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Fターム[3J047CD05]の内容

Fターム[3J047CD05]に分類される特許

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【課題】軸方向の一端側で軸直角方向内向きに突出したストッパ受部が設けられた筒状部に対して、インシュレータ本体を軸方向に圧入して組み付ける構造の防振装置において、ストッパゴム部を本体ゴム部に一体に加硫成形することを可能として、防振装置の所要コストを安価とすることのできる防振装置の製造方法を提供する。
【解決手段】軸方向に離隔した取付金具36及び72と、それらを弾性連結する本体ゴム部34とを有するインシュレータ本体12を、ブラケット14の筒状部22に圧入して組み付ける防振装置の製造方法であって、本体ゴム部34にストッパゴム部82を一体に加硫成形するとともに、組付工程では、ストッパゴム部82を弾性曲げ変形させて位置決め治具86の溝106に保持させた状態で取付金具72を筒状部22に圧入し、組み付けを行うようにする。 (もっと読む)


【課題】軸方向および軸直角方向の振動に対して防振効果を発揮する多方向防振型の流体封入式防振装置を、部品点数の少ない簡単な構造で実現する。
【解決手段】本体ゴム弾性体16に固着される中間スリーブ24と第2の取付部材14とを何れも軸方向中間部分に段差部26,40を有する段付筒形状とし、中間スリーブ24と第2の取付部材14とを段差部26,40を挟んだ軸方向両側筒部28,42および30,44においてそれぞれ嵌合固定すると共に、中間スリーブ24に形成された複数の窓部32,32を通じて開口する複数のポケット部38,38を本体ゴム弾性体16の外周部分に設けて、複数の窓部32,32を第2の取付部材14で覆蓋することにより複数の外周液室82,82を形成する一方、中間スリーブ24と第2の取付部材14との段差部26,40を軸方向で対向位置させてそれら段差部26,40の間に第2のオリフィス通路86を形成した。 (もっと読む)


【課題】防振基体自体の共振が支配的となる高周波数域において動ばね定数を低減する。
【解決手段】筒状の下側取付具12と、その軸芯部上方に配された上側取付具14と、両取付具の間に介設されたゴム状弾性体からなる防振基体16とを備え、該防振基体が下側取付具12から上側取付具14に向かって径小となるテーパ状壁部50に形成された防振装置10において、テーパ状壁部の小径側端部50Aが固着された上側取付具14の固着部52に、大径側端部50Bに向かって張り出す張出部54が設けられ、テーパ状壁部50は、張出部54が設けられた周方向位置における短壁部60と、張出部間の凹所56が設けられた周方向位置における長壁部62とを備え、短壁部の有効自由長Lと長壁部の有効自由長Lの比をL/L=0.6〜0.7に設定する。 (もっと読む)


【課題】部品点数を削減しつつ、部品の寸法や組み付け位置の精度管理を簡易とすることができる液封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切り部材7の取付金具71が筒部71bを備え、その筒部71bの先端(ゴム突起部73)をダイヤフラム5の取付金具52に当接させることで、オリフィス20を形成する。よって、オリフィス20を形成するための部品として仕切り部材7が2種類の金具を備える必要がなく、部品点数を削減できる。また、筒部71bの先端と取付金具52との間でゴム突起部53が狭圧され、シール状態が形成されるので、仕切り部材7とダイヤフラム5との間に、上下方向の相対位置のばらつきや傾きが発生した場合でも、シール機能を確実に発揮させられる。その結果、部品の寸法や組み付け位置の精度管理を簡易とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 防振装置の異種金属が当接する部分に電食が発生するのを簡単な構造で効果的に抑制する。
【解決手段】 防振装置の弾性体16の内部に一部を埋設されたインナー部材15と、そのインナー部材15にボルト32で締結されるブラケット31とが異種の金属で構成される。インナー部材15およびブラケット31の当接部に電食が発生する可能性がある場合でも、インナー部材15の端面15aに弾性体16の延出部16cの内周に臨む環状溝15bを形成し、ブラケット31をインナー部材15の端面15aに締結したとき、延出部16cの先端のリップ16dがブラケット31により圧縮されて環状溝15bを埋めることで、リップ16dがブラケット31に当接するシール長を大きくしてシール効果を充分に高めることができる。しかも既存の弾性体の一部を延長するだけ済むため、構造が簡素化されて低コストで実現可能である。 (もっと読む)


【課題】特殊設計のベローズに頼ることなく微小振動に対して安定した振動絶縁能力を持った振動絶縁装置を提供すること。
【解決手段】振動絶縁装置1は、ダンパ部3と、少なくとも一つの弾性部5,7とを備える。ダンパ部3は、所定の中心軸100方向に並びそれぞれ内部に流体が貯留された二つの容積室110,111と、それら容積室110,111を連通する環状のオリフィス109とを含む。二つの容積室110,111は、ダンパ部3への振動の入力に伴い、一方の容積室110内の流体がオリフィス109を通って他方の容積室111へと移動することで、一方の容積室110の容積減少と他方の容積室111の容積増大とが生じるように構成されている。弾性部5,7は、中心軸方向に間隔をもって並んだ少なくとも一対の板ばね111,112,113,114を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】異音の発生を抑制しつつ、ブラケットと第1取付け部材との連結を確保し易くすることができる。
【解決手段】振動発生部および振動受部のうちの一方に連結されるブラケット2と、該ブラケット2に連結された第1取付け部材3と、振動発生部および振動受部のうちの他方に連結される第2取付け部材4と、第1取付け部材3と第2取付け部材4とを弾性的に連結する弾性体6と、を備え、ブラケット2および第1取付け部材3のうち、いずれか一方に備えられた圧入孔10に、他方に備えられた圧入部21が圧入されることで、ブラケット2と第1取付け部材3とが連結され、圧入孔10の内周面18は内周弾性層9によって形成され、圧入部21のうち、圧入孔10内におけるその軸線O2方向の中間に位置する中間部分の外面22には、内周弾性層9の被係合部27に係合した凹状または凸状の係合部26が形成されている防振装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】外筒をゴム弾性体に外嵌する際に、連通溝における窪み部側の外端部の溝幅が狭められるのを抑制する。
【解決手段】ゴム弾性体13に、周方向で隣り合う窪み部14の内部同士を連通する連通溝15が形成され、各窪み部に被覆部材17が各別に嵌合されて液室が画成され、外筒12はゴム弾性体に外嵌され、連通溝は、ゴム弾性体と一体に形成された一対の立ち上がり壁22により画成され、被覆部材には、連通開口と、連通開口と連通溝とを接続する接続溝と、が形成され、連通溝、連通開口および接続溝が、外筒に覆われることにより、周方向で隣り合う前記液室同士を連通するオリフィス通路が画成され、被覆部材は、連通溝における窪み部側の外端部内に位置して、一対の立ち上がり壁を溝幅方向の内側から支持する支持突起21を、溝幅方向に間隔をあけて一対備えている。 (もっと読む)


【課題】内筒と、それの外周面に摩擦係合させる部材との連結を十分強固なものとするとともに、摩擦係合させた部材の相互間からの、内部の封入液体の漏出を確実に防止して、所期したとおりの振動減衰性能を安定的に発揮させることができる液体封入式防振装置を提供する。
【解決手段】剛性嵌合筒部材10の、仕切壁6側の端部分を、他の部分に比して拡径させて、該拡径部分10aと内筒2との間に、仕切壁6側への突出箇所11aを有する、一方の本体ゴム5と一体をなす環状弾性部材11を設け、剛性嵌合筒部材10を、内筒2の外周面に摩擦係合させるとともに、環状弾性部材11の前記突出箇所11aを、内筒2の外周面に設けた段差2aおよび、仕切壁6の剛性材料からなる部分の少なくとも一方で押し潰してなる。 (もっと読む)


【課題】単純な構造の金型を用いて製造でき、2方向減衰が可能な防振装置を得る。
【解決手段】第1主液室28の径方向外側に、第2主液室40A、40Bが配置される。第1主液室28を構成する第1窪み部34と、第2主液室40A、40Bを構成する第2窪み部42A、42Bは同一方向に開口されている。これにより、第2窪み部42A、42Bの開口方向が第1窪み部34の開口方向と異なる構造と比較して、金型の構造が単純になる。 (もっと読む)


【課題】低コストで、ゴム部材の耐久英およびゴム部材と外筒部材との接着面の耐久性を確保することのできる防振装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中心部材の軸線を通る断面において、ゴム部材3の上側面3aは、外筒部材2上端の半径方向内側を始端として一旦下側に向かったあと滑らかに上側に向かい勾配を反転させることなく中心部材外周面に終端する曲線をなし、外筒部材2は、他方の被連結体11の内周面に圧入されて固定される本体部21の上部に、本体部21より径小に絞られた上部径小部22とを有する。 (もっと読む)


【課題】装置外面を構成する金属製の第2取付部材の外周面に防錆塗料を塗らずに錆の発生を防止可能な防振装置を提供すること。
【解決手段】内側取付部材22と、金属製の外筒12と、内側取付部材22と外筒12との間に設けられて両者を連結する弾性体26と、弾性体26に対向するように外筒12の内側に設けられて弾性体26と共に液体が封入される液室の一部を形成するダイヤフラムと60、ダイヤフラム60と一体的に形成され外筒12の外周面を覆う被覆ゴム部66と、を防振装置10が備えることで、外筒12の外周面に防錆塗料を塗らなくても錆の発生を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ブラケット部材と外筒部材との固定を確実に行うと共に、2分割のブラケット部材を必要としない防振装置を提供する。
【解決手段】ブラケット部材12は、略円筒状とされ、空間構成部12A及び外筒保持部12Bを備えている外筒保持部12Bは、開放端側が大径となるテーパー形状とされている。外筒保持部12Bの開放端側には、周方向に所定間隔で軸方向Sに突出した折返し部12Dが形成されている。外筒部材20は、略円筒状とされ、大径部22、固定部24、及び、小径部26を備えている。大径部22は、開放側が小径となるテーパー形状とされ、ブラケット部材12の外筒保持部12Bの内側に配置されている。外筒部材20は、固定部24でブラケット部材12の折返し部12Dが径方向内側に折り返され、ブラケット部材12の内周に加締め固定されている。 (もっと読む)


【課題】コア部材に付着した樹脂への歪に影響を受けることなく、熱耐久性を向上させることができる防振装置を提供する。
【解決手段】振動の発生側および伝達側のそれぞれに取り付けられる剛性部材のいずれか一方を、金属部材からなるコア部材2、他方をスリーブ状部材3とし、このスリーブ状部材3の一端部を、コア部材2を取り囲むゴム弾性体4によってコア部材2の外周面に液密に連結するとともに、そのスリーブ状部材3の他端をダイヤフラム6によって液密に封止して、少なくとも、ダイヤフラムとゴム弾性体との間に区画されて液体を封入された液室7を、仕切部材8によって、スリーブ状部材の軸線方向に二分割して主液室7aと副液室7bとに区分し、剛性部材を主体とする制限通路9によってそれらの主液室7aと副液室7bとを連通させ、コア部材2の、少なくとも中間部より液室側を樹脂層11で覆うとともに、コア部材2の液室側の先端部分を露出する。 (もっと読む)


【課題】ゴム弾性体の隔壁部分等への、歪の集中に起因する、ゴム弾性体への早期の破損の発生を有効に防止してなお、コア状取付部材の押込み変位に伴う、主液室の、広い範囲にわたる大きな圧潰変形、ひいては封入液体の多量の流動を可能として、すぐれた振動減衰機能の発揮を担保できる液入り防振装置を提供する。
【解決手段】振動の、発生側および被伝達側のそれぞれに連結されるそれぞれの取付部材14,18と、コア状をなす一方の取付部材14の周りに、スリーブ状をなす他方の取付部材18を連結するゴム弾性体22とを具え、両取付部材14,18の軸線方向の相対振動および、その軸線を直交する方向の相対振動のそれぞれを吸収するものであって、コア状取付部材14の、ゴム弾性体22内への埋め込み部分で、主および副液室28,30側の端部分に、一対の横液室36a,36bの方向へのみ突出する形態のそれぞれの突部44a,44bを設けてなる。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの発生に起因した減衰力の低下を回避し得る弾性連結体を提案する。
【解決手段】弾性連結体を、第1凹部1aを有する第1構成部材1と、この第1構成部材1の第1凹部1aに対向する第2凹部2aを有する第2構成部材2と、第1構成部材1及び第2構成部材2にそれぞれ設けられ、該第1項構成部材1及び第2構成部材2を連結して第1凹部1a、第2凹部2aとによって作動液の充填空間Mを区画形成する第1嵌合部3、第2嵌合部4とを備え、前記第1構成部材1と第2構成部材2との間に、第1凹部1a、第2凹部2aへ連通する貫通路5aを有し、作動液の充填空間Mを第1凹部側と第2凹部側に2分するとともに第1構成部材1、第2構成部材2の外周縁部を通り越して外側へ延在する第3構成部材5を設ける。さらに第1構成部材1、第2構成部材2を連結する軸部材8を設け、作動液に対して予め圧縮方向の圧力を付与する構造とする。 (もっと読む)


【課題】中心部材1の先端1aが、ゴム部材3と外筒部材2との接着面11の上端より下方に位置し、ゴム部材3の上面12および下面13はともに、中心部材側1で高く、外筒部材2側で低く、上面12の水平面に対する傾斜角度α1が、下面13の傾斜角度α2より大きくした防振装置10のゴム部材3の耐久性を大幅に向上させることのできる防振装置を提供する。
【解決手段】防振装置10において、中心部材1のゴム部材3との接着面18の、軸線によって区切られた半部は、水平面に対する傾斜角度が、上から下に向かって単調に減少するよう構成されるとともに、直線もしくは単一の曲率半径を有する円弧よりなる第一曲線部分15および第二曲線部分16と、合計のペリフェリ長がこれらの曲線部分のいずれよりも短い他の曲線部分とよりなり、第一曲線部分15および第二の曲線部分16の相互に近い側の端E2、E3を結んだ線分の中点を折曲点Qは、無負荷状態で前記外筒基点P1より上方に位置する。 (もっと読む)


【課題】部品点数を増やすことなく、エンジンの水平面内方向の変位に対して効果的に制振することのできるペンデュラム方式のエンジン支持構造を提供する。
【解決手段】エンジン1を、液体封入式防振装置2、3を介して車体11から支持するとともに、この液体封入式防振装置2、3を、上下方向の振動を抑制する第一主液室および第一オリフィスのセットと、水平方向の振動を抑制する第二主液室および第二オリフィスのセットとで構成する。 (もっと読む)


【課題】低周波大振幅振動に対する減衰性能の向上と、高周波微振幅振動に対する動ばね定数の低減を、高レベルで両立するとともに、材料コストの削減と軽量化を図る。
【解決手段】弾性壁46とこれを挟み込む一対の仕切り板48,50で構成した仕切り体40において、弾性壁46を、境界線部64の内周側で仕切り板の板面48B,50Bに離隔して対向配置された薄肉壁部66と、境界線部の外周側で段差状に増厚された厚肉状厚肉壁部68とで構成する。また、下側取付具14を、中間部材26と、その下方側に結合されるダイヤフラム部材27と、上方側に結合されるストッパ部材28とで構成し、ストッパ部材に設けたストッパ固定部39により車体フレーム102に固定することで、少なくともダイヤフラム部材27が車体フレームに埋め込まれるよう構成する。 (もっと読む)


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