説明

新邦工業株式会社により出願された特許

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【課題】グリースのように温度低下による熱収縮が生じる物体を充填する際に、容器本体が内側に凹んでしまうのを防止する。
【解決手段】缶底部に地板が巻締められているとともに最上部に開口部2が形成されている缶胴体5内にグリースを充填して、開口部2を天蓋7により閉蓋することによりこれを収納するグリースの収納方法であって、缶胴体5における開口部2外側に巻き込み突出形成された湾曲形状の固定縁部3に周縁溝部9を重ねるとともに、周縁溝部9から延設された複数のラグ21により固定縁部3を被包するようにして係止して開口部2を閉蓋し、周縁溝部9において、パッキンを非充填とするとともに頂部より内側の部位において突出された突出部11を固定縁部3に接触支持させることにより当該周縁溝部9と固定縁部3との間に空洞26を形成するようにして閉蓋する。 (もっと読む)


【課題】工場の省スペース化、並びに作業効率の向上を図ると共に、製造コストをも縮減することが可能な容器蓋の製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂並びにエラストマーを混合させてなる線状のパッキン12を、当該容器蓋の周縁に形成された嵌合溝11の周長に応じた長さに切断し、切断したパッキン12を嵌合溝11に巻回させることにより嵌合し、嵌合溝11に巻回されてなるパッキン12の両端面12a間に融点以上に加熱された加熱部材72を挿入し、パッキン12の両端面12aを加熱部材72の各側面に押し付けることによりこれらを溶融させ、加熱部材72をパッキン12の両端面12a間より外側へ移動させ、上記パッキンの両端面12aを互いに押し付けて溶着させる。 (もっと読む)


【課題】シーム溶接により形成される段差により固定縁部の塗装の剥離を防止する。
【解決手段】円筒状にロールフォーミング成型された鋼板27の両周端部28を互いにシーム溶接して構成され、缶底部に地板が巻締められてなる収納缶であって、最上部に位置する開口部外側に巻き込み突出形成された湾曲形状の固定縁部11と、固定縁部11の下段において外側に突出形成された湾曲形状のビード12とを備え、更に上から積み重ねる一の当該収納缶1におけるビード12に、下側から受ける他の当該収納缶1における固定縁部11を係止させることにより互いに上下に積み重ね可能に構成され、ビード12は、少なくともシーム溶接された周端部28において外側への突出量が低減されてなる。 (もっと読む)


【課題】取手付きドラム缶の底の縁は移動時の接触などで表面処理が剥げ、缶を床に何回と置かれ底部にゴミ等が付着し、その状態で重ねられドラム缶上部の窪みにゴミが溜まること、損傷を防ぐと共に持ち運びし易くする。
【解決手段】肉薄のプラスチック材料で圧空成型、真空成型などで製作した、取手付きドラム缶の上面形状に沿い縁を巻き込んだ保護カバーと底部形状に沿い縁を巻き込んだ底部保護カバーを付けた状態でドラム缶を重ねることができ、且つ、保護カバーにドラム缶の取手付近を穴、断続的な筋目、ハーフカットの筋目、切り落としの筋目を加工する。保護カバー、底部保護カバーが付いた状態で輸送、保管時は積み重ねが出来、持ち運び時にはドラム缶の取手を保護カバーの穴を通し、断続的な筋目、ハーフカットの筋目は簡単に切断することができ、切り落とし筋目から取手を取り出し保護カバーを付けたままドラム缶の持ち運びができる。 (もっと読む)


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