【課題】 胴の交換作業に要する時間を最小限とし、生産性を向上させるとともに、交換作業にかかるオペレータの負担を軽減させる。
【解決手段】 エンボス加工ユニットを構成するエンボッシング・シリンダ３２およびカウンター・シリンダ３３と、これらを回転自在に支持するサブフレーム３１Ａ，３１Ｂとで交換カセット３０を形成している。エンボッシング・シリンダ３２およびカウンター・シリンダ３３の周面には、ダイ３５，３６が取り付けられ、これらシリンダ３２，３３は互いに対接し、かつ互いに反対方向に回転する。カウンター・シリンダ３３には、枚葉シートをくわえるくわえ爪装置が備えられ、このくわえ爪装置を開閉させるカムがサブフレーム３１Ａに固定されている。また、サブフレーム３１Ａ，３１Ｂには、第３６に対するダイ３５の押圧力を調整する調整手段５７Ａ，５７Ｂが設けられている。さらに、カウンター・シリンダ３３の端軸には、本機の駆動歯車と噛合する被動歯車３４が軸着されている。 （もっと読む）

【課題】印刷ユニットを減数させる必要がなく、被印刷物にダイカット（型抜き）やミシン入れを施すことができるオフセット印刷機を得る。
【解決手段】圧胴４を有する少なくとも一つの印刷ユニットを備えたオフセット印刷機１であって、少なくとも一つの印刷ユニットのうち最も下流側に位置する印刷ユニット３に対して着脱可能に取り付けることができるミシンユニット装置２を備える。 （もっと読む）

（ｉ）凹版印刷シリンダ（０７）および凹版印刷シリンダ（０７）と接触するインプレッションシリンダ（０６）を支持する定置機械フレーム（０１）と、（ｉｉ）凹版印刷シリンダ（０７）にインク供給するためのインク供給システム（１２、１３、１６）であって、凹版印刷シリンダ（０７）と接触するように設計されたインク収集シリンダ（１２）と、前記インク収集シリンダ（１２）にインクを供給するための少なくとも１つのインク供給装置（１３、１６）とを備えるインク供給システム（１２、１３、１６）と、インク収集シリンダ（１２）を支持する少なくとも第１の移動可能なキャリッジ（１１）であって、定置機械フレーム（０１）に対して、インク収集シリンダ（１２）が凹版印刷シリンダ（０７）と接触する工程作業位置と、インク収集シリンダ（１２）が凹版印刷シリンダ（０７）から後退して離れる後退位置との間で移動するように適合される第１の移動可能なキャリッジ（１１）とを備える凹版印刷機が説明される。凹版印刷機は、移動可能なキャリッジ（１１）の工程作業位置において、インク収集シリンダ（１２）と凹版印刷シリンダ（０７）の間の適正な円周方向の見当合わせを確実にするために、保全工程後にインク収集シリンダ（１２）の回転位置を凹版印刷シリンダ（０７）の回転位置に対して修正および調整するための修正および調整システム（８０）をさらに備える。
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（ｉ）凹版印刷シリンダ（０７）および凹版印刷シリンダ（０７）と接触するインプレッションシリンダ（０６）を支持する定置機械フレーム（０１）と、（ｉｉ）凹版印刷シリンダ（０７）にインク供給するためのインク供給システム（１２、１３、１６）であって、凹版印刷シリンダ（０７）と接触するように設計されたインク収集シリンダ（１２）と、前記インク収集シリンダ（１２）にインクを供給するための少なくとも１つのインク供給装置（１３、１６）とを備えるインク供給システム（１２、１３、１６）とを備える凹版印刷機が説明されている。凹版印刷機は、少なくとも保全工程中にインク収集シリンダ（１２）を凹版印刷シリンダ（０７）およびインプレッションシリンダ（０６）から独立して回転させるための駆動システム（１１０；１１５；１１６）をさらに備える。
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【課題】ロータリーエンコーダなどを追加することなく既存ラインシャフト式輪転印刷機に同期させて増設シャフトレス式輪転印刷機の高精度同期位置制御を実現すること。
【解決手段】電動機駆動制御装置８は、ラインシャフト（機械軸）１１に設けられたパルスジェネレータ（ＰＧ）９が出力する速度位置パルス信号６と速度指令３に基づき電動機１３を制御しラインシャフト１１の速度が速度指令に一致するよう制御する。速度パルス信号６はコントローラ２１で周波数がｎ（ｎ＞１）倍され、折機が一回転する毎に近接スイッチ１９から出力される機械位相信号２０とともにシャフトレス輪転印刷機の同期位置制御装置２３に送られる。各同期位置制御装置２３は、コントローラ２１の出力及び機械位相信号２０とロータリーエンコーダ２５の出力の速度位置検出信号２６及び近接スイッチ３２の出力の機械位相信号３３に基づき各電動機２４の高精度同期位置制御を行う。 （もっと読む）

【課題】ニス引き装置でのニス引き版の交換を、枚葉紙印刷機の印刷装置のセットアップ作業と並行して行うことが可能となる枚葉紙印刷機の新しい運転方法を考案すること。
【解決手段】本発明は枚葉紙印刷機の運転方法に関するものであり、本発明に係る方法では、ニス引き装置の版胴でのニス引き版交換が、印刷装置または各印刷装置でのセットアップ作業に並行して行われうるので、ニス引き版を交換するために、各ニス引き装置は、枚葉紙印刷機の主駆動部との連結を完全に解除され、各ニス引き装置の胴は、別個の駆動部によって駆動され、ニス引き版の交換が行われた後は、各ニス引き装置は少なくとも一部は再び同期するように、もしくは見当を合せて、枚葉紙印刷機の主駆動部に連結される。 （もっと読む）

【課題】安価に実現される印刷機の印刷ユニットを作動させる方法を提供する。
【解決手段】印刷機（２６）の印刷ユニット（２７）を作動させる方法では、印刷ユニット２７が、例えば印刷動作である第１の動作モードで作動し、例えば保守動作である第２の動作モードで作動する。第１の動作モードでは、第１のモータ２１によって、印刷ユニット胴２８；３０とインキ練りローラ３１とが回転駆動され、第２のモータ２２によって、インキ練りローラ３１が軸方向へ駆動される。第２の動作モードでは、第３のモータ２３によって、インキ練りローラ３１が回転駆動され、第２のモータ２２によって、インキ練りローラ３１が軸方向へ駆動される。 （もっと読む）

【課題】印刷機において、版板の交換のための装置及び方法を改善して、該装置及び方法により確実な版板交換を可能にすると共に、ゴム胴及び圧胴の洗浄を伴う版板交換の際の装備時間を短くする。
【解決手段】版板交換の開始のために版胴２３を互いに機械的に連結して、一緒に１つの主駆動モータ５によって駆動し、古い版板７の送り出しの後に前記版胴２３の前記機械的な連結を解除して、該各版胴２３を固有の駆動モータ４によって駆動する。 （もっと読む）

【課題】 印刷機の駆動装置において、部品点数を増加させることなく構造を簡素化し製造コストの低減を図るとともに、設置スペースを小さくする。
【解決手段】 圧胴ギア５ａとゴム胴ギア６ａとが噛合し、ゴム胴ギア６ａと版胴ギア７ａとが噛合している。ゴム胴６は偏心軸受１４を介してフレームに回転自在に支持されており、偏心軸受１４を回動させる胴着脱装置１２によって圧胴５および版胴７に対して胴入れ、胴抜きが行われる。圧胴ギア５ａの回転を規制した状態で、胴着脱装置１２を作動させゴム胴ギア６ａを圧胴ギア５ａの周りを転動させることにより、版胴７が定位置に位置付けられる。 （もっと読む）

【課題】高精度な回転を実現する画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ブランケット胴１３は、架台（図示省略）に立設されたコラム２１に軸受２２を介して軸支される。コラム２１には、支持台２３が当該コラム２１にほぼ直角となり、一定の高さをもって立設される。支持台２３は、開口部２４を有し、内部には一定容量の空間を有する。支持台２３は、一定の高さを有するので、後述するモータ２８をコラム２１から一定距離離れる。支持台２３の開口部２４には、筐体２５の内部に固定子２６および界磁体２７を有するモータ２８が取り付けられ、当該モータ２８の出力軸３０が支持台２３の内部空間に入る。支持台２３の内部空間において、ブランケット胴１３の支軸２９とモータ２８の出力軸３０とは、同芯となるように継ぎ手３１で結合される。 （もっと読む）

【課題】輪転印刷機のための駆動装置を改良して、高いトルクの確実な伝達を実現し、かつ僅かな構造コストで主駆動歯車列の位相調節を実現するようなものを提供する。
【解決手段】隣接する２つの中間ドラム３１，３２が、ジャーナル８２，８３，８４，８５で、側壁８８，８９に支承されており、各ジャーナルに、歯車伝動装置の歯車９０，９１が、相対回動不能に配置されており、これらの歯車が、直接的に互いに係合しておらず、隣接する中間ドラムの歯車が、それぞれ中間輪９５，９７と持続的に係合しており、隣接する中間ドラムの歯車と中間輪とが、それぞれアーム７８，７９によって間隔を有して保持されており、中間輪が、連結部材７６によって相互間隔を有して保持されており、連結部材が、分離可能であり、中間輪の歯の係合が解除可能である。 （もっと読む）

【課題】新規な印刷機を提供する。
【解決手段】印刷装置のそれぞれが、版胴と、版胴に当接して回転するゴム胴と、ゴム胴に当接して回転する圧胴と、版胴に当接して回転する複数のインキ着けローラを有するインキ装置と、版胴に当接して回転する１つの水着けローラを有する湿し装置とを有し、各湿し装置の水着けローラは、連続運転が行われる条件のもとで、各湿し装置がデルタ運転されるとき、版胴と異なる表面速度で駆動可能であり、各印刷装置の版胴には、該版胴を独自のモータで駆動するために直結駆動装置が配設されており、各印刷装置のゴム胴と、圧胴と、インキ装置と、湿し装置とは印刷機の主駆動装置によって駆動可能であり、印刷機は閉あるいは開ループ制御装置を有し、該制御装置は、各印刷装置が連続印刷運転されるとき、印刷装置の直結駆動装置を制御し、それによって直結駆動装置が主駆動装置に対して同期するよう駆動される印刷機。 （もっと読む）

【課題】オフセット印刷機のための駆動装置であって、印刷中に複数の印刷装置の胴を同期的に駆動するための少なくとも１つのモータおよび歯車列が設けられており、隣接する印刷装置の胴が、それぞれ異なる位相位置を有しており、非印刷状態にある運転過程の間に胴を駆動するための切換可能な少なくとも１つの伝達装置が設けられている形式のものを改良して、刷版交換時の所用時間を短縮し、かつ比較的僅かなコストで実現可能であるようなものを提供する。
【解決手段】伝達装置６５，６６，６７，６８；８２，８３；１２２，１２３が、その都度の位相位置に応じた伝達比を有しており、胴３６，３７，３８，３９；７０，７１，７２が、共通回転状態で、同じ位相位置に調節可能になっている。 （もっと読む）

【課題】印刷機を運転するための新規な方法を提供する。
【解決手段】印刷機の他の印刷装置が連続運転されている間に印刷機の少なくとも１つの印刷装置において片持支承式で印刷プレートの交換を行う方法であって、連続運転されている装置の版胴は、それぞれ１つの個別駆動部または直接駆動部によって直接駆動され、連続運転されている印刷装置のインキ装置および湿し装置は主駆動部によって駆動され、また、印刷プレートの交換が行われている印刷装置では、インキ装置のインキ着けローラおよび湿し装置の湿し着けローラが、それぞれの版胴から離間させられる印刷機運転方法。本方法によれば、印刷プレートの交換が行われている印刷装置では、インキ装置および湿し装置は、主駆動部によって引き続き駆動されるか、または、印刷装置それぞれのプレート胴に対応させて設けられている個別駆動部もしくは直接駆動部によって駆動される。 （もっと読む）

【課題】 各印刷ユニットによる印刷の見当ずれを早期に定常状態に収束させることができるグラビア印刷機およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】 グラビア印刷機は、最初にウェブＷに印刷を施す前段印刷ユニット１０ａと、前段印刷ユニット１０ａの下流側に設けられた後段印刷ユニット１０ｂ、１０ｃ、１０ｄとを備えている。また、グラビア印刷機は制御装置３０を有している。制御装置３０は、一の後段印刷ユニット１０ｃに対応する見当ずれ算出器３１ｃにより算出された見当ずれの大きさと、後段印刷ユニット１０ｃの上流側にある後段印刷ユニット１０ｂに対応するコンペンセータ操作量算出器３２ｂに送られた見当ずれの大きさとの両方に基づいて求められた見当ずれの大きさをコンペンセータ操作量算出器３２ｃに送る。 （もっと読む）