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Fターム[2G042BA10]の内容

Fターム[2G042BA10]に分類される特許

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廃水中に存在する有機結合ハロゲン濃度を決定する方法においては、既定量の廃水を採取して測定試料に変換する。続いて該測定試料についてスペクトル測定を行い、該スペクトル測定の結果を基準測定値と比較して、有機結合ハロゲンの濃度を決定する。有機結合ハロゲンを、抽出または吸着により、測定試料中で濃厚化する。無機結合ハロゲンを、測定試料から除去する。スペクトル測定値の基準測定値との比較を、ケモメトリック手法を用いて行う。自動測定装置9は、流系からある量の試料を採取するための装置10、該ある量の試料を測定試料に変換するための装置11、該測定試料についてスペクトル測定を行うための装置12、および該スペクトル測定の結果を基準測定値を用いて評価するための装置13を有する。測定装置はまた、ある量の試料を自動的に提供するための装置、および、測定試料をスペクトル測定を行うための装置12へ自動的に転送するための装置11を有する。測定装置はまた、他の分光的に活性な物質の濃度、特に、AOX寄与物質、BTEX寄与物質、アルコール、過酸化物、金属、アルデヒド、ケトン、ポリマー、芳香族化合物、官能性芳香族化合物または多環芳香族化合物の濃度を決定するために用いることもできる。
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【課題】 固体の試料に含まれるハロゲン元素を他の元素と同一の試液を用いて分析できるハロゲン元素分析用の試液を作成する方法を提供する。
【解決手段】 銀イオンを添加した硝酸を収容した容器2内に分析対象の固体のプラスチック材1を入れ(a)、ヒータ3にて加熱して、プラスチック材1を分解させた分解液4を得る(b)。プラスチック材1に含まれている全ての塩素は、気体となって放散することなく、塩化銀の沈殿5として捕集される(c)。この分解液4にアンモニア水を加えて、塩化銀を溶解させ、塩化物イオンが遊離した溶液6を得る(d)。得られた溶液6を試液として、ICP発光分析装置を用いて、塩素分析を行う。この同じ溶液6(試液)に対して、他の元素の分析を併せて行える。 (もっと読む)


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