説明

庄内鉄工株式会社により出願された特許

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【課題】 籾殻等を原料とする断熱材や遮音材などの断熱ボード等を製造する方法において、加熱成形後に残留する水分によって、断熱ボード等が充分の強度を保てないままであることが多く、長い時間をかけた加熱及び冷却を行なわなければないことが非効率的であった。また、残留水分による強度低下は成形後の破損を招き不良率が高い問題があった。一方、冷凍等によって成形品を固化してから取り出す方法などでは、設備負担が大きく、安価に製造することが困難であった。
【解決手段】 加圧と解圧の動作を繰り返すことによって効果的に水分除去を行ない、これによって不良発生を抑えつつ加熱乾燥を速め、かつ成形密度に応じてプレス量を規制するストッパによって成形品の寸法と密度を早期に安定させ、また離型性のよいフッ素加工等を施した金型を使用して成形品の破損を抑えることで、効率の良いプレス生産方法を提供して上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 化粧シートを台板に貼り付けする方法において、ロール状の化粧シートを連続で貼り付けする方法では、ロール交換時に巻始めと巻き終わりの化粧シートが無駄になる。また化粧シートを一旦枚葉にカットしてから貼り合わせる方法では、工程や設備面積が増え、化粧シートによっては巻き癖の影響で生産性が低下する問題があった。
【解決手段】 化粧シートはロール状で供給可能とし、化粧シートの先端と台板先端を位置決めして挟み込んだ後、台板先端から後端に向けて化粧シートの貼り合せと接着を行い、台板後端で化粧シートを切り離すと同時に次の化粧シート先端を位置決め保持することで、台板の投入に応じた枚葉生産を可能とした。 (もっと読む)


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