説明

株式会社イー・エム・テクノにより出願された特許

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【課題】薄形でありながら、電波吸収特性を広帯域化する。
【解決手段】磁性を有するワイヤー110がメッシュ状に編まれたワイヤー磁性体部11と、磁性粉が分散された樹脂をバインダーとした磁性シート12とが重畳されてなる電波吸収体である。ワイヤー磁性体部11はたて糸111とよこ糸112という線材110からなり、互いに編まれている。線材110は、芯材11aと、その周囲(外表面)にコーティングされた磁性体層11bからなる。前記重畳構造によって、薄型で、かつ磁性シート12本来の共振周波数よりも、吸収周波数のピークが低周波数側にシフトし、結果、広帯域化する。 (もっと読む)


【課題】薄型化することが容易な電波吸収体を提供する。
【解決手段】一方面から順に、抵抗体を含む抵抗体層2と、磁性体として機能する磁性体層3と、導体層4とを備え、磁性体層3は、ポリエステルの線材の外周に銅の第二層が設けられて第1線材が構成され、さらに第1線材の外周に、鉄とニッケルの合金からなる強磁性体の第一層が設けられた磁性線材によって網状にされたものであり、第一層の厚さは、電波吸収体に吸収させようとする周波数の電磁波により生じる表皮厚以下にした。 (もっと読む)


【課題】高周波の電磁波に対して、誘電率を増大させることなく磁性体として機能する磁性素子を提供する。
【解決手段】線材2の外周に、所定周波数の電磁波により生じる表皮厚δ以下の厚さで強磁性体層3を備えることにより、当該周波数によって、磁性体として機能するようにした。線材2は、絶縁体であってもよく、正磁性体であってもよく、強磁性体層3とは異なる種類の強磁性体であってもよい。また、強磁性体層3が、直流においてニッケルの透磁率以上の透磁率を有する強磁性体であれば、強磁性体層3の厚さは、12μm以下であればよい。 (もっと読む)


【課題】高周波の電磁波に対して、誘電率を増大させることなく磁性体として機能する磁性素子を提供する。
【解決手段】所定の波長λを有する電磁波に対して磁性体として機能する磁性素子であって、磁性体を用いて構成された複数の線材2が、少なくとも二方向で交差して配置されるものであり、線材2は、D<4δ・μとなる太さDを有する。但し、δは取り扱い対象となる波長λの電磁波により生じる表皮効果における表皮厚、μは線材2の比透磁率である。 (もっと読む)


【課題】 厚さを薄型化しつつ電磁波の吸収範囲を広帯域化することができる電波吸収体を提供する。
【解決手段】 電磁波の入射面から見て順に、多孔磁性体層2、抵抗体層3、及び多孔磁性体層4からなる損失層と、導体層5とを略板状に積層した。また、多孔磁性体層2,4は、多孔質の誘電体からなる多孔質バインダーに磁性体微粒子を分散して構成した。 (もっと読む)


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