説明

株式会社アイエスにより出願された特許

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本発明は、環状三量体の含有量の少ない成形用ポリエチレンテレフタレートを製造する方法を提供することを目的とする。本発明は、(1)イオン含有量が10ppm以下、酸価が30mgKOH/g以下であるビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを縮合させて平均重合度4〜10のオリゴマーとする縮合工程、(2)該オリゴマーを溶融重合させて固有粘度0.50〜0.65のプレポリマーとする溶融重合工程、および(3)該プレポリマーのペレットを結晶化させてから190〜230℃の温度で固相重合させ、固有粘度が0.65以上であるポリエチレンテレフタレートとする固相重合工程、からなる成形用ポリエチレンテレフタレートの製造方法およびかかる方法により得られる特定の性質を有する成形用ポリエチレンテレフタレートである。 (もっと読む)


【課題】 ポリエステル繊維屑から効率良く精製エステルモノマーを回収する方法を提供する。
【解決手段】 ポリエステル繊維屑からエステルモノマーを回収する方法であって、(1)ポリエステル繊維屑をエチレングリコール(EG)により解重合してエステルモノマーを含むEG溶液とする工程、(2)EG溶液中の不溶解物を35℃を超える温度で濾別する工程、(3)EG溶液を35℃以下に冷却してエステルモノマーを晶析させる工程、(4)晶析したエステルモノマーと液体成分とを固液分離して粗エステルモノマーを得る工程、(5)粗エステルモノマーを、未使用のEGに溶解してEG溶液とする工程、および(6)EG溶液を精製して精製エステルモノマーを得る工程、からなる方法。 (もっと読む)


【解決課題】 ガスバリアーポリマーを含むPET成形品をエチレングリコールで分解した、ガスバリアーポリマーを含むグリコール溶液から効率良くガスバリアーポリマーを分離しグリコール溶液を精製する方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、(1)(i)ポリエチレンテレフタレートおよびガスバリアーポリマーから主としてなる成形品を粉砕したフレーク(a)、または(ii)フレーク(a)とポリエチレンテレフタレートから主としてなる成形品を粉砕したフレーク(b)とを含む混合物を、エチレングリコールで分解するグリコール分解工程、(2)該グリコール溶液を特定温度で冷却して、ガスバリアーポリマーを析出させる析出工程、および(3)該析出物を、グリコール溶液を特定温度で維持しながら分離する分離工程、からなるグリコール溶液の精製方法である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、生産効率に優れ、かつ製造コストの低減されたポリエステルの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、テレフタル酸をエチレングリコールによりエステル化させた後、重合を行いポリエステルを製造する方法であって、エステル化を溶融した純度93重量%以上のビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの存在下で開始することを特徴とするポリエステルの製造方法である。 (もっと読む)


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