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Fターム[3G023AD11]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 燃焼室の構成 (3,073) | 断熱手段 (28)

Fターム[3G023AD11]に分類される特許

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【課題】燃焼室壁面部の断熱層6へのカーボン堆積判定を容易に行えるようにする。
【解決手段】断熱層6へのカーボン堆積前に、所定のエンジン運転状態において、燃焼室壁面部の1燃焼サイクルの平均温度、及び、燃焼室壁面部の1燃焼サイクル中の最大温度の少なくとも一方を初期値として検出し、上記検出された初期値を記憶手段に記憶し、その後、上記初期値検出時と同じエンジン運転状態において、燃焼室壁面部の1燃焼サイクルの平均温度、及び、燃焼室壁面部の1燃焼サイクル中の最大温度の少なくとも一方を検出し、その検出した平均温度が、平均温度の上記初期値に対して、第1所定温度以上上昇するという条件、及び、上記温度検出ステップにて検出した最大温度が、最大温度の上記初期値に対して、第2所定温度以上低下するという条件のうちの少なくとも一方の条件が成立したときに、断熱層6にカーボンが堆積したとの判定を行う。 (もっと読む)


【課題】自着火が繰り返し発生することを抑制することができる可変圧縮比エンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】可変圧縮比エンジンの制御装置100は、一つ以上の気筒15と、気筒毎に機械圧縮比を低圧縮比と高圧縮比とに変更可能な可変圧縮比機構20と、を備える火花点火式エンジンである可変圧縮比エンジン10の制御装置であって、自着火の発生を気筒毎に検出する自着火発生検出部によって自着火の発生が検出された気筒の排気行程において気筒の機械圧縮比が低圧縮比から高圧縮比に変更されるように可変圧縮比機構を制御するとともに、排気行程の次に生じる吸気行程において気筒の機械圧縮比が高圧縮比から低圧縮比に変更されるように可変圧縮比機構を制御する制御部を備える。 (もっと読む)


【課題】断熱性と耐ノッキング性の双方に優れた内燃機関とその製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド1の底面1aとシリンダブロック2のボア2aと該ボア2a内を摺動するピストン3の頂面3aとから燃焼室NSが構成され、シリンダヘッド1の底面1aから点火プラグ4が燃焼室に臨む内燃機関10であって、少なくともシリンダヘッド1の底面1aには遮熱膜5が形成されており、この遮熱膜5による断熱性能は、点火プラグ近傍が最も高く、点火プラグから遠ざかるにつれて断熱性能が漸次低減するものである。 (もっと読む)


【課題】燃焼室の壁温を好適に低下させることが可能なエンジンを提供することを目的とする。
【解決手段】エンジン50Aは、燃焼室Eに対して設けられた複数の吸気弁54を備え、複数の吸気弁54のうち、一部の吸気弁である第1の吸気弁54Aで燃焼室Eに新気を吸入するとともに、複数の吸気弁54のうち、他の吸気弁である第2の吸気弁54Bで燃焼室Eから吸入した新気を掃気する。エンジン50Aは、吸気行程において複数の吸気弁54で新気を吸入および掃気する。複数の吸気弁54で新気を吸入および掃気するにあたっては、具体的には第1の吸気弁54Aに対応させて、燃焼室Eに吸入する新気を加圧する過給機30のコンプレッサ部31を設けている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧縮着火式内燃機関において、充填効率の低下を抑制しつつ冷却損失を低減することができる燃焼室の構造を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、圧縮着火式内燃機関の燃焼室構造において、ピストンの頂面に設けられるキャビティの側壁とスキッシュエリアに望むシリンダヘッドの壁面との少なくとも一方に、他の部位より熱伝導率が低い断熱層が設けられるようにした。 (もっと読む)


【課題】インジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料の噴霧がキャビティの壁面に沿って周方向に広がって隣り合う噴霧同士が干渉することによる燃料の過濃領域の形成を抑制し、且つ、噴霧からキャビティ壁面への熱損失を低減した内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】ピストン1の頂部に、上方に配置されたインジェクタ2から周方向に間隔を隔てて複数噴射された燃料の噴霧Fが衝突するキャビティ3を凹設した内燃機関の燃焼室構造であって、キャビティ3の壁面3xに、噴霧Fが衝突する部分に位置して、キャビティ3の内外方向に沿ったガイド溝4を複数設けて、噴霧Fが壁面3xに沿ってキャビティ3の周方向に広がることによる隣り合う噴霧F同士の干渉を抑え、ガイド溝4の表面にその窪みを保って断熱層7を設けて、噴霧Fから壁面3xへの熱損失を抑えた。 (もっと読む)


【課題】インジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料の噴霧がキャビティの壁面に沿って周方向に広がって隣り合う噴霧同士が干渉することによる燃料の過濃領域の形成を抑制し、且つ、噴霧からキャビティ壁面への熱損失を低減した内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】ピストン1の頂部に、上方に配置されたインジェクタ2から周方向に間隔を隔てて複数噴射された燃料の噴霧Fが衝突するキャビティ3を凹設した内燃機関の燃焼室構造であって、キャビティ3の壁面3xに、噴霧Fが衝突する部分に位置して、キャビティ3の内外方向に沿ったガイド突起4を複数設けて、噴霧Fが壁面3xに沿ってキャビティ3の周方向に広がることによる隣り合う噴霧F同士の干渉を抑え、ガイド突起4を断熱素材で形成して、噴霧Fから壁面3xへの熱損失を抑えた。 (もっと読む)


【課題】点火プラグの使用頻度を低減してその電極の劣化を抑制しながらも、点火プラグを使用していない場合における点火室での点火時期を適切なものに制御する。
【解決手段】点火点を覆うプラグカバー13内に点火室14が形成された点火プラグ11がシリンダヘッド6に装着され、点火室14とピストン2に面する燃焼室3とを連通する連通部15がプラグカバー13に備えられているエンジン1であって、点火室14において熱を蓄熱して混合気を表面着火する表面着火誘導部41と、点火室14内の状態を検出する室内状態検出手段と、点火室14の温度を制御する温度制御手段とを備え、温度制御手段は、室内状態検出手段の検出結果に基づいて、表面着火誘導部41による表面着火時期を制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関に関し、断熱性能を向上させた構造部材を備える内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】排気通路22の内壁に隣接して断熱材26が配置されている。高温の作動ガス(排気ガス)は、断熱材26が形成する流路に沿って流れている。断熱材26は、平均粒径が0.1〜3μmのMSS(球状メソポーラスシリカ)粒子26aの各粒子が接合材26bを介して粒同士が密集した状態で積層されている。MSS粒子26aには、平均孔径1〜10nmのメソ孔26cが無数に形成されている。 (もっと読む)


【課題】断熱構造を採用してもノッキングの発生を抑制することのできる内燃機関を提供する。
【解決手段】燃焼室の周囲に冷却手段が配設されると共に燃焼室を形成する内壁面に断熱層が配設され、該燃焼室に開口するポートを開閉する吸気弁及び排気弁と該燃焼室に臨んで配設された点火プラグとを備える火花点火式の内燃機関であって、断熱層のうち、点火プラグから直線距離で最も遠い部位近傍に配設された断熱層の断熱能力を他の部位に配設された断熱層の断熱能力よりも低くする。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関の運転方法を開示しており、前記内燃機関は、パワーピストンによって規定されるパワーチャンバーと、吸気バルブ及び排気バルブを有する少なくとも1つのパワーシリンダーと、圧縮ピストンによって規定される圧縮チャンバーと、フレッシュチャージ吸気バルブ及び貫流バルブを有する少なくとも1つの圧縮シリンダーと、前記貫流バルブの開放時に前記圧縮チャンバーに接続され、前記吸気バルブの開放時に前記パワーチャンバーに接続される貫流チャンバーと、
を備え、前記圧縮チャンバー内へフレッシュチャージを流入させると共に、前記圧縮チャンバーの容積を増やすステップと、前記圧縮チャンバー内のフレッシュチャージを圧縮すると共に、前記圧縮チャンバーの容積を減らすステップと、圧縮したフレッシュチャージの前記貫流チャンバー内への押し込みを行なうステップと、前記貫流チャンバー内のフレッシュチャージの前記パワーチャンバー内への押し出しを行なうステップと、前記パワーチャンバーのフレッシュチャージを燃焼させると共に、前記パワーチャンバーの容積を増やし、また熱エネルギーを物理的な出力に変換するステップと、燃焼したチャージを吐出すると共に、前記パワーチャンバーの容積を減らすステップと、を含み、前記貫流チャンバーの容積は、前記押し込みの間に少なくとも一時的に減らされ、また前記押し出しの終了時には、前記貫流チャンバーの最小容積の15[%]よりも小さく、好ましくは10[%]よりも小さく、より好ましくは5[%]よりも小さく、更により好ましくは1[%]よりも小さくなる。 (もっと読む)


【課題】ピストンの温度上昇を抑えて、ピストンの耐久性を向上させる。
【解決手段】本発明は、冠面61の断熱性能が冠面部位によって異なるように形成したピストン60と、ピストン60とシリンダヘッドとシリンダブロックとによって区画形成され、ピストン60の冠面周縁部とシリンダヘッドとの距離が大きい領域Xと小さい領域Yとを有する燃焼室と、を備える内燃機関であって、ピストン60は、燃焼室の領域X内の冠面61の断熱性能が、燃焼室の領域Y内の冠面61の断熱性能よりも高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドの下壁面に形成された凹部の内壁面に向けて燃料が噴射される直接噴射式の内燃機関において、凹部への液滴燃料の付着・残留を抑制すること。
【解決手段】シリンダヘッド20の下壁面とシリンダの内壁面とピストン30の上壁面とにより燃焼室Rが区画・形成される。シリンダヘッド20の下壁面には凹部21が形成されていて、燃焼室R内にて燃料噴射弁40の噴孔41から凹部21の内壁面に向けて燃料が直接噴射される。凹部21の内壁面において燃料噴射により形成される燃料噴霧の軸線Xが交わる部分(交差部A)のシリンダの軸線からの距離(D1に相当)が、シリンダの内壁面のシリンダの軸線からの距離(D2に相当)よりも大きい。これにより、燃料噴霧の軸線X上における噴孔41から交差部Aまでの距離を十分に長くすることができ、凹部21への液滴燃料の接触が抑制され得る。 (もっと読む)


【課題】ノッキングの発生を抑制するとともに、水噴射することができる水噴射式エンジンを提供する。
【解決手段】エンジン運転状態に応じて燃焼室内に水を噴射する水噴射式エンジン100は、ピストン基材からなる外周側ピストン冠面と、該外周側ピストン冠面の内側にピストン基材よりも熱伝導率が低い断熱部11bを配置した内側ピストン冠面とを有するピストン11と、内側ピストン冠面の断熱部11bに水を噴射する水噴射手段30と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ノッキングの発生を防止するとともに、断熱層による断熱効果によりピストンの耐久性を向上させることを課題とする。
【解決手段】本発明は、ピストン60とクランクシャフト33とを1本のコンロッドで連結する内燃機関と比較して、ピストン60が上死点の近傍に滞在する期間が長い内燃機関1の燃料噴射時期制御装置であって、燃焼室40内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁46と、上死点近傍で燃料噴射弁46から噴射された燃料が当たる領域に断熱層70が形成されたピストン60とを備え、上死点近傍で燃料を噴射するように、燃料噴射弁46の燃料噴射時期を制御する燃料噴射時期制御手段を有することを特徴とする。 (もっと読む)


動作中の熱損失を最小化するために少なくとも1つの燃焼室に関連付けて設けられた断熱用コンポーネントを有する断熱型2ストローク内燃エンジン用の改良型低排熱高効率エンジンシステム。このシステムは、動作サイクルの誘導部分における新気の吸入のためにポンプシリンダからの送気ポートに流体接続され、吸入バルブによって動作サイクル中に開閉する少なくとも1つの吸入ポートを有し、吸入バルブが動作サイクル中に開く期間が、回転の180°未満であることを特徴とする。
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【課題】 燃焼室の断熱化による冷却損失の低減を図りつつ、圧縮比の可変制御とヘッドガスケットへの高熱伝導材の適用とにより、ノッキングを回避しつつ高圧縮比化による熱効率の向上を図る。
【解決手段】 燃焼室7内に点火装置2が設けられ、機関運転条件に応じて機関圧縮比を可変制御可能な火花点火式内燃機関において、燃焼室7の壁面を構成するピストン冠面やシリンダの壁面に、断熱材により形成された断熱部を設ける一方、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介装されるヘッドガスケットの中で、少なくとも燃焼室7の周囲の部分に、熱伝導率に優れたカーボンナノチューブ複合材からなる熱交換部を設ける。
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【課題】直噴式の燃料噴射弁から噴射された燃料の霧化を促進して燃費を向上させるとともに、より確実に煤などのエミッションを低減できる技術を提供する。
【解決手段】直噴式の燃料噴射弁10を備える内燃機関の燃焼室2の壁面にセラミックなどによる断熱層15を形成して燃料の霧化を促進する際に、燃料噴射弁10から噴射された燃料が直接衝突する領域3aには、断熱層15を形成しないようにした。そして、燃料噴射弁10から噴射された燃料が領域3aに衝突した後に拡散する領域3bに断熱層15を形成した。 (もっと読む)


【課題】 従来利用されず棄てられていた排気ガス(排気損失)と冷却損失を動力源として回収することにより熱効率の向上を図った2ストローク断熱複合エンジンを提供する。
【解決手段】 断熱した筒内に、蓄圧器に蓄えられた圧縮空気と燃料を噴射し爆発・膨張する行程と、排気ガスを排出後の高温の筒内に、水または蒸気を噴射し筒内を冷却するとともに、過熱蒸気を発生させ排気する行程から成る2ストローク断熱エンジンに、該排気ガスと過熱蒸気を動力源とする排気タービンを付加し、該排気タービンによって発生した動力をクランクシャフトに伝達することにより、動力が複合され熱効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】ガソリン機関での拡散燃焼を簡便な構成で実現し、かつスモーク等の排気性能の悪化を防止する。
【解決手段】燃焼室1内に直接燃料を噴射する燃料噴射手段11と、点火手段12と、冠面にキャビティ4aを有するピストン4と、運転状態に応じた混合気の燃焼速度を検知する燃焼速度検知手段13と、混合気の供給速度を可変に制御する供給速度制御手段13と、を備え、燃料噴射手段11は、圧縮行程中にキャビティ4a内に向けてパイロット噴射を開始し、その後、パイロット噴射により形成された混合気に点火手段12によって火花点火することで形成した着火用火炎に向けて主噴射を行い、供給速度制御手段13は供給速度を燃焼速度と略同等となるように制御することにより、主噴射で噴射した燃料が着火用火炎に突入することによって形成された燃焼火炎を燃焼室1内に定在化させる。 (もっと読む)


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