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Fターム[3J056CA18]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 係合部材の形状、構造 (1,079) | クラッチ係合部材の構造 (234) | 複合型 (165) | 積層型 (117) | ライニングを有するもの (109) | ライニングを固着するもの (7)

Fターム[3J056CA18]に分類される特許

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【課題】湿式多板構造としてもATFの潤滑状態の影響が受け難く、引き摺りトルク低減が可能なこと。
【解決手段】従来の摩擦材の表面のみに樹脂を添加し、硬化することで摩擦材表面のみに存在する樹脂を多くなるようにしたものに相当し、成形時の表層のつぶれを抑制することで潤滑油の吸収性と内部の気孔率を同等にしたまま、必要以上に柔軟性が高くなることを防ぎ、引き摺りトルクの低減を図ったものである。特に、摩擦材の少なくとも摩擦面の表面の10μm以下を熱可塑性樹脂によって摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしたものであるから、潤滑油の吸収性と内部の気孔率に影響を与えず、ATFを取り込み、取り込まれたATFは、従来と同様、摩擦面に有効に供給され、係合時に生ずる摩擦熱を効率よく排出できる。そして、前記摩擦材の摩擦面の表面の10μm以下を摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしている。 (もっと読む)


【課題】摩擦材とバックプレートとが強固に接合された摩擦部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属及びセラミックスを含む摩擦材10が金属製のバックプレート20に接合された摩擦部材1であって、摩擦材10とバックプレート20とは焼結により接合されており、摩擦材においてバックプレート側の端部近傍部11では、金属の濃度がバックプレートに向かって徐々に増加している。この摩擦部材1の製造方法は、金属粉末とセラミックス粉末とを所定の第一割合で混合した混合粉末、及び、金属粉末とセラミックス粉末との割合が第一割合とは異なる複数種類の混合粉末を、金属粉末の割合が漸次変化するように積層し、粉末積層体30を得る積層工程と、粉末積層体において金属粉末の割合が最も高い層をバックプレートと当接させた状態で、粉末積層体とバックプレートとを加圧しながら焼結させて接合する焼成工程とを具備する。 (もっと読む)


【課題】乾式摩擦材において、余分な取付け材料を必要とせず、余分な工程も省略することができて、製造コストを低減できること。
【解決手段】乾式摩擦材1は、使用時には常に芯金2に摩擦材基材3が押し付けられているものであって、平板リング形状を有する芯金2の角度60度ごとに、合計六箇所の凸部2aが設けられており、平板リング形状を有する摩擦材基材3の角度60度ごとに、合計六箇所の貫通孔3aが設けられている。摩擦材基材3の厚さは2.4mmであり、凸部2aの突出高さは1.2mmである。そして、取付け前の貫通孔3aは内径が入り口から奥に向かって小さくなるテーパー形状を有しており、貫通孔3aの入り口の内径とほぼ同じ外径を有する凸部2aが、貫通孔3aのテーパー形状を押し広げるように嵌合することによって、嵌合部分に拘束力が加わり、より強固な取付けが実現される。 (もっと読む)


【課題】 コストアップを招くことなく、摩耗限界に達する前に摩耗状態を検知することができる電磁ブレーキ及び電磁クラッチを提供すること。
【解決手段】 電磁ブレーキ1は、被制動軸に固定されて一体に回転する磁性体からなるハブプレート10と、ハブプレート10に対して軸方向に離れて対向する磁極体20と、ハブプレート10と磁極体20との間に配置され、軸方向にスライド可能で回転不能に磁極体20に取り付けられた磁性体からなるアーマチュア30と、ハブプレート10のアーマチュア30に対向する面に固着された摩擦板11と、アーマチュア30とハブプレート10とを通る磁気回路を形成するための一対のヨーク40、41と、一方のヨーク41に巻かれた検出コイル42と、検出コイル42の電圧値に基づいて摩擦板11の摩耗状態を検知する摩耗検知回路43とを備えている。 (もっと読む)


【課題】種々の熱特性や係合特性の要求に対応でき、しかも製造が容易でコストアップも避けられた湿式多板クラッチ及び湿式フリクションプレートを得る。
【解決手段】図の符号10はフリクションプレート20とセパレータプレート30とが交互に配設されている湿式多板クラッチの配列を示す。フリクションプレート20の両面にはそれぞれ材質、厚さなどが異なる異種の摩擦材21、22が固着され、それぞれセパレータ30の双方の面31、32と係合する。摩擦材21、22をフリクションプレート20のコアプレート23の両面に固着する際、図で左右を揃えればセパレータプレート30の面31、32には異なる摩擦材21、22がそれぞれ係合するが、摩擦材21、22を互い違いに固着すれば一つのセパレータプレート30の両面に同じ摩擦材21または22が係合する。 (もっと読む)


【課題】伝動装置の同期機構構成要素として用いることのできる摩擦ライニングを形成する。
【解決手段】本発明に基づく摩擦ライニング11は、伝動装置の同期機構構成要素3のための酸化物セラミックス層から成っており、該酸化物セラミックス層は、酸化チタン(TiO)、酸化ジルコニウム(ZrO)、スピネル(MgAlO)、及びケイ酸塩ジルコニウム(ZrO/SiO)の材料のうちの少なくとも1つを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 クラッチのライナーに対する熱の影響をなくす。
【解決手段】 本発明は、中心部分(16)および摩擦ライナーの受けるための周辺部分(17)とを備え、前記周辺部分が前記摩擦ライナーの少なくとも1つと接触し、この摩擦ライナーを固定するための少なくとも1つの支持ゾーン(21a、21b、23a、23b)を備え、前記周辺部分が軸方向に弾性的であり、内径部および外径部の双方に垂直な軸方向の負荷によって屈曲するようになっており、内径部に垂直な軸方向の屈曲変位量が外径部に対して直角な変位量よりも大となっており、一実施例によれば、周辺部分が翼部(17)にセグメント化されており、各翼部がベース(30)を介して前記中心部分(16)に接続されている、自動車用のクラッチ摩擦ディスクを形成するためのライナー支持ディスクに関する。本発明は、回転時に入力シャフトにロックされるようになっている反作用プレートと、外周部に摩擦ライナーを支持し、回転時に出力シャフトにロックされるようになっている摩擦ディスクと、圧力プレートと、反作用プレートに固定されたカバーと、カバーと圧力プレートとの間で軸方向に作用する弾性手段とを備え、圧力プレートがカバープレートに共に回転するように固定されており、カバープレートに対して軸方向に移動自在であり、摩擦ディスクがかかるライナー支持ディスクを含む、自動車用クラッチにも関する。
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