説明

新オオツカ株式会社により出願された特許

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【課題】、真空圧と大気圧との圧力差によるエアブローで、大気を異なる方向かつ複数方向からワークに吹き付けて、該ワークを効率よく乾燥することができるワークの乾燥装置の提供を目的とする。
【解決手段】乾燥槽41内を真空にする真空ポンプ17と、乾燥槽41と真空ポンプ17とを結ぶ真空ライン43に分岐接続された真空容器46と、乾燥槽41に大気開放弁V7,V8,V9からの大気を異なる方向から流入する複数の大気流入口48,49,50とを備え、乾燥槽41内を真空にした後、大気開放弁V7,V8,V9から大気を流入し、エアブローによりワークを乾燥させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被処理物に付着する油分を確実に洗浄除去することができ、被処理物の洗浄処理に使用される溶剤を再生処理して洗浄力の回復及び維持を図ることができる被処理物洗浄方法及び被処理物洗浄装置の提供を目的とする。
【解決手段】被処理物Aに付着する油分Dを炭化水素系溶剤Bに溶解させて分離した後、被処理物Aに残着する炭化水素系溶剤Bをフッ素系溶剤Cに溶解させて分離する。油分Dが溶解した炭化水素系溶剤Bと再生処理済みのフッ素系溶剤Cとの混合溶剤BCをフッ素系溶剤Cの沸点より低い温度で該沸点に近い温度に加温する。炭化水素系溶剤Bに対してフッ素系溶剤Cを溶解させ、フッ素系溶剤Cに対して溶解性がない油分Dを分離する。油分Dが分離された混合溶剤BCを沸点より低い温度に冷却して、炭化水素系溶剤Bとフッ素系溶剤Cとに分離及び再生するとともに、被処理物Aの洗浄処理に繰り返し使用する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、洗浄液を、第2処理槽内に滞留させることなく効率よく排出及び濾過することができる被処理物洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被処理物Aの浸漬洗浄処理が完了した際に、第2処理槽2Bに貯留されたフッ素系溶剤Cを、そのフッ素系溶剤Cの自重を利用して第2処理槽2Bの底部に接続された排出路2fから下方へ排出して貯液槽7へ供給する。第2処理槽2Bと貯液槽7との間に重力に沿ったフッ素系溶剤Cの流れを作ることができるので、フッ素系溶剤Cの全体を、第2処理槽2B内の角隅部等に滞留させることなく貯液槽7へ供給することができる。これにより、フッ素系溶剤Cの全体を排出及び濾過する際に要する時間が短縮され、作業の能率アップ及びレベルの高い濾過が行える。 (もっと読む)


【課題】この発明は、洗浄処理に使用される洗浄液の損失が少なくて済み、消費量及びコストの低減を図ることができる被処理物洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被処理物洗浄装置1により被処理物Aを浸漬洗浄処理する際に、第1処理槽1B内に放出されたフッ素系溶剤Cの蒸気Caを、第2処理槽2Bより下方に配置された冷却ジャケット3の冷却作用によって沸点より低い温度に冷却する。被処理物Aを、第1処理槽1B内の第2処理槽2Bに貯留されたフッ素系溶剤Cに浸漬して浸漬洗浄処理する。浸漬洗浄処理から蒸気洗浄処理へ移行する際に、被処理物Aを第2処理槽2Bに収容したまま位置を変更せずに、第2処理槽2Bに貯留されたフッ素系溶剤Cを蒸気Caに入れ替えて蒸気洗浄処理する。蒸気洗浄処理から浸漬洗浄処理へ戻る際に、第2処理槽2Bに放出された蒸気Caをフッ素系溶剤Cに入れ替えて浸漬洗浄処理する。 (もっと読む)


【課題】1つの被処理物乾燥装置により熱風乾燥処理と真空乾燥処理とが行え、被処理物の大きさ及び形状、或いは、洗浄液の残着量や種類等に応じた適切な方法で乾燥処理することができる被処理物乾燥装置を提供する。
【解決手段】ブロアー3bとブロアー7との送風力により、熱風発生装置3により発生された供給熱風Hと、熱風排出部2Abから排出される排気熱風Hとを合流させるとともに、濾過装置5により清浄濾過され、捕集装置8により液分が捕集された供給熱風Hを乾燥室2A内へ送風して、被処理物Aに残着する洗浄液を蒸発気化して熱風乾燥する。一方、減圧装置4を駆動して、乾燥室2A内の雰囲気Fを強制的に吸引して抜き取り、該乾燥室2A内を真空に近い状態に減圧する。熱風乾燥時において被処理物A自体に蓄積された予熱により、該被処理物Aに残着する洗浄液を蒸発気化して真空乾燥する。 (もっと読む)


【課題】簡易的な構成によって洗浄液の蒸発ロスを抑制し、小型化・低コスト化を実現することができる洗浄装置を提供すること。
【解決手段】洗浄装置1は、第1洗浄液61を蓄える前洗浄槽21と第1洗浄液61よりも沸点が低い第2洗浄液62を蓄える本洗浄槽41とを内蔵した洗浄ケース10と、洗浄ケース10に設けた搬入口101、前洗浄槽21に設けた前洗浄槽入口211、前洗浄槽出口212、本洗浄槽41に設けた本洗浄槽入口411、本洗浄槽出口412、及び洗浄ケース10に設けた搬出口102を貫通するように配設された搬送コンベア19と、前洗浄槽21と本洗浄槽41との間に配設され、搬送コンベア19を貫通させるスペース131を設けた中間仕切壁13とを有している。中間仕切壁13よりも上流側に存在する開口部分は、前洗浄槽21から溢れ出る第1洗浄液61により封止するよう構成してある。 (もっと読む)


【課題】被洗浄物に付着する油分を確実に洗浄除去することができ、洗浄剤を再生処理して洗浄力の回復及び維持を図ることができる被洗浄物洗浄方法及び被洗浄物洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄工程aにおいて、被洗浄物Aに付着する油分Dを、洗浄槽2に貯液されたフッ素系溶剤と炭化水素系溶剤を混合してなる加温済みの洗浄剤Bで洗浄除去する。すすぎ工程bにおいて、被洗浄物Aに残着する炭化水素系溶剤を、洗浄槽3に貯液したフッ素系溶剤を基本とする洗浄剤Cで洗浄除去する。一方、再生工程dにおいて、油分Dが溶解した洗浄剤Bを分離槽4に供給して所定温度に冷却し、洗浄剤Bに溶解した油分Dのみを分離する。且つ、油分Dが分離され所定の洗浄力に回復した洗浄剤Bを洗浄槽2に返還して洗浄処理に繰り返し使用する。 (もっと読む)


【課題】被洗浄物全体を防錆油により均一に覆われる状態に防錆処理して、洗浄後の発錆を防止することができる被洗浄物防錆方法及び被洗浄物防錆装置を提供する。
【解決手段】被洗浄物洗浄装置1の洗浄工程aにおいて、被洗浄物Aに付着する油分を洗浄除去する。防錆工程cにおいて、すすぎ処理された被洗浄物Aを、防錆槽5に貯液されたフッ素系溶剤と、炭化水素系溶剤と、防錆油とを溶解してなる防錆剤D中に浸漬して防錆処理する。乾燥時において、防錆処理済みの被洗浄物Aに付着する防錆剤D中のフッ素系溶剤及び炭化水素系溶剤を蒸発気化させ、被洗浄物A全体を防錆油Daにより均一に覆われた状態に防錆処理する。 (もっと読む)


【課題】排水中から効率的にアルコールを回収することによって水切り溶液に含まれるアルコールの消費を抑制し、優れた水切り性を維持することができる水切り乾燥装置を提供する。
【解決手段】水切り乾燥装置1は、表面に水分が付着した被処理材5aを水切り溶液61中に浸漬して、被処理材5aから水分を除去する装置である。この水切り乾燥装置1は、フッ素系溶剤とアルコールとの混合溶液よりなる水切り溶液61を蓄える水切り槽21と、水切り槽21からあふれ出た水切り溶液61を蓄えると共に水切り溶液61から水分濃度の高い分離液62を浮上分離させるための分離槽22と、パーベーパレーション膜を用いて分離液62から水分を除去して濃縮させたアルコールを回収するアルコール回収装置4とを有している。 (もっと読む)


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