反応器中心部に下降流を生起させることにより、重合反応器内でスケール付着防止剤を循環させ、重合反応器内部表面にスケール付着防止剤を塗布することを特徴とするスケール付着防止剤の塗布方法、(2)攪拌を重合反応器の撹拌機により行う上記1記載のスケール付着防止剤の塗布方法。 (もっと読む)


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