【課題】キャップ部材２７０内の吸収部材２７１を保持する押さえ部材２７７の上からインクを排除する。
【解決手段】インクジェット式記録装置１０のキャリッジ１６０がホームポジションにあるときに、キャリッジ１６０に装荷されたノズルプレート１６６に向かって上昇してノズルプレート１６６の表面を封止するキャップ部材２７０であって、キャップ部材２７０の内部に配置された吸収部材２７１と、吸収部材２７１を挟んでキャップ部材２７０に対向して配置され、吸収部材２７１をキャップ部材２７０上に保持する押さえ部材２７７と、押さえ部材２７７および吸収部材２７１の間に配置され、押さえ部材２７７および吸収部材２７１の両方に当接するように伸張する弾性部材２７９とを備える。 （もっと読む）

【課題】記録媒体を複数列にして搬送する並列搬送の状態で、縁なし印刷を行う場合に好適な、インク受け配置切り替え機能付きプラテンを有する画像記録装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッドと、複数の記録媒体支持面を有する回動自在なプラテン部材と、このプラテン部材を回動させる駆動手段とを有する画像記録装置であって、前記複数の記録媒体支持面は、搬送される記録媒体の両側端近傍に相当する位置に、複数種の記録媒体の搬送パターンに対応するインク吸収部材を有し、前記駆動手段は、搬送される記録媒体の搬送パターンまたは前記記録ヘッドの駆動条件に応じて、前記プラテン部材の有する複数の記録媒体支持面のうち、所定の記録媒体支持面を前記記録ヘッドに対向する位置に停止させる制御手段を備えることを特徴とする画像記録装置。 （もっと読む）

【課題】エアロゾル収集機構３０の性能を長期にわたって維持する。
【解決手段】開口１６８を形成された導電性のノズルプレート１６６を有して、記録用紙１７０上を往復移動しつつ開口１６８から記録用紙１７０の表面に向かって液体を噴射する記録ヘッド１６４と、液体が噴射される方向についてノズルプレート１６６に対向した位置において、記録用紙１７０に裏面から当接して位置決めするプラテン１５０と、記録用紙１７０についてプラテン１５０と同じ側において、プラテン１５０の周辺に配置され、ノズルプレート１６６とは異なる電位を有する周辺電極と、プラテン１５０の表面でノズルプレート１６６に対向する対向領域と周辺電極との間に形成され、液体に対する低い濡れ性を有して飛来した液体を保持しない分離部１５６とを備える。 （もっと読む）

【課題】 カールの強いシートをも負圧によってプラテン面に平面に保ちながらも搬送ローラで高精度に送ることを確実にするとともに、装置内インクミストを排気ダクトで機外に排気しつつも画質の低下を招かず、さらに吸引ファンによる電力消費を抑えるようなインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 機内ミストファンと吸引プラテンファンを同期して強弱調整する。
（１）印字中は、ミストファン弱、吸引プラテンファン強
（２）ラインフィード中は、ミストファン強、吸引プラテンファン弱
（３）また、ラインフィード中の吸引プラテンファンの負圧は、ロール紙の径により強弱をつける。 （もっと読む）

【課題】 余白無し記録用インクジェット記録装置において、
プラテン上のプラテンインク吸収材がインクを保持する量は限界があり、やがてあふれてしまうという課題がある。
【解決手段】
縁無し印刷時の記録媒体外側のインク滴の吐出を受けるプラテンインク吸収材のインク搾り出し機構を設ける。 （もっと読む）

【課題】印刷処理時間を増大させることなく、フラッシング量の増大に良好に対応することができる液体噴射装置及び液体噴射装置におけるフラッシング方法を提供する。
【解決手段】往復移動するキャリッジと、キャリッジに搭載され、ノズルからインクを噴射する記録ヘッドと、記録ヘッドがターゲットに対してインクを噴射する際のキャリッジの往復移動領域内であって、ターゲットの縁からはみ出した位置に設定される加速領域に設けられ、フラッシング時に記録ヘッドのノズルから吐出されるインクを受容するフラッシング受容部と、フラッシング時に、インク噴射状態が通常印刷状態よりもフラッシング量を多く必要とする高画質印刷状態であるか否かを判断する判断手段（ＣＰＵ）と、判断手段の判断結果に基づいてキャリッジの加速領域における速度を制御する制御手段（ＣＰＵ）とを備える。 （もっと読む）

【課題】 ２０インチとＢ２や、２４インチとＡ４といった用紙幅サイズの近い用紙夫々に対してフチ無し印字用のインク受け溝を設けると溝がくっついてしまい溝幅が大きくなる。そのため紙搬送の妨げとなり、その様なインク受け溝を設ける事が出来なかった。
【解決手段】 サイズの近い用紙は紙搬送時の基準位置を左右に振り分ける事で、フチ無し印字のインク受け溝もそれらに対応した位置に配置する。 （もっと読む）

【課題】シート状の記録媒体を用いて縁なし印刷を行う際にも、記録媒体の先端部および後端部における画質の低下を招くことのないインクジェットプリンタを提供すること。
【解決手段】印刷部に、記録媒体の吸着機構を有するインクジェットプリンタにおいて、前記記録媒体の先後端部を印刷するときに、当該記録媒体の先後端部に近い前記吸着機構の吸引孔を閉じる手段を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
ここで、幅方向のインク受け部は千鳥配置構造になっており、吸引孔の開閉は幅方向の列を単位として制御するように構成することが好ましい。
さらに、搬送方向のインク受けは、千鳥配置した幅方向インク受けの上流側と下流側のそれぞれとオーバーラップしており、吸引孔の開閉は、搬送方向のインク受けで区切られた幅方向の列を単位として制御するように構成することも好ましい。 （もっと読む）

【課題】インクジェット記録装置において、縁なし印刷に備えてプラテンに設けたインクミスト吸引孔にシートが過度に落ち込んで記録ヘッドによる画像品質が低下するのを有効に防止でき、しかもインクミストなどを有効に回収できるようにする。
【解決手段】プラテン２２に縁なし印刷に備えて設けたインクミスト吸引孔２５にシートＰが吸い込まれて落ち込むのを防止する。縁なし印刷時にシートの外域にまでインクを吐出することでインクの一部がインクミストになって空中浮遊する。そのインクミストを吸引するインクミスト吸引孔２５に支持突起２６ｂが設けることで、シートＰがインクミスト吸引孔２５に過度に吸い込まれて落ち込むのを下方から支える。それにより、シートＰを記録ヘッド３との距離を常に一定に保ち、画像品質を維持することができる。 （もっと読む）

【課題】 プラテンに形成された縁無し記録用穴におけるインクの固着や堆積を防止又は軽減することにより、縁無し記録用穴の目づまりを防ぐことができ、信頼性及び耐久性が向上したインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 プラテン３０の上面に、記録シートＰの幅方向端縁及び該端縁より外側部分を含む縁無し記録用穴３３を設ける。縁無し記録用穴の内壁面３５を、プラテンの上面から遠ざかるに従って穴の断面積が増加するような逆勾配の面で形成する。 （もっと読む）

【課題】基本的な構成を大きく変更することなく流難性廃インクの吸収材上面への堆積を抑制して被記録材裏面への廃インクの付着を防止すると共に部品及び製品コストの削減と装置の小型化とを図ることのできる廃インクの堆積抑制装置等を提供する。
【解決手段】本発明の廃インクの堆積抑制装置１は、廃インクＡ、Ｂの左右余白３５記録時における主走査方向Ｘ両端の打ち捨て部から外側の領域であり、尚且つ上下余白３６記録時以外の流難性廃インクＢの使用ノズル範囲３９内に属する領域において、吸収材３４に対して貫通した穴部３７、３８を設けた。また上記穴部３７、３８に代えて凹部４１、４２を設けた。 （もっと読む）

【課題】 インクジェットプリンタにおいて、回復ユニットや予備吐、縁無し印刷による廃インクを廃インクタンク内部の吸収体上に廃インクが固着しても、廃インクが吸収できるようにする。また交換式の廃インクタンクにおいては、ユーザーによる廃インクタンク交換時に、固着した廃インクが廃インクタンクの外部へ漏れないようにする。
【解決手段】 吸収体に、下層から上層に至るに従い穴径が小さくなる穴を設ける。その直上に回復ユニットや予備吐、縁無し印刷により生じる廃インクを導くことで、穴の内部に固着した廃インクを閉じ込める。また前記穴の側面の角度を、固着した廃インクの斜面に沿うように形成する事で、固着した廃インク上に滴下された廃インクが、吸収体に接触するようにする。 （もっと読む）

【課題】 ふちなし印字のはみ出し領域のプラテン吸収体に堆積したインクによりプリントするメディアの裏面を汚すことを予防すること。
【解決手段】 ふちなし印字によりプラテン吸収体に堆積したインクにより記録メディアの背面を汚す可能性がある時は警告を出し、交換が容易な特定サイズのメディアのはみ出し領域に対応したインク吸収体を個別に交換する。 （もっと読む）

【課題】媒体支持手段上に形成されているリブ頂部の液体による汚染を防止することができる液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置を提供することにある。
【解決手段】媒体支持手段２０３に形成されているリブ２０３ｂの根元領域に液体誘導部２０３ｂａを設け、前記液体誘導部の終端領域に設けられた液体溜部２０３ｂｂに前記液体を誘導する。これにより、媒体支持手段上に形成されているリブの根元に液体が流れ落ちてきても、その液体は液体誘導部から液体溜部に誘導されるので、リブの頂部に回り込むことによる被噴射媒体の汚染を防止することができる。 （もっと読む）

【課題】 インクジェット記録装置において可動プラテン上のふち無し印刷廃インクの吸収体と本体メンテナンス廃インクの吸収体を接続することをノズルと媒体間の距離調整機構を兼ねた簡略な機構で実現し、装置の保守も容易とすること。
【解決手段】 記録媒体からはみ出した位置に吐出されたインクを受容する第一のインク吸収体と、前記インク吸収体を保持する保持部を有し、記録位置での前記記録媒体を支持するプラテンと、インク吐出部のメンテナンス等で消費されるインクを受容する第二のインク吸収体とを備え、前記プラテンは基準面に対し弾性体で付勢され位置決めされており、かつ前記弾性体の付勢力で第一のインク吸収体と第二のインク吸収体が押圧接触され接続している。 （もっと読む）

【課題】印刷記録液以外のものを用いて間接的に求めるものに比べて精度よく印刷媒体の端部の位置を求めることができる。
【解決手段】本発明のインクジェットプリンタ２０は、帯電したインク滴をインク受け領域５２に吐出することにより発生する電圧変化を電圧検出回路５４により検出してノズル２３からインクが正常に吐出されるか否かのヘッド検査を実行可能である。また、このインクジェットプリンタ２０は、縁無し印刷が指示されると、印刷ヘッド２４内のインクを電圧印加回路５３により帯電させ、インク受け領域５２のうち記録紙Ｓのある領域と記録紙Ｓのない領域とにインクを吐出すると共に印刷ヘッド２４を移動させ、電圧検出回路５４により電圧が検出されなくなる位置に基づいて記録紙Ｓの端部を把握する。このように、インクそのものを直接用いて記録紙Ｓの先端部、側端部及び後端部を把握する。 （もっと読む）

【課題】 目的は、ふちなし印字によりプラテン吸収体に堆積したインクにより記録メディアの裏面を汚す可能性を回避すること。
【解決手段】 プラテン吸収体のふちなし印字のはみ出し領域のインク打ち込み量を算出し、閾値と比較し、インクが規定値以上に堆積したかを判断する手段、そしてその判断に基づきプラテン吸収体を回転させる手段と、堆積したインクをブレードでこそぎ落とす手段によって構成される。 （もっと読む）

【課題】液体吸収材の交換前後での被噴射媒体に対する液体の噴射状態の変化を防止することができる液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置を提供することにある。
【解決手段】被噴射媒体に対して余白無く液体を噴射する際に打ち捨てられる前記液体を受ける液体吸収材３１を吸収材保持手段３２で保持し、当該吸収材保持手段を媒体支持手段２０３に対して着脱自在とする。これにより、媒体支持手段を取外さずに液体吸収材を交換することができるので、媒体支持手段上に搬送されてくる被噴射媒体の支持状態は液体吸収材の交換前後で変化せず、被噴射媒体に対する液体の噴射状態を常に一定に維持することができる。 （もっと読む）

【課題】 ラテン吸収体に打ち捨てられたインクが、装置が傾いた状態に置かれることによって装置外観及び机等に溢れ出る問題を防止する。
【解決手段】 プラテンと、プラテン吸収体と、吐出口列が記録ヘッドの主走査方向と交叉する方向に並ぶ記録ヘッドの吐出口面を、吐出口列と交叉する方向から拭き取る、回復系に設けられたワイパーとを有するインクジェット記録装置において、装置筐体内壁に、インクを吸収する第２インク吸収体をワイピング方向に直線上に設け、第２インク吸収体が設けられた装置筐体内壁に第２凹部を形成し、第１凹部及び第１インク吸収体と、ワイパーと、第２凹部及び第２インク吸収体を、キャリッジが走査する主走査方向に直線上に配置する。 （もっと読む）

【課題】記録媒体の始端、終端、更には両方を余白無く印刷する場合に、記録媒体が打ち捨てられたインクで汚損される虞がなく、更に記録媒体の印刷持の位置をしっかりと規制して印刷品質を低下させないインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】副走査方向に多数のノズルが配列されたノズルアレイ２を有する記録ヘッド１と、記録ヘッドに対向して設けられ記録媒体の印刷時の位置を規制するプラテン３と、紙送りローラ８と、排紙ローラ９とを備え、前記プラテンは、前記ノズルアレイの副走査方向の下流側部分と対向する部分のプラテン面に第１穴１１が設けられ、記録媒体の始端７を余白無く印刷する際に該始端から外れて打ち捨てられたインク１２を該第１穴に導くように形成されている。記録用紙の終端に対しては第２穴１３が設けられている。 （もっと読む）