説明

三宝化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】硫酸ナトリウム十水和物及び硫酸ナトリウム無水和物を効率よく晶析させる廃液の減量方法、及びこの減量方法における減量工程を備える廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の廃液の減量方法は、硫酸ナトリウム含有廃液に、硫酸ナトリウム含有廃液の容量以下の容量の追加用硫酸ナトリウム含有廃液を添加する添加工程と、硫酸ナトリウム含有廃液の温度を所定温度に維持しながら(温度の上昇を抑えながら)、硫酸ナトリウム十水和物を晶析させる晶析工程と、晶析した硫酸ナトリウム十水和物と硫酸ナトリウム十水和物含有液分とを分離する分離工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】廃液からフッ素を除去する廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の廃液の処理方法は、硫酸ナトリウム及びフッ素イオンを含有する廃液を濃縮して濃縮廃液とし、この濃縮廃液に硫酸カルシウムを添加してフッ化カルシウムを生成させ、この濃縮廃液からフッ化カルシウムを除去することを特徴とする、また、処理後の、フッ化カルシウムを含有する固形状分が除去された液状分から、0〜30℃の温度で硫酸ナトリウム十水和物を晶析させ、その後、この硫酸ナトリウム十水和物を水により洗浄することにより、硫酸ナトリウムを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】廃液を濃縮し、固液分離し、無機塩の含有量が減少した廃液とする廃液の減量方法、及び回収された無機塩等に含有される特定の成分を精製等して再利用する廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の廃液の減量方法は、無機塩(硫酸ナトリウム等)を含有する廃液を濃縮して濃縮廃液とし、濃縮廃液を固形状分と液状分とに分離(遠心分離等による。)することを特徴とする。また、本発明の廃液の処理方法は、本発明の減量方法における減量工程を備えることを特徴とする。例えば、硫酸イオンを含有する液状分にカルシウム化合物を添加して汚泥を生成させ、その後、脱水して脱水物とし、この脱水物をセメント原料として再利用することができる。 (もっと読む)


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