説明

株式会社クロダレースにより出願された特許

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【課題】 高い伸縮性を有し、モールド加工などによって立体成形することができる形態安定性に優れたレース編地および編レースを提供する。
【解決手段】 鎖編糸21によって、形成される鎖編組織を有するレース編地の鎖編組織に、鎖編糸21よりも低い溶融温度を有する挿入糸22が編込まれる部分を形成し、さらに前記鎖編組織を、第1ループ状部分24と第2ループ状部分25とが交互に連なって予め定めるコース方向に複数段並び、注目する第2ループ状部分25が、その第2ループ状部分25のコース方向前段の第1ループ状部分24を挿通してコース方向後段に向かって延び、かつ前記第2ループ状部分25のコース方向同段の第1ループ状部分24を挿通して、コース方向後段の第1ループ状部分24に連なることによって連鎖状に形成されてコース方向に延びるように形成し、前記挿入糸22には、伸縮性を有する糸を使用する。 (もっと読む)


【課題】 バックジャカード編機を用いてシャーリング可能な編地を編成する編成方法を提供する。
【解決手段】 柄糸22の遊離部分34を形成する期間において、横振りさせるために鎖編糸21をアンダーラップさせるとき、柄糸22を鎖編糸21と同様にアンダーラップさせる。これによって柄糸22の遊離部分34は、鎖編糸21の横振り部分26,28が重なることなく編込まれる。編成後、柄糸22の遊離部分34は、鎖編糸21の横振り部分26,28に拘束されず、厚み方向表側への変位が許容される。したがって鎖編糸21の横振り部分26,28に関係なく、柄糸22の遊離部分34を十分に遊離させることができる。これによってその遊離部分34をシャーリング装置によって機械的に切除することが可能となり、美観を向上した編レースを製造することができる。 (もっと読む)


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