説明

三立応用化工株式会社により出願された特許

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【課題】従来の二次元電気泳動システムにおいて、等電点電気泳動操作が長時間で、さらに高分子量タンパク質への適用が困難であるという課題を克服する。さらに、技術的に熟練が必要である従来の二次元電気泳動システムにかわり、取扱いが容易で、試料の損失や失敗の少ない二次元電気泳動システムを構築する。
【解決手段】等電点電気泳動操作において、ゲルの支持体としてメッシュチューブまたはメッシュチューブ様成型加工品を用いることで、ゲルの低濃度化を可能にし、泳動時間の短縮と、高分子量タンパク質への適用を実現する。また、メッシュチューブ及びメッシュチューブ様成型加工品はゲルの低濃度化による崩壊を防ぎ、取扱いも容易になる。さらにメッシュチューブまたはメッシュチューブ様成型加工品を使用することによって、棒状ゲルを外側から包み込む形になるので、タンパク質の移動を阻害することなく、高い再現性を確保することも可能である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】従来の二次元電気泳動システムにおいて、等電点電気泳動操作が長時間かかり、さらに高分子量タンパク質への適用が困難であるという課題を克服する。なおかつ、技術的に熟練が必要である従来の二次元電気泳動システムにかわり、取扱いが容易で、試料の損失や失敗の少ない二次元電気泳動システムを構築する。
【解決手段】二次元電気泳動システムにおける等電点電気泳動操作において、ゲルの支持体として親水性フィルターを用いることによって、ゲルの低濃度化を可能にし、泳動時間の短縮と、高分子量タンパク質への適用を実現する。さらに、親水性フィルターは物理的強度も大きく、自重で垂れ下がることがないので、ゲルの低濃度化による崩壊を防ぐだけではなく、取扱いも容易になる。 (もっと読む)


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