説明

ナルックス株式会社により出願された特許

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【課題】ハイパワーの青色レーザに耐えうるレーザ損傷抑制膜を、プラスチックの基板上に備えた光学素子を提供する。
【解決手段】低屈折率材料(105)から成る層および高屈折材料(107)から成る層を、交互に少なくとも一層ずつ、酸化防止機能を有する熱可塑性透明樹脂シクロオレフィンポリマーから成る基板(101)上に損傷抑制膜として形成した光学素子であって、少なくとも高屈折率材料から成る層がプラズマ状態を発生させた条件で成膜されたものである。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単であり、広い分野に応用することのできる、特定波長の赤外光源を提供する。
【解決手段】本発明による赤外光源は、発熱体と、正の誘電体として機能する部分および負の誘電体として機能する部分を一定方向に一定周期で交互に形成した格子とを備え、前記発熱体の放射エネルギを、前記格子の配列方向と直交する偏光面を有する、前記格子の形状によって定まる特定の波長の赤外線に集中させて放射することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基材上にエネルギー硬化型樹脂を成形して複合型光学素子を製造する方法であって、真空引きや金型コアの温度制御のための装置が不要であり、成形後の後処理が不要な方法を提供する。
【解決手段】本発明による複合型光学素子を製造する方法は、基材2上にエネルギー硬化型樹脂1を塗布し、エネルギーを与えるステップと、その後、金型によって、基材上のエネルギー硬化型樹脂を、常温でプレス成形するステップと、を含む。本発明による複合型光学素子を製造する方法において、プレス成形する際のエネルギー硬化樹脂の粘度が、取り扱いの際に形状を維持することができ、かつ、常温において複合型光学素子に光学ひずみを生じさせない圧力で、プレス成形することができる値となるように、エネルギー硬化樹脂に与えるエネルギーおよびエネルギーを与えてからプレス成形するまでの時間を定める。 (もっと読む)


所定の波長領域の二波長に対して使用することのできる、簡単な構造の偏光素子を提供する。本発明による偏光素子は、基板に断面が三角形状の、一定周期Λの格子パターンを形成し、当該格子パターン上に基板に比べて屈折率の高い膜を付着させた2層構造からなる。第1の波長λおよび第2の波長λがλ<λの関係を満たす場合に、格子面に対する入射角度を、θとしてΛcosθ<λである。第1の波長λに対して、TE偏光の0次回折光の反射効率が所定の値以上であり、TM偏光の0次回折光の透過効率が所定の値以上であり、第2の波長λに対して、TE偏光の0次回折光の透過効率が所定の値以上であり、TM偏光の0次回折光の反射効率が所定の値以上であるように格子周期、格子高さおよび膜厚を定めている。
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【課題】複屈折性材料と同様の特性を有し、かつ、複屈折性材料のように高価ではない光学的構造体を提供する。
【解決手段】高屈折材料の層(111)と低屈折の層(113)とを、所定の周期(P)で、かつ光の入射面に対して一定の角度(θ)で配置した光学的構造体であって、前記所定の周期が入射した光が回折を起こさない程度に小さな周期であり、入射した光を、常光線と異常光線とに分離させる光学的構造体。1実施形態によれば、前記一定の周期は、0.4μm以下である。他の実施形態によれば、低屈折率の層(113)を中空としている。 (もっと読む)


【課題】樹脂の重合収縮が小さく、樹脂内に気泡が発生しにくい光学レンズの製造方法およびそのような製造方法によって製造される高精度の光学レンズを提供する。
【解決手段】本発明による光学レンズは、ファイバ素線(2)からの光を受け取るように、ファイバ素線を埋め込んだ樹脂の部分(3)に隣接した空間に樹脂(4、5)を注入して形成されている。光学レンズを形成する樹脂は、光硬化型樹脂にシリカゾルを、シリカ重量で40乃至60%混合させたものである。本発明の一実施形態によれば、レンズ部分が、ファイバ素線の端面からの光を受け取る第1の部分(4)とレンズ曲面を構成する第2の部分(5)とからなり、第1の部分と第2の部分とが異なる種類の樹脂から構成される。 (もっと読む)


【課題】偏向器と走査レンズとの距離を小さくしたコンパクトな走査光学系を提供する。また、このようなコンパクトな走査光学系を使用したレーザビームプリンタを提供する。
【解決手段】本発明による走査光学系は、光源(101)からの光を偏向器(105)によって偏向させ、走査レンズ(1061、1062)を通過させた後、像面(107)上を主走査方向に走査する。本発明による走査光学系は、偏向器と走査レンズとの位置を近づけるように、当該光源の位置から主走査面に下した垂線の足が、主走査面内において偏向器の中心から走査レンズを見込む角度の範囲内に位置し、光源からの光が偏向器に到達するまでに、走査レンズを通過するように構成している。 (もっと読む)


本発明による結像光学素子は、異なる二波長を0次およびα次回折光として回折効率を向上させることができる。本発明による結像光学素子は、少なくとも1つの面に、光軸を含む第1領域と第1領域の周囲の回折部を有する第2領域とを備え、第1の波長を有する第1の光線と、第1の波長と異なる第2の波長を有する第2の光線を取り扱う。第2領域における回折部の形状は、基板を平面とした場合に階段形状であり、階段形状の段差量が、0次回折光の回折効率が、第1および第2の光線の、一方の波長において回折効率のピークに近づくように、前記一方の波長に基づいて定められている。階段数をN、前記一方の光線の波長をλ、0次以外の回折次数をα、mおよびpを整数とした場合に、波長 λ=[N/(N・m+α)]・λ・pと第1および第2の光線の、前記他方の波長との差の、前記他方の波長に対する比率が、回折効率のピーク値からの低下の度合いから定めた所定の値以下であるように、階段数Nが定められている。
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【課題】 ビームスポットにおけるサイドローブを低減した光ヘッドを提供する。
【解決手段】 発光素子110から出射され、凸面鏡103で反射されたレーザ光を集光素子101に向けて反射する平面鏡107を、集光素子101の光軸を中心とする、同心かつ環状の2つの平面鏡にて構成する。平面鏡が無い領域に入射したレーザ光は集光素子101に向けて反射されない。かかる成分を含まないレーザ光が光ディスクの記録面に形成するビームスポットはサイドローブが低減される。
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小型・低価額の要請を満たしつつ、像面湾曲や非点収差を小さくすることのできる結像光学系を提供する。少なくとも1つの光学素子を含み、少なくとも1つの光学素子の少なくとも1つの面を、結像光学系による像面湾曲および/または非点収差を補償するように、光軸の周囲を取り囲む少なくとも1つの帯状領域および光軸を含む中心領域に分割し、少なくとも1つの帯状領域および中心領域の間に段差を設けている。本発明の1実施形態によれば、さらに結像光学系による像面湾曲および/または非点収差を補償するように、少なくとも1つの帯状領域および中心領域を構成する面の形状をそれぞれ個別に決定している。
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