説明

株式会社エム・ケイ・ケイにより出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】セメント系プレキャスト部材の物性を損なうことなく、その表面に、ピンホール、クレーター状凹凸といった欠陥のない塗膜を形成できる粉体塗装方法を提供する。
【解決手段】セメント系プレキャスト部材1の表面を電熱ヒーター7aで加熱することにより、表層部だけを160〜190℃に予熱する工程と、この予熱されたセメント系プレキャスト部材の表面に静電粉体方式の塗装ガン8により粉体塗料4を吹き付け、セメント系プレキャスト部材自身が保持する熱により粉体塗料を引き寄せ溶融密着させてペースト状の塗膜2を形成する工程と、ペースト状の塗膜2を電熱ヒーター7bで170〜185℃に再加熱することにより塗膜2の焼付けを行う工程と、冷却工程を経て、セメント系プレキャスト部材の表面を静電粉体塗装する。 (もっと読む)


【課題】 エポキシ樹脂の性能を保持できる温度条件下でのエポキシ粉体塗料の吹付けにより、鉄筋材の表面に上下2層の防食被膜を形成して、防食被膜に不可避的に発生するピンホールの問題を解決すると同時に、2層目の防食被膜にエポキシ樹脂でコーティングされた状態の強固な突起を発現させて、コンクリートとの付着力を高めることができる高付着防食被膜付き鉄筋材を提供する。
【解決手段】 鉄筋材1を加熱し、鉄筋材の表面温度が200〜250℃にある間に、鉄筋材にエポキシ粉体塗料4を吹き付けて第一防食被膜2を形成し、この温度条件下で、溶融状態にある第一防食被膜の表面に、粒径がエポキシ樹脂粉体aの粒径の2.5倍〜3倍のアクリル系樹脂ビーズbが混合されたエポキシ粉体塗料4を吹き付けて第二防食被膜3を形成し、第二防食被膜3の表面に無数の突起3aを有する高付着防食被膜付き鉄筋材を製造する。
(もっと読む)


1 - 2 / 2