【課題】印刷速度を定常状態から増減する際に、見当ずれの大きさを許容範囲内に抑制できるグラビア印刷機およびその制御方法を提供する。
【解決手段】各印刷ユニット１０ａ、１０ｂ、１０ｃの版胴１１ａ、１１ｂ、１１ｃの回転速度を増減させる際に、この回転速度が予め設定された所定の範囲内の大きさであるときには、各コンペンセータローラ１４ｂ、１４ｃの位置を調整する際に、算出された各コンペンセータローラ１４ｂ、１４ｃの制御量に予め設定された所定の大きさの補正量を加える。一方、版胴１１ｂ、１１ｃの回転速度が予め設定された所定の範囲から外れたときには、算出されたコンペンセータローラ１４ｂ、１４ｃの制御量に補正量を加えることなく各印刷ユニット１０ａ、１０ｂ、１０ｃの版胴１１ａ、１１ｂ、１１ｃの回転速度を調整し、この際に見当ずれの大きさが予め設定された所定の範囲内の大きさとなる印刷速度条件に切り換える。 （もっと読む）

非接触式ウェブスタビライザが提供され、この非接触式ウェブスタビライザにおいて、ウェブの両側に配置された部材がウェブの面外振動を減じる。特に、第１の部材はウェブの一方の側に配置されており、第２の部材はウェブの反対側に配置されている。両部材は、ウェブと部材との間の距離がウェブが移動している方向で減少するように位置決めされており、ウェブを通常走行位置へ強制する高圧の向き合った領域を形成し、これにより面外ウェブ不安定性を減じる。
（もっと読む）

【課題】簡単、迅速かつ経済的に印刷ユニットにおいて紙ウェブが係合させられる印刷機を提供する。
【解決手段】印刷機１に、紙ウェブ３を係合させるための係合システム６９が設けられており、該係合システム６９が、フレーム２８の内側において実質的にブランケット胴２２Ａ，２２Ｂの全長に亘って延びることができる、紙ウェブ３を牽引するためのバー７０と、印刷ユニットが胴抜き配置を占めているときにブランケット胴２２Ａ，２２Ｂの間に設けられる空間６４を通って下流方向へバーを移動させるための少なくとも１つの移動装置７２とを有する。 （もっと読む）

【課題】 本発明は、紙通し時の仕立てを行なうにあたって主に片面粘着テープを使用していたので、前準備しようとすれば回りに付着し易いためできず、また、作業時に予定外の部分に付着し易くやり直しに時間がかかり、規定どおりの位置に仕立てることが難しいという課題を解決することを目的とする。
【解決手段】紙通しを行う場合のウエブ先端の紙通し仕立て方法であって、導引体を剥離紙付粘着テープでウエブの先端に貼り付けるようにしたことを特徴とする。 （もっと読む）

ウェブを印刷する少なくとも１つの印刷ユニットを有するウェブ印刷機における印刷対裁断見当を制御する方法において、各印刷ユニットは、他の印刷ユニットから独立して印刷ユニットを駆動する少なくとも１つの駆動装置を有している。この方法は、印刷ユニットと横裁ち装置との間の印刷対裁断見当を設定するためにウェブ補正装置位置を予設定し、印刷ユニットの駆動装置及び／又は横裁ち装置の駆動装置を制御することによって印刷中に印刷対裁断見当を制御することを含む。周方向見当を制御する方法及び印刷機も開示されている。
（もっと読む）