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Fターム[2G004BF05]の内容

濃淡電池(酸素濃度の測定) (7,146) | 保護手段 (1,359) | 保護コーティング (321) | 組成、材質 (85)

Fターム[2G004BF05]に分類される特許

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【課題】2層の多孔質保護層でガスセンサ素子を被覆することでガスセンサ素子の被水によるクラックを抑制すると共に、気孔率の高い内側多孔質層のクラック発生を抑制し、層強度を向上させたガスセンサ素子及びガスセンサを提供する。
【解決手段】固体電解質体105と該固体電解質体に配置された一対の電極104、106とを有する検知部150と、検知部を被覆してなる多孔質保護層20と、を備えるガスセンサ素子100において、多孔質保護層は内側多孔質層21と外側多孔質層23と、を備え、内側多孔質層の気孔率は外側多孔質層の気孔率より高く、内側多孔質層は、セラミック粒子21aと、セラミックを主成分とする平均繊維長さ70〜200μmのセラミック繊維21bと、を主成分とし、かつセラミック繊維の含有量が、セラミック粒子及びセラミック繊維の含有量を100wt%としたときに、25〜75wt%である。 (もっと読む)


【課題】 エミッション抑制と三元触媒のオンボード診断のロバスト性とを両立させることが可能な酸素濃度センサを提供することこと。
【解決手段】 本発明の酸素濃度センサは、測定対象ガス中の酸素濃度に応じた出力を生じるように構成されている。この酸素濃度センサは、酸素イオン透過性の固体電解質を備えている。本発明の特徴は、この酸素濃度センサが、「固体電解質よりも測定対象ガス側に設けられていて、PtとAgとを重量比で7/3≦Pt/Ag<75/25の割合で含む、貴金属層」、あるいは、「固体電解質よりも測定対象ガス側に設けられていて、PdとAgとを重量比で9/1≦Pd/Ag≦5/5の割合で含む、貴金属層」を備えていることにある。 (もっと読む)


【課題】ガスセンサ素子の基準酸素室に配置された電極間の絶縁性を確保できるガスセンサを提供すること。
【解決手段】基準酸素室113は、直方体形状の空間であり、この基準酸素室113の第3固体電解質体73側の表面には、基準電極111が配置され、この基準電極111に対向して、基準酸素室113の第2固体電解質体77側の表面には、第2外側電極117が配置されている。特に、第2外側電極117の全表面を覆う様に、電気的絶縁性を有する例えば純度99.9%以上のアルミナからなる多孔質の絶縁保護層165が形成されるとともに、基準電極111と絶縁保護層165との間には、何も充填されていない空間である空隙167が形成されている。なお、空隙167の厚みは、絶縁保護層165の厚みよりも大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】混合ガスから水素を選択的に酸化させることができる水素選択酸化触媒及びこれを用いたガスセンサ素子を提供すること。
【解決手段】混合ガス中からH2とO2とを選択的に反応させてH2を選択的に除去する水素選択酸化触媒及びこれを用いたガスセンサ素子である。水素酸化触媒は、SnO2を含有する。ガスセンサ素子1は、酸素イオン伝導性の固体電解質体11と、その一方の面111と他方の面112とにそれぞれ設けた測定電極12及び基準電極13と、固体電解質体11における測定電極12が配設された面に積層されると共に被測定ガスを透過させる多孔質の拡散抵抗層14と、その外側面に形成された多孔質の触媒担持層15とを有する。そして、触媒担持層15は水素選択酸化触媒を含有する。 (もっと読む)


【課題】固体電解質層の側面が露出する素子端面を電気絶縁材で覆う場合に、その電気絶縁性を高めることができるガスセンサ素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】C面取り後の焼成積層体143の側面に、第1、第2側面被覆部133、135を形成する。具体的には、ガラス材料を含む絶縁ペーストを、焼成積層体143の側面に塗布する。詳しくは、焼成積層体143の第1、第2側面111、113において、絶縁ペーストを、第1、第2長辺面取り部125、127の後端側からガス検知部19の手前にまでの範囲で塗布して絶縁ペースト層144を形成する。この時、絶縁ペーストは、第1〜第4長辺面取り部121〜127に若干はみ出す程度に塗布するが、第1主面21側及び第2主面23側に回り込まないようにする。その後、絶縁ペーストを塗布した焼成積層体143を、加熱して焼き付けする。 (もっと読む)


【課題】被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサに用いられるガスセンサ素子であって、該ガスセンサ素子の表面を覆う多孔質保護層の剥離が起こり難く、耐久性に優れたガスセンサ素子の提供を目的とする。
【解決手段】センサ素体3を耐熱粒子スラリー400に浸漬し、引き上げる際に、センサ素体3を、その長手軸方向に沿って上下動に移動させるのに加えて、その長手軸方向に対して直交する方向へも移動させることによって多孔質保護層4の上端面40とセンサ素体3の表面との接触角θが80°以下となるガスセンサ素子5を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】被測定ガス中のアンモニアガスに対するガス選択性や応答性に優れたアンモニアガスセンサを提供する。
【解決手段】軸船方向に延びる固体電解質体310と、固体電解質体310上に設けられる基準電極部320と、基準電極部320と対極となり、固体電解質体310上に設けられる検出電極部33及び選択反応層340とを備え、検出電極部331は、貴金属を主成分とし、選択反応層340は、金属酸化物を主成分とする。これにより、可燃性ガスの影響を受けることなく、アンモニアガスに対するガス選択性や応答性に優れたアンモニアガスセンサ1を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】煤等の付着に起因したガス濃度の検出性能の低下を抑制すると共に、多孔質保護層を用いて耐被水性を向上させたガスセンサ素子及びガスセンサを提供する。
【解決手段】複数の固体電解質体105,109を積層した検出素子部300と、検出素子部に積層され、検出素子部を加熱する発熱部102aを有するヒータ部200と、を備え、長手方向に延びるガスセンサ素子100であって、ガスセンサ素子のうち被測定雰囲気に晒される表面であって、且つ複数の固体電解質体の積層方向に沿う側面のうち、長手方向に沿ってヒータ部の発熱部の最高発熱温度位置HMより後端側の領域の少なくとも一部に、複数の固体電解質体を跨ぐように絶縁被膜23が被覆されており、ガスセンサ素子のうち絶縁被膜が形成された位置よりも先端側の領域には、絶縁被膜の先端部23aと重なりつつ、検出素子部の外部に露出する表面全体を覆う多孔質保護層20が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ガスセンサ素子の外側電極を覆う多孔質保護層の気孔が被毒物質で目詰まりし難く、かつ被毒物質を確実に捕捉できると共に多孔質保護層の密着性も良好なガスセンサ素子を提供する。
【解決手段】検出素子10と、該検出素子の表面に設けられた多孔質保護層20とを備えるガスセンサ素子であって、多孔質保護層は、スピネル粒子とアルミナ粒子とからなり、且つ、一方の粒子(以下、粗粒子という)が他方の粒子(以下、微粒子という)よりも粒径が大きく、さらに該粒子間に気孔が設けられており、JIS−R1655に基づき、多孔質保護層の気孔径に対する対数微分気孔体積の分布を測定したとき、1.5〜50μmにピークを有する大気孔Cと、0.05〜1μmにピークを有する小気孔Cとの2つの気孔が形成され、大気孔のピーク高さHと、前記小気孔のピーク高さHとに対し、(H/H)で表されるピーク比Rが0.7〜10の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】起電力式の酸素センサのリッチガス、リーンガスに対する感度の偏りを抑制し、酸素センサの感度を向上させる。
【解決手段】この発明の酸素センサは、内燃機関の排気経路に配置される起電力式の酸素センサであって、固体電解質を備える。固体電解質の一面側には、酸素センサが排気経路に設置された場合に排気ガスに接する排気極が配置される。固体電解質の一面とは反対側には、酸素センサが排気経路に設置された場合に大気に接する大気極が配置される。更に、大気極の、固体電解質に接する面とは反対側の面には、大気極への大気の透過率を低減するための大気極側コーティング層が配置される。 (もっと読む)


【課題】保護層の機能を維持しながら、その保護層の剥離を防止することができるガスセンサ素子の製造方法を提供すること。
【解決手段】ガスセンサ素子の製造方法において、保護層を形成するに当たっては、セラミック粒子21と、焼成により焼失する焼失性粒子22と、有機溶剤からなる溶媒と、溶媒に可溶性の有機バインダ樹脂23とを含有する保護層形成用材料20を作製する保護層形成用材料作製工程と、保護層形成用材料20を素子本体部10の拡散抵抗層17の外表面171上に塗布する塗布工程と、保護層形成用材料20を焼成し、保護層2を形成する焼成工程とを行う。保護層形成用材料20における焼失性粒子22の焼失開始温度は、有機バインダ樹脂23の焼失開始温度よりも高い。 (もっと読む)


【課題】焼成用セッタから発生した脱粒屑等が未焼成のガスセンサ素子の表面に付着した場合であっても、必要な抗折強度を確保することができ、ガスセンサ素子の破損の発生を抑制することのできるガスセンサを提供する。
【解決手段】板状の固体電解質体と、固体電解質体の一方の表裏面に形成され、当該固体電解質体と共に被測定ガス中の特定ガスの濃度を検知する検知部を構成する一対の検知電極と、を有するガスセンサ素子と、発熱体を有するヒータと、を積層させた板状の積層体を、素子挿通部材を介してハウジングに組み込んだガスセンサであって、積層体の積層方向の両側端部には、アルミナを主成分とする絶縁基体が設けられ、当該絶縁基体の積層方向の両側端面のうち、少なくとも素子挿通部材と対向する部位には、アルミナよりも高靭性な第1材料を主成分とする塗布層が形成され、積層体の積層方向と平行な面には、前記塗布層が形成されていない。 (もっと読む)


【課題】耐被水性を向上させ、耐被毒性を十分に確保し、内部に含まれる水分の蒸発に伴う表面保護層の割れ、剥離を防止することができるガスセンサ素子及びそれを用いたガスセンサを提供すること。
【解決手段】ガスセンサ素子1は、酸素イオン伝導性の固体電解質体11と、固体電解質体11に設けた測定電極12及び基準電極13と、被測定ガスを透過させる拡散抵抗層14と、発熱体171を設けたヒータ部170とを有する素子本体部10を備えている。素子本体部10の拡散抵抗層14における被測定ガスを導入するガス導入外表面141上には、被測定ガス中の被毒成分をトラップするための多孔質保護層2と、多孔質保護層2上に形成され、固体電解質体11が活性となる高温時において撥水性を有し、多孔質保護層2よりも気孔率が小さい表面保護層3とが設けられている。表面保護層3は、多孔質保護層2の一部が露出するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】多孔質保護層の膜厚の均一化を図り、内部応力の低減により多孔質保護層の亀裂を抑制して耐久性の高い多孔質保護層を有するガスセンサ素子とその製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】
被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサ素子10のセンサ部とヒータ部との所定の範囲を複数回に渡ってアルミナスラリーに浸漬し、乾燥し、熱処理して表面を覆う多孔質保護層160を形成するに際して、
アルミナスラリーに含まれるアルミナ粒子の平均粒径を22μm±4μmに調整すると共に、アルミナスラリーに含まれる10μm以下の微細粒径粒子の内、10μmの粒子の頻度を1.8%以下とし、10μm以下の粒子の積算量が8.4%以上、13.0%以下となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】被水割れによる保護層内に生じ得るクラックの発生を許容しながら、このクラックの素子本体への進展を抑止することのできるガスセンサ素子とこれを備えたガスセンサを提供する。
【解決手段】固体電解質体2とその両側の一対の電極とからなる検知部3と、発熱源5が発熱体4の内部に埋設されてなる加熱部6と、が積層されて素子本体10を形成し、この素子本体10の周囲に保護層20が形成されてなるガスセンサ素子100であって、素子本体10と保護層20の間に緩衝層30が介在しており、この緩衝層30のヤング率が素子本体10のヤング率の1/4以下となっている。 (もっと読む)


【課題】λズレを防止し、応答性に優れたガスセンサ素子及びそれを内蔵するガスセンサを提供する。
【解決手段】少なくとも、有底筒状の酸素イオン伝導性の固体電解質体100と、基準電極110と、測定電極120と、貴金属触媒を担持する電極保護層130、140、150と、ヒータ20とを有するガスセンサ素子10であって、電極保護層130、140、150に含まれる貴金属触媒の量をヒータ20により加熱される昇温速度の速い位置(底部)ほど少なくし、ヒータ20により加熱される昇温速度の遅い位置(基部)ほど多くする。 (もっと読む)


【課題】外周保護層に水滴が付着した際に基材にクラックが発生し難く、ライトオフ時間の長期化を抑制可能なガスセンサ素子を製造する方法を提供する。
【解決手段】焼成により固体電解質層となる未焼成体の表面に外部電極23を印刷形成後、セラミックス骨材と造孔材とを含むペーストにて外周保護層24を印刷形成して印刷積層体を作製する工程と、前記印刷積層体を焼成する工程とを含み、前記造孔材として熱硬化性樹脂の粒子を用い、焼成温度を1200〜1500℃として、外周保護層24の厚み10〜200μm、気孔率15〜65%、平均細孔径0.05〜9μmであり、外部電極23の平均細孔径Aと外周保護層24の平均細孔径Bとが0.05≦B/A≦0.9、外周保護層24の平均細孔径Bと下限20%細孔径Cとが0.5<C/B<1という関係を満たすガスセンサ素子を製造するガスセンサ素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】任意の形状・寸法の気孔を持った拡散律速部が得られ、被毒成分による気孔の閉塞を抑制することができるガスセンサ素子の製造方法を提供する。
【解決手段】焼成により固体電解質層となる固体電解質層用グリーンシートの表面に、電極の構成材料を含む電極用ペーストにて、電極を印刷形成した後、セラミックス骨材と造孔材とを含む拡散律速部用ペーストにて、前記電極を覆うように拡散律速部を印刷形成して、印刷積層体を作製する印刷工程と、前記印刷積層体を焼成する焼成工程とを含み、前記セラミックス骨材の平均粒子径が0.1〜9μmであり、前記造孔材が、平均粒子径0.15〜9μmの熱硬化性樹脂であり、前記造孔材の含有量が、前記セラミックス骨材と前記造孔材との合計体積の1〜50体積%であり、前記焼成工程における焼成温度が1200〜1500℃であるガスセンサ素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】常温において超絶縁検査を正確に行うことができると共に、高温時において耐被水性を十分に確保することができ、さらには早期活性を図ることができるガスセンサ素子。
【解決手段】ガスセンサ素子1は、酸素イオン伝導性の固体電解質体11と、固体電解質体11の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極12及び基準ガス側電極13と、被測定ガス側電極12を覆うと共に被測定ガスを透過させる多孔質拡散抵抗層14とを有する。多孔質拡散抵抗層14における被測定ガスを導入する外表面141上には、常温において親水性を有し、固体電解質体11が活性となる高温時において撥水性を有する表面保護層3が形成されている。 (もっと読む)


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