説明

有限会社三谷原護商店により出願された特許

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【課題】 熱可塑性合成樹脂フィルムで形成したテープ原糸を、収束成型ノズルで加熱成型した模造イ草で、人工畳表を製造する方法に於て、模造イ草製造段階から、最終畳表製品までに亘る、熱アニーリング処理を合理化し、人工畳表製造の画期的な合理化を図る。

【解決手段】 長手方向に延伸した熱可塑性合成樹脂フィルムのテープ原糸12を、加熱された収束成型ノズル15に導通して製造した模造イ草22を、熱収縮性を内在する状態で緯条として用いて織成し、織成後の製品ロット25の状態で、熱弛緩処理して模造イ草22の熱収縮性を除去することにより、熱的に安定した人工畳表の製造を合理化する。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性合成樹脂フィルムで形成したテープ原糸を収束成型ノズルで加熱成型して、シース、コア、タイプの模造イ草とする方法に於て、収束成型時に、融着斑を抑制して断面真円に成型し、成型後の熱膨張アニーリングによる形態整形処理を省略し、製造の画期的な合理化を図る。

【解決手段】長手方向に延伸した熱可塑性合成樹脂フィルムのテープ原糸12を、加熱された収束成型ノズル15に導通し、ノズルの絞り部15Mに配置した空気抜き孔15Pを介して、テープ原糸12と共に喰い込んだ余剰空気を放出して、ノズル成型部15D内での空気爆発を抑制しながら成型し、芯部22Cの外周に融着表皮22Sを供えたイ草原糸17とし、該イ草原糸17を冷却槽19を経由して引取りロール20,21で製品模造イ草22として引取る。 (もっと読む)


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