説明

株式会社サン・ディ・クロスにより出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】斜糸をガイドする糸通し穴をイン側に有する移動駒を、前路又は後路の途中において移動力を補えるようにして広幅の四軸織物の作製を可能にした。
【解決手段】本発明は、移動駒2の環状走行路6を構成する前路6Fと後路6Bに直交する2つのターン路6T、6Tに、回転軸4、4′を平行にした鼓形回転体5、5′を対向設置し、各鼓形回転体の径大部間の周面に、カムピンの導出入点及び該導出入点から螺旋を描いて対面側の導出入点に至るカム溝を設け、該カム溝の導出入点から連繋する傾斜路5dを設け、かつ、前記前路と後路の途中に、前記カムピンを導入及び導出できる螺旋状のカム突起17を形成し、前路又は後路の移動駒2の移動力を補助し、その行程をいかなる長さにもできるように構成した。 (もっと読む)


【課題】斜め糸をガイドする糸通し穴を有する移動駒を、前列から後列、又は後列から前列へのターンをスムーズに行うとともに、該移動駒のターン時に、移動駒のガイド穴に通された糸が撚られることがないようにした四軸織機の駒移動装置を提供する。
【解決手段】本発明は、対向位置に鼓形回転体を水平方向に平行に設け、該鼓形回転体には一端側の径大部の1始点から径小部を経て他端側の径大部の360°回った位置を終点とするカム溝をガイドとしてターンし、前列から後列、後列から前列に至るように移動でき、内端部に上下方向に貫通する糸通し穴を有する移動駒を設け、該移動駒はターン後に前列及び後列を押圧により順次移動するようになり、第1糸(経糸)及び第2糸(緯糸)との交部に供給される第3糸(斜糸)及び第4糸(斜糸)が撚られることがないように構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1糸(経糸)と第2糸(緯糸)と第3糸及び第4糸(斜糸)を四軸方向に織り込んでなる四軸織物とその外側に第2糸を把持する耳糸の耳組みを効率よく行わせることのできる四軸織機を提供する。
【解決手段】四軸織物1を製織できる四軸織機において、四軸織物1の第1糸aの外側にて第2糸bを把持する耳糸e、e ′を先端部の穴に通した第1耳スライダー62と第2耳スライダー63とを対向方向及び背反方向、並びに横移動可能にした耳組み機構61を設けたことを特徴とし、レピアにより挿入された第2糸bの端部を耳糸e、e ′を交差させつつ安定して把持できるようにし、四軸織物の主部と耳部とのバランスの狂いを無くし、織機から取り外した四軸織物が捩れたり、端部がほつれたりすることを確実に防止できるように構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1糸(経糸)と第2糸(緯糸)と第3及び第4糸(斜糸)を四軸方向に体裁よく織り込むことのできる四軸織機を提供する。
【解決手段】第1糸(経糸)aを先端部の穴に通した第1スライダーと第2スライダーとを水平方向に対向して設け、該第1スライダー及び第2スライダーをスライドさせて第1糸に開口部を作り、該開口部に第2糸bを挿入させるレピアを設け、該レピアによる第2糸の挿入毎に筬打ちする回動腕を設け、前記第1糸と第2糸との交部に斜めに供給する第3糸c及び第4糸dをガイドするガイド穴3を有する移動駒2を、前記第1糸aの開口部より上方位置に前後二列に配列してなり、前記移動駒2を前列から後列、後列から前列へターンさせるときに、該移動駒2を把持し、ターン方向に180°回動させつつ送ることのできる搬送手段6を設けたことを特徴とし、第1糸(経糸)及び第2糸(緯糸)との交部に供給される第3糸c及び第4糸d(斜糸)が撚られることがないように構成した。 (もっと読む)


1 - 4 / 4