説明

株式会社ジークエストにより出願された特許

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【課題】 プリント基板などの対象物の表面に示温インクをスポット的に塗布して示温体を形成し、耐熱試験や加熱試験に供することがあるが、これら試験後に、示温体を撤去する際、対象物の表面にスルーホールや凹凸部がある場合には、示温体の撤去が容易ではなく、対象物の表面を傷付けてしまう場合もあった。
【解決手段】 温度試験等をすべき対象物の表面に、食品用ラップフィルムを付着させ、該ラップフィルム上の所望箇所に示温インクを塗布乾燥させて示温体を形成せしめ、温度実験等を行った後、該ラップフィルムを対象物表面から剥がすことにより、その上に付着している示温体を対象物から撤去する様にした。 (もっと読む)


【課題】 ワックスなどの熱融解物質の融解作用を利用した発色形示温具は、各種産業分野において広く使用されているが、一枚毎に一つの示温具としての機能を果たす様になっており、ユーザーは大きさや設定温度毎に多数の示温具をストックしておかなければならず、調達コストや在庫管理の面から問題が多かった。
【構成】 薄いシート状の基材の表面に、所望の幅を有する着色帯を所望の間隔で複数条形成し、各着色帯表面にそれぞれ設定温度を示す形象を繰り返し表示し、更にその上に前記形象によって示された設定温度で融解する粉末状の石油系ワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた常温において不透明な感温物質を塗布せしめて切り分け可能なシート状示温具を構成した。 (もっと読む)


【課題】ワックスなどの熱融解作用を利用した示温体は多くの産業分野において大いに利用されているが、一定領域における温度分布を手軽に検知できる不可逆的な温度分布検知具は見当らなかった。
【構成】あらかじめ設定された任意の温度で融解して透明になる熱融解物質を粉末状に粉砕した粉状熱融解物質と、任意の色彩を有する粉状の着色物質と、粘ちょう剤とを溶剤中に分散せしめた示温剤を用い、基板上に異る温度で異る色の発色を行う数種類の示温部を相互に隣接させて狭い間隔で繰り返しスポット状に形成せしめたことを特徴とする温度分布検知具。 (もっと読む)


【課題】携帯電話機などの精密電子機器は、限界温度や限界湿度を超えると故障が発生する可能性が高く、炎天下の自動車のダッシュボード上に放置することや、水没させること、冠水させること、サウナ風呂中へ持ち込むことなどは厳禁されているが、これらの行為が原因で故障が生じたとき、原因を明確に特定出来ず、クレーム修理の対象になるか否かトラブルになる場合が多かったが、これらを同時並行的に検知出来るコンパクトなセンサーは見当たらなかった。
【構成】予め設定された温度で融解する粉末状のワックスと粘ちょう剤とを練り合わせた、常温において不透明な感温物質からなる感温体と、予め設定された相対湿度を超過したとき、その事実を不可逆的に表示する感湿体とを同一の基材上に配置して不可逆的感温感湿センサーを構成した。 (もっと読む)


【課題】極く小さい寸法ながら、複数の設定温度についての表示を行うことが出来、しかも設定温度領域が異なる同タイプの感温ラベル同士を容易に識別し得るマルチ表示タイプの極小感温ラベルを提供する。
【解決手段】裏面に粘着層が形成され、表面に黒あるいは所望の色彩が付されている矩形状の基材3の表面に、石油系ワックスの粉体と粘ちょう剤と溶剤とを混練してなり、あらかじめ設定された所望の温度で不透明から透明に不可逆的に変化する感温塗料により、設定温度超過の事実を不可逆的に表示する、「○」「△」「□」の各図形のいずれかからなる温度表示部4を所望間隔で複数個形成して、マルチ表示タイプの極小感温ラベルを構成した。 (もっと読む)


【課題】発色現象によって設定温度超過の事実を不可逆的に表示する温度感知シールにおいては、色紙が必要であり、色紙に由来する不良品が発生する余地があり、製造も面倒であった。
【構成】あらかじめ設定された任意の温度で融解する熱融解物質を粉末状に粉砕した粉状熱融解物資と、任意の色彩を有する粉状の着色物質と、粘ちょう剤、とを溶剤中に分散せしめて示温剤を構成した。 (もっと読む)


【課題】ICチップなどの製造において用いられる半導体ウェハーの真空チャンバー内における加熱処理の際、重金属ガスを真空チャンバー内に拡散させることなく、例えば1000℃以上といった超高温下における温度分布も、確実に測定出来る半導体ウェハーのテスト方法を提供する。
【解決手段】透明あるいは半透明をなした本体1の表面側の所望箇所に、あらかじめ設定された特定の温度で、視覚的変化をする示温材2を付着せしめ、その上から前記示温材のガス化を阻止する防禦膜3をコーティングしたテスト用の半導体ウェハーを、加熱用の真空チャンバー内に配置し、所定の加熱処理を行った後、該半導体ウェハーをチャンバー外へ取り出し、半導体ウェハーの裏面側からその肉厚を透かして示温材の変化状況を視認し、それによって半導体ウェハーの各部分のプラズマ放電下における温度分布状況を知る。 (もっと読む)


【課題】加工対象である食材などの被測定物内部の温度を測定出来る使い捨て可能な簡易な測定具は見当らず、加熱作業時の品質維持、能率化、コストダウンの障害となっていた。
【構成】棒状をなした被測定物挿入片2とその一方の端末に形成された頭部3とからなる測定具本体1の前記被測定物挿入片2の側面に、あらかじめ設定された任意の温度で融解するワックスを粉末状に粉砕したものと適量の粘ちょう剤と溶剤とを混練したワックス混合物を塗布して不透明なワックス感温層5を形成せしめて内部温度簡易測定具を構成した。 (もっと読む)


【課題】石油系ワックスなどの化学物質の融解作用を利用した発色形示温具は、常温雰囲気中においては十分に温度検知可能であるが、20℃以下の比較的低い温度領域において温度検知させ様としても、これに用いる化学物質が常温中において融解してしまう為、所期の機能を発揮させることは出来なかった。
【構成】底板2と前記底板2の周縁から上方に立ち上がった丈の短い周壁3とからなる容器1内に、任意の設定温度で融解して固体から液体に変化する化学物質10が封入されているマイクロカプセル5を充填すると共に、充填箇所の上部に、一方の面が彩色面8となっている色紙からなる発色材7を前記彩色面8が下方を向く様に、容器1内に設置されたスペーサー6を介して位置せしめ、更にこの発色材7の上面に、この容器1の上端開口部を閉塞する様に透明な樹脂板9を嵌め込んで固定して低温用発色形示温具を構成した。 (もっと読む)


【課題】ワックスなどの化学物質の熱による融解作用を利用し、設定温度超過の際に発色紙を発色させる設定温度超過の事実を表示する示温ラベルにおいては、測定対象物が経時的に受ける熱の総量(累積値)の表示はなかなかむずかしく、実用に耐えるものは存在していなかった。
【構成】任意の設定温度で固体から液体に変化する化学物質からなるシート状の感温材2をベースフィルム1上に載置せしめると共に、一方が彩色面4となっており、前記化学物質が浸み込むことにより、半透明化し、他方の面から彩色面4が透けて見える様になるシート状の発色材3を、その一部が前記感温材2に重なる様に、彩色面4を下側にしてベースフィルム1上に重畳し、その上を表面フィルム5で被覆せしめて示温ラベルを構成した。 (もっと読む)


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